【撮影地情報】京都府宮津市にある「金引の滝」

こんにちは。カメラ担当の池田です。

さて今回は撮影地情報としまして、京都府宮津市にあります「金引の滝」をご紹介いたします。

絞り優先オート F8 2.1秒 ISO160 18mm(35mm換算27mm相当)


先日、約10年ぶりくらいに行ってきました。

「金引の滝」は、落差約40m、幅約20mの美しい滝で、日本の滝百選にも選ばれています。

滝の前は広く、色んなポジションから撮影することが可能です。

滝壺というほどの滝壺はなく、砂地に流れ落ちる滝姿は珍しくとても印象的です。

周囲は緑に囲まれており、周囲の緑と絡めて全景を撮るも良し、砂地に落ちる流れを撮るも良し、ひとつの滝でバリエーション豊かな作品づくりができます。


ここでのおすすめのレンズは標準系ズームレンズ(35mm換算で24mmから中望遠域)超広角ズームレンズ(35mm換算で15mm前後から35mm前後)。この2本があれば十分です。

標準系ズームレンズだけでも作例のような写真は撮れますが、超広角レンズがあればさらに色んな構図で撮影が可能です。

また、この滝は大きな岩盤が反射して、そのまま撮影するとその反射した部分が少し目障りなりますので、反射を除去する偏光フィルター(PLフィルター)を使用するのがオススメです。

駐車場から滝までは、遊歩道が整備されて歩きやすく、家族連れでも安心です。


作例

絞り優先オート F5.6 1/3秒 ISO800 18mm(35mm換算27mm相当)

絞り優先オート F11 6秒 ISO160 29mm(35mm換算43mm相当)

絞り優先オート F8 1.1秒 ISO400 18mm(35mm換算27mm相当)

縦位置でも横位置でも、撮影が可能です。滝が一番美しく見える位置を自分で見つけて撮影すると良いでしょう。


「金引の滝」のあるは宮津市には、日本三景のひとつ「天橋立」があり、「金引の滝」からも車で15分程度の距離にありますので、セットで訪れると良いでしょう。

絞り優先オート F8 1/340秒 ISO400 47mm(35mm換算70mm相当)

絞り優先オート F8 1/600秒 ISO400 39mm(35mm換算58mm相当)


また少し足を延ばせば、舟屋で知られる伊根町もあります。重要伝統的建造物群保存地区として選定されている「舟屋の町並み」は絶好の被写体になります。

絞り優先オート F8 1/240秒 ISO400 83mm(35mm換算124mm相当)

足を延ばしてみる価値は十分にあります。


ちなみに、私が先日訪れたコースは……。

大阪~伊根町(遊覧船、町並み散策)~天橋立ワイナリー(食事)~天橋立(天橋立ビューランド、智恩寺散策)~金引の滝(撮影)~大阪

こんな感じで、関西からなら日帰りでもゆっくり回ることができます。

丹後地方には多くの名所がありますので、どこかとセットで訪れると良いでしょう。


アクセス

車の場合

京都縦貫道 宮津天橋立インターから車で約5分。駐車場あり。

駐車場までの道は、途中道幅が狭くなっている部分がありますので、対向車にはご注意ください。


電車の場合

京都丹後鉄道宮津駅から路線バスで約11分。金引の滝口で下車。


撮影機材

カメラ:フジフイルム X-T3

レンズ:フジフイルム XF18-135/3.5-5.6 R LM OIS WR

三脚:ジッツオ2型アルミ三脚+ハスキー3Dヘッド

フィルター:マルミ EXUS C-PLフィルター


撮影日:2019年8月25日

※写真はすべてJPEG撮って出しです。


この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで