みなさまこんにちは。
梅田中古買取センターの橋之口です。
新しいカメラ・レンズを購入するときに悩まれる方は、多くいらっしゃると思います。
私自身も購入の際は、非常に悩みますし、いろいろ調べたり試すことが可能であれば
試してから買ったりと、少しでも後悔しないように考えます。
しかしそんな中、中にはこの悩みをもろともしない
「とにかく欲しい!!!」
「今すぐ欲しい!!!」
「このカメラ(レンズ)をどうしても使いたい!!!」
といったように人を惑わす異彩を放つ、まるで魔物のようなカメラ・レンズがいます。
このカメラ・レンズで安価なものや数が多いものであれば、まだ購入したりと手は打てるのですが、たいてい高価だったり、数が少なかったりとご縁がないことが多いです。
そんなときに思うのが、
こんなカメラ(レンズ)、知らなきゃよかった
となるわけです。
たとえば、ペンタックスのFA31mmF1.8AL Limitedです。
このレンズのレビューさえ開かなければ、縁がなかっただろうに。
作例を見れば見るほど、個人的な感想ですが空気感をそのまま切り取るような
描写にあこがれ、無理をして購入してしまいました。
そして今回ご紹介するのは、
MS-OPTICAL社製のSONNETAR 50mm/F1.1 MCです。
ちなみに説明書は手書き風。
このレンズに対するこだわりがうかがえます。
開放F値が1.1と明るく、レンズの後ろにはコマ収差を調整できる機構が
ついています。
この段階ですでに凄そうです。このレンズに写っている反射がすでに美しい。
今回は(も)、
フジフイルム X-E3にマウントアダプター装着で撮影してきました。
それではさっそく作例を掲載していきます!
まずはなんばでの1枚です。F1.1で撮影しました。
2枚目はF5.6で撮影を行いました。
同じレンズです。こんなにも変わるんか!!
F1.1ではソフトフォーカスがかかったかのような描写でした。
このあたりは撮影するものによっても、変化が現れると思います。
別のシーンでの1枚です。F1.1での撮影です。
2枚目はF5.6です。ここまで作風を変えれるのは、なかなかないと思います。
F1.1です。
F5.6です。言葉が出なくなってきました。
このレンズの開放はどんどん使いたくなります。
何枚かホワイトバランスを変えたものを掲載していきます。
今度は縦写真を掲載していきます。
なんばの法善寺横丁で写真を撮影しておりましたが、写真を撮りすぎて全然前に進めませんでした(笑)
そろそろ道頓堀の方へ向かいます。
このあたりは相変わらずたくさんの人が歩いていました。
一石二鳥とはまさにこのことか、そう思わせてくれるレンズでした。
今回の作例はまだ続きます!
今度は日中での撮影です!
個人的にはF1.1の描写の方が好きです。
絞った時の描写も素晴らしい。建造物を撮影される際は絞った方がよいと思いました。
今度は花を撮影しました。確かこの4枚もF1.1で撮影しました。
光源がないとあの独特なソフト感は現れず、シャープな印象です。
上からF1.1、F16、F8で撮影した写真です。
フレア・ゴーストともに出ておりますが、いやな出かたではないと思います。
普段気に留めないようなものも写したくなります。
次はモノクロ写真を掲載します。
開放時の丸ボケがとてもきれいでした。
やっぱり開放で撮るのが楽しい!!
いかがでしたでしょうか。
今回このレンズを使用して思ったことは、
知らなきゃよかった!こんなレンズ!
でした。
それではまた。