カメラのナニワ京都店です。
少し暑さが和らいできて、朝晩が涼しくなってきましたね。
今回は、超広角レンズで撮影してみました。
Ai AF Nikkor 18mm F2.8D
レンズの特徴
1993年発売のこのレンズ、ニコン初の「ガラスモールド非球面レンズ」を使用していますので無限遠から最至近距離撮影まで、鮮明な描写力を誇ります。
風景や建築写真はもちろんのこと、広い画角が必要な室内での撮影や、極端に遠近感を誇張した写真を撮影する場合に適しています。
また、ほぼ円形の点像を得られるので、とくに点光源を画面内に含むような夕暮れ時や夜間撮影の場合にとても効果を発揮します。
レンズ最短撮影距離は、0.25mです。
最短撮影距離にして絞りF2.8で撮影してみました。
右側の背景のボケがお分かりいただけるかと思います。
とても柔らかいボケ味だと思います。
近距離での撮影では、絞りを開放にして撮影するととても良いボケ味が楽しめます。
最短撮影距離にして絞りF8で撮影してみました。
絞り2.8に比べるとボケが少ないのがわかるかと思います。
最短撮影距離にして絞りF22で撮影してみました。
背景もわりとはっきり出てきていますので、花畑などの撮影では、
絞り込んでの撮影も良いかもしれません。
超広角レンズですので、周辺の光量不足など出るかと思いましたが、特にそういったこともありませんでした。
奥行感がありとても壮大な感じが見受けられます。
超広角といえば、ひずみがでたり、周辺光量がおちたりとかまれにありましたが
このレンズは特にそういった事もなく撮影できました。
F値も2.8と明るく、背景のボケ味も綺麗にでているので
接写でのボリューム感をだすのにも良いのではないでしょうか。
最後にこのレンズのスペックをご紹介します。
レンズ構成 10群-13枚
非球面レンズ 1枚
絞り羽根枚数 7枚
画角 100°
最小絞り 22
最短撮影距離 0.25m
質量(約) 380g
最大径×長さ(約) 82×58mm