【商品レビュー:作例付き】もう一歩寄れる頼もしさ:ニコン・AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

こんにちは、レモン社横浜店の88です!

今回はNikon AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」についての商品レビューをお届け致します。

AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR


仕様

・13群17枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコート)

ゴースト、フレアの少ない鮮明な画像が得られるナノクリスタルコートを採用しております。

・広角24mmから望遠120mmまでカバーする5倍標準ズームレンズ

・開放F値は4で固定

・VR機構搭載・手ブレ補正効果3.5段(※CIPA規格準拠)


それでは作例をご覧下さい。

※使用ボディ:D810

24mm 1/1600 F6.3 ISO400 露出補正+0.7

この日は雨予報が出ておりましたが、東京都清瀬市にあるひまわり畑へと行ってきました。都内最大級のひまわり畑で、約2万4千㎡の農地に約10万本のひまわりが花を咲かせていました。

75mm 1/1250 F6.3 ISO400 露出補正+0.7

120mm 1/1000 F6.3 ISO400 露出補正+0.7

上の画像は75mmでの撮影で下の画像は120mmで撮影。

標準ズームで24-70や24-105が多い中で24-120という望遠側が120mmまであるのはとても助かります。

120mmまであるからと言って描写が悪くなるといった事もなく、花弁の微妙な凹凸や黄色のグラデーション、茎に生えている産毛のようなモノもしっかりと描写してくれます。

24mm 1/8000 F4 ISO400

今度は逆光を。

雲に多少隠れてるとはいえ、完全なる逆光で撮影しましたが太陽付近が白く飛んでいる以外は気になるところはありません。

ナノクリスタルコート様様です!

(雨がいつ降り出すのかビクビクしていたら見事に晴れました♪)

120mm 1/320 F8 ISO400 露出補正+0.7

こちらは最短撮影距離0.45m付近での撮影です。

ひまわりの花粉やミツバチの産毛、更にはその産毛についた花粉の細かい部分までしっかりと写しだしています。

105mm 1/5000 F4 ISO400

弱点として、周辺光量落ちが気になる処ですね。

上記の絞りF6.3写真でも僅かに分かるので、撮影場所にも因りますが目立たなくさせるにはF8位まで絞る必要がありそうです。


24mm 1/2500 F4 ISO400

大体3m程の高さを泳ぐペンギンたち。屈むことなく撮影できました。

24mmの広角がなかったら中腰にならないと撮れなかったと思います。

中腰は腰痛持ちにはキツイんですよ。。。

24mm 1/250 F4 ISO1600

24mm 1/2000 F4 ISO400

120mm 1/2000 F5.6 ISO400


まとめ

使って分かる万能レンズ。

この一本で広角も撮影出来て120mmとある程度まで寄れるのは非常に助かります。

風景からスナップ・ポートレートも撮れるので旅行に行く時、どのレンズを持っていこうか迷ったら迷わずこの一本をオススメします。

レンズ自体もそこまで大きくなく、重量は約710gと他メーカーの24-105のレンズとあまり変わりません。

AFも全域で迷う事無く、早く正確にピント合わせしくれるので助かりました。

絞り開放からピシッと締まった写真が撮影出来るのでそこは好みが分かれるかもしれません。

105mm 1/2500 F4 ISO400


担当:88