やっぱりツアイスはダテじゃない! のか? ~ 京セラ T PROOF ・続き~ 

いやー、みなさんも心の中にわだかまっていることのひとつやふたつ

ありますよね。


世の中に、何の屈託もない人なんているのでしょうか。というか、

屈託のある人の方が魅力的だったりしますよね。


日本中が知ってるあのセレブリティでさえも、人に言えない悩みを

抱えて日々過ごしています(←例えばスーパーで牛肉買う時に、

自分としては安いのでいいのに、人目を気にして黒毛和牛を買って

しまうとか…、知らんけど)。

ん?
何が言いたいのかって?

いやー、何も悩みがなさそうなワタクシにもそんなモヤモヤがあるの

です。だいたい今年の4月あたりからで、ワタクシが4月に書いた

ブログ(←コレ)がモヤモヤの原因です。

そう、そちらのブログでは京セラ T PROOFを取り上げておりまして、

その描写について「色乗りがいい」「シャープ」などと持ち上げといて、

次回はその写真を載せると書いています。


そろそろ賢明な皆様には想像がおつきなのではないでしょうか。


そうです!ワタクシ続きを書いておりません!(高らかに)

いやー、ずっと気になってたんですよ。血糖値が上がってもあんまり気に

しないワタクシですが、ブログが上がってないことは気にしてたんです。


ほら、気にしてるでしょ。



気にしてる間にも、ワタクシの書いたヘンテコなブログにしては申し訳

ないくらいに閲覧数が増えていったり、カメラのナニワ梅田2号店の

W林さんからは、遠慮がち(?)に「続きは?」と聞かれたりと、

一時たりとも気の休まることはありませんでした。

じゃあなぜ書かなかったかと言うと…、

ブログのために撮ったフィルムを現像したところ、

ワタクシの記憶の中にあるT PROOFの写真ほどは(←ここ大事)

「色乗りよくもなく」、「シャープでもな」かったからです。

むむむ。

では、それらの写真をば…

うーん、色合いは特筆するほどでもないか…。

ガチャガチャしない自然なボケではあるけれど…。

上の3枚は、京都の八坂庚申堂で撮影しました。色乗りの良い写真を撮る

べく、ワタクシが奮闘しているのがよく分かります(ワタクシ頑張った

なあ)。


うーん?デジタル写真に慣れてしまったのかなあ。




あ、でもやっぱりボケは自然な感じです。

暗部がつぶれていないのもヨロシ。

シャープさも十分です(ワタクシの記憶にあるほどではないというだけです)。

左下にポールが写っているのはご愛嬌。


今回いちばん印象的だったのはその臨場感や空気感とでもいうのでしょうか。

木立の様子や、水面に反射した雲の描写から感じられる奥行きとか、立体感は

さすがだと思います(この画像の大きさで伝わるかなあ?)。


久しぶりに使ってみての感想

〇シャッターボタンのストロークが明確でなく、いつシャッターが切れたのかが

分かりにくい。

撮れたと思ったらまだ撮れてなくて、 ブレたこともありました(カメラの

せいです。ワタクシせいではない!…と思いたい)。


〇やっぱり露出補整ができないのは不満。

どうしても露出を調整したい時は、裏ワザとして、撮りたいところよりも明るい

所でフォーカスロックしてから撮影するとアンダーめの仕上がりになります

(下の写真)。オーバー目に撮りたいときはその逆で、暗い場所でフォーカス

ロックします。ただし、ピントを合わせたい部分と同じ距離くらいのところで

フォーカスロックしないとピントがぼけます。


【結論】

・デジタルカメラの描写に慣れた目には、それほど色乗りが良いとは思えない

・立体感、空気感、臨場感はさすがツアイスといったところ

・シャープさ、ボケ、明部暗部の表現などもおすすめポイント

・いろいろ凝って撮影したいときには、結構な不満あり


ワタクシの脳裏には、京都店勤務時代(16、17年前)の秋の公園で昼休みにお弁当

食べてるワタクシの足元に、真っ赤な落ち葉の上をおこぼれにあずかろうと寄って

きたスズメちゃんの写真がいつまでも焼き付いたままです



「色乗りが良くて、すっごいシャープで感嘆したんだけどなあ」