【撮影地】妖怪の棲む穴場スポット。のらりくらりと、深大寺へ


こんにちは。新宿店のヤマザキです!

今年の夏は記録的な猛暑が続きましたが、みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は暑さにめっぽう弱くフットワークも重いため、大抵家でのんびりと過ごしておりました。

ふと何気無くテレビを見ていて心霊特集などが組まれたりしていると、インドアながらも夏を体感させられます(怖。。。

恐怖にゾッとして暑さを忘れるためなど言われますが、それは俗説だそうですね。
日本の夏に怪談がはやる理由は、江戸の芝居文化とお盆に由来があるようです。
今はさまざまな娯楽がありますが、娯楽の少ない昔は、江戸で一番の娯楽といわれていたのが、歌舞伎でした。
しかし、当時の芝居小屋は、もちろん空調設備などもなく、暑い時期は客入りが悪かったと言います。
なかなかお客さんが集まらないため一流の役者は地方巡業に出たり休暇をとってしまい、普段は日の目をみない若手の役者たちがなんとかお客さんに喜んでもらおうと、いつもとは違う芝居をと思いたのが、幽霊が登場する怪談物でした。
そして、舞台の上に大がかりな仕掛けを施した怪談歌舞伎は、たちまち人気の演目になったため、怪談が夏の風物詩とされるルーツになったと言われおります。

まぁ前置きはさておき、霊感が皆無な私でも妖怪に遭遇出来るところがあると聞いて、深大寺に行ってまいりましたので、今回ご紹介させていただきます!

では、いざ深大寺へ!!

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・鬼太郎茶屋

参道入ってすぐに、今回のお目当「鬼太郎茶屋」が目に入ってきました(汗

見るからに妖怪が棲んでますねw来て早々、胸が躍ります!

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ぬりかべのワゴン車がお出迎え(^^)/

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一反もめんが、お疲れのご様子。
鳥取ナンバーということは、鳥取から運転してきたということか。
そりゃこうもなりますねww

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そもそもなぜ調布に?と思われる方もいらっしゃることでしょう。
「ゲゲゲの鬼太郎」と言えば、生みの親である水木しげる先生の出身地で「妖怪の町」として名高い鳥取県境港市が有名ですが、水木しげる先生は、この調布に50年以上も住まれており第二の故郷ということでゆかりがあるようです。

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一階は、鬼太郎グッズのお土産屋と喫茶店になっており、二階は、水木ワールドを堪能できるギャラリーなってます。
ギャラリーでは、水木先生が描いた貴重な妖怪画や今にも動き出しそうな妖怪の造形物を鑑賞することができます。

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二階のギャラリーにはバルコニーのような場所があり、鬼太郎のちゃんちゃんことカツラ置いてあったので早速、着させちゃいました笑
まだ鬼太郎など微塵も知らないため、親と子の温度差がありますね。。。

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厠には、ねずみ小僧が顔をのぞかせております。
ちょっと入りづらい。。

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鬼太郎と目玉おやじの足跡がギャラリーに案内してくれます(^^)/

こうした一つ一つの作りこみに遊び心があり、飽きの来ない空間になってます。
小一時間くらいはここで過ごしていた気がします。

紹介しきれない所が多々ありますが鬼太郎茶屋を出て、深大寺散策に行こうと思います。。(ちょっと名残惜しい。

・深大寺周辺散策

深大寺は、東京都調布市にある仏教寺院。
日本三大だるま市の1つ「深大寺だるま市」や名物「深大寺そば」でよく知られているます。
また、かつ天然温泉があり、新宿から約40分ほどのアクセスの良さなので日帰りでプチ観光気分が味わえます!!

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都心の近くとは思えないほど、草木が生い茂り自然豊かな所です。空気が澄んでいて散策をしていて気持ちがいいですね。

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苔の生えた藁葺屋根に、わびさびを感じずにはいられませんね…。

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どこかノスタルジーを感じる情景…。

いかがでしたでしょうか。

正直、鬼太郎と深大寺どんな関係が?と最初疑問に思っていました。
しかし、実際に訪れて東京とは思えない豊かな自然に触れ、どこか懐かしい風情に身を置いてみると、一気に疑問が晴れました。
人や妖怪だけでなく、動物や虫たち、地球上に住むすべての生き物との共存をテーマとする「ゲゲゲの鬼太郎」。深大寺は、まさに「自然との共存」がみてとれる場所であり、鬼太郎茶屋がこの場所にあるのも頷けます。


今回は、妖怪を軸に深大寺をご紹介させていただきましたが、十数枚程度の写真だけでは伝えきれないほど、見所満載でした。
時間を経てから今度は深大寺を軸に、またご紹介させていただきたいと思います!

では、また。


今回の相棒:RICOH GRⅢ