【撮影地情報】熊本・阿蘇、復興への道

こんにちは、レモン社新宿店のもりやです。


今回は熊本県熊本市・阿蘇市を中心に撮影スポットをご紹介していきます。

2016年4月14日・16日に発生した熊本地震によりこの地域は甚大な被害を受け、3年たった今もなお各所で復旧工事が続けられています。

工事中で立ち入りが制限されているエリアもありましたが、2019年9月現在のありのままの姿をお伝えできればと思います。

撮影にはソニーα7IIIとFE70-200/4G・カールツアイスBatis 2/40 CFを使用しました。


上色見熊野座神社(かみしきみくまのいますじんじゃ)

アニメ映画の舞台になったことからツイッター上で話題となった神社です。苔に覆われた石塔や石段が幻想的な雰囲気を見せてくれます。

40mm 1/125 F2 ISO100 -1

40mm 1/125 F2 ISO100 -1

40mm 1/80 F2 ISO100 -1


穿戸岩(うげといわ)

神社の本殿をさらに先に進むとパワースポットとして人気の穿戸岩があります。巨大な岩に10メートル程の大穴が開いており、鬼八法師によって蹴破られたものだという伝説が残っています。

40mm 1/100 F2 ISO100

40mm 1/250 F2 ISO100


阿蘇山(あそさん)

阿蘇山は5つの外輪山によってカルデラ地形を形成する日本有数の活火山です。撮影日にも噴煙を上げており、噴火警戒レベル2以上になると周囲の立ち入りが制限されます。

70mm 1/250 F9 ISO100

200mm 1/250 F11 ISO100

200mm 1/250 F9 ISO100


阿蘇神社(あそじんじゃ)

阿蘇山の火口を御神体として信仰し、2000年以上の歴史を持つ神社です。麓の神社を下宮と呼び阿蘇山頂にある神社は上宮と呼ばれます。熊本地震では拝殿や楼門が倒壊し、現在再建が進められています。

40mm 1/200 F11 ISO100

40mm 1/125 F10 ISO100

40mm 1/200 F11 ISO100


熊本城(くまもとじょう)

熊本城は江戸時代の初めに加藤清正によって現在の形に改修されました。城跡は国の特別史跡に指定され、築城時の姿を今にとどめる櫓や石垣など13棟が重要文化財に指定されています。

熊本地震では石垣の崩落や櫓・塀の一部倒壊など深刻な被害を受け、現在修復工事が続けられています。

70mm 1/400 F4 ISO100 -1

70mm 1/160 F5.6 ISO100

こちらの一角はよく見ると3つの石によって支えられています。

70mm 1/160 F8 ISO100

70mm 1/160 F8 ISO100

今回撮影に訪れて、熊本では震災の爪痕が今も強く残っていました。このほかにもJR豊肥本線や国道では一部区間が今も不通になっています。雄大な自然に囲まれたこの地域が一日も早く復興できるように願っています。


撮影地情報・アクセス

・上色見熊野座神社  熊本県阿蘇郡高森町上色見2619 南阿蘇鉄道高森駅より車で10分

・阿蘇神社  熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1 豊肥本線宮地駅より徒歩約15分

・熊本城  熊本県熊本市中央区本丸1-1 JR熊本駅より頬当御門まで熊本都市バス「熊本城周遊バス」で約18分 130円 ※現在熊本城内は公開されていません。


それではまた!!


担当:もりや