【撮影地情報】関東一の歴史を誇る、難攻不落の「小田原城」

皆さま、こんにちは。
先日フィルムカメラを持って出かけた際に、
電池を入れ損ねたことをフィルム1本使い切ったところで気が付いた
レモン社・横浜店の花田です。

さて、今回は戦国時代~江戸時代にかけて名をとどろかせ、
難攻不落と呼ばれた「小田原城」のご紹介です。

関東圏で天守閣まで現存しているのは小田原城だけだそうで、
国内外から多くの観光客が訪れる場所となっています。

そんな小田原城、最期の戦いとなったのは、豊臣秀吉の来攻。
城下町全体を囲む、およそ9kmの空堀と土塁「総構(そうがまえ)」を築きますが、
18万の大軍に包囲され、終戦となりました。

<個人的にかっこいいと思ったところ>
城下町全域を囲うという発想……!!
そして小田原城は、「落城」ではなく「開城」という形で終わりを告げたんです。

最後まで「落ちる」ことのなかったお城、まさに難攻不落。なんとも魅力的じゃあないですか。すき。

F5.6 1/400 ISO-100

F5.6 1/320 ISO-100

正面入口から入り、馬出門をくぐると多数の矢狭間、
鉄砲狭間がある枡形門が見えてきます。
攻め入る側・守る側、この2つの視点を想像して、思わず息を呑んでしまいました。

F5.6 1/160 ISO-100

狭間を内側から見た写真です。
内側から外に向かって狭くなっているため、
城外からは当てづらい構造になっています。
先人達の知恵は本当にすごいものです。

F5.6 1/320 ISO-100

銅門(あかがねもん)の正面から撮影した1枚。
櫓の中には、「石落とし」(上から石を落として敵の侵入を防ぐ)の
仕掛けがあります。

F5.6 1/ 40 ISO-1600

私が行った日は、内部の特別公開も行われておりました。
(土日祝日(1000-1500)のみ公開、入場無料。)

※ここで記事を読んでくださっている皆さまに、突然ですがお詫び申し上げます。
 天守閣からの風景写真がございません。(誤ってデータを削除いたしました。)
 本来ならば、真鶴半島や伊豆諸島、小田原の街や相模湾が一望できる場所になっております。

 皆さま、心の目で、そして小田原城に足を運びご自身で、その風景をご覧ください。
 (撮影地情報とは・・・・・・・?)

F5.6 1/80 ISO-640

小田原城址公園内には、こども遊園地もございます。
夏休み中ということもあり、子供連れのご家族も多く見受けられました。

F5.6 1/30 ISO-500

そのまま道を下っていくと「報徳二宮神社」がございます。
緑に囲まれた、涼しげのある一枚となりました。
苔もいい雰囲気を出しており、風が吹けば汗も引くような場所でした。

F5.6 1/40 ISO-160

何を隠そう、二宮金次郎です。
今日も変わらず、読書に励んでおられました。
お勤めご苦労様です!!('◇')ゞ

F5.6 1/40 ISO-200

F5.6 1/125 ISO-640

そして「きんじろうカフェ」なるものも……!!
江戸時代に金次郎が食べていた「呉汁」や、
オリジナルグッズなどの販売もあります。
蚊取線香の匂いに包まれ、落ち着きのある空間でした。

F5.6 1/80 ISO-320

【使用機材】

ボディ:Canon EOS 8000D
レンズ:Canon EF-S 18-135mm IS STM

【小田原城 ご利用案内】

●開館時間 午前9時00分〜午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
      ※イベント時、開館時間の変更あり

●休館日  12月第2水曜日 ※館内整理のため12月31日〜1月1日

●入館料  天守閣単独券(個人)一般 500円、小中学生 200円
       (30人以上の団体)一般 400円、小中学生 160円

●アクセス
 〒250-0014 神奈川県小田原市城内 TEL:0465-22-3818
 電車でお越しの場合:
小田原駅から徒歩10分
 お車でお越しの場合:小田原厚木道路「荻窪IC」から約10分
            西湘バイパス「小田原IC」から約5分
            東名高速道路「大井松田IC」から約40分


さてさて最後になりますが、
今回ご紹介した以外にも、小田原にはたくさんの魅力がございます。

駅前の商店街はとても賑わっていましたし、少し海側のほうへ出てみれば、薬博物館、ういろう博物館、染め織り館、かまぼこ伝統館、かつおぶし博物館など、様々な観光スポットがございます!


次に足を運ぶときはそっちの方へも行ってみたいと思っています。
皆さまもぜひ小田原へ…!!

ただし、この時期はくれぐれも熱中症にお気をつけください。
対策をしっかりとして撮影へ行きましょう。


それではまた次回!
レモン社・横浜店の花田がお送りいたしました。