もう9月も終わります。一年も早いですね、、
そして全く関係無い話ですが、カメラのナニワに入社して一年経ちました!
そんな神戸元町店スタッフの山下です。 要らぬ情報でしたね、すみません。
では、気を取り直して..
今回はキヤノンのEOS Mシリーズに使用されているレンズ
EF-M 15-45/3.5-5.6 IS STM
の使用レビューをしていきたいと思います!
まずは外観から見ていきましょう!
EF-Mレンズはどれもコンパクトな設計をされていますが、ズームレンズの中ではダントツに EF-M 15-45/3.5-5.6 IS STMがコンパクトです。
全長44.5mm,約130g、沈胴式と携帯性に優れる、便利なズームレンズとなっております。
望遠側、最大に伸ばした場合です。全長約63mmくらいまで伸びます。
そして特筆すべきは、キットレンズにして3枚も非球面レンズを採用されているところですね!
この非球面レンズによりコンパクトでありながら高画質化を実現しております。
文章だけでは分からないので、作例を載せていきます。
EOS M3 EF-M15-45/3.5-6.3 IS STM 15mm 1/1000 f8
15mm(35mm判換算約24mm)広角端での描写です。特に中心部の解像度が高く、コントラストの高い画像を描きます。
この画像サイズでは分かりにくいですが、絞った撮影の場合でも画像周辺部の描写は甘く、中心部の描写が素晴らしいため、少々見劣りする部分です。
EOS M3 EF-M15-45/3.5-6.3 IS STM 45mm 1/4000 f8
お次は45mm(35mm判換算約72mm)望遠側での画像を。影を強調したかったため、-2段分アンダーで撮影しております。これまた周辺が結構流れ気味となっております。
しかし中央は安定の描写力ですね~パキっとした写りをします。
EOS M3 EF-M15-45/3.5-6.3 IS STM 15mm 1/100 f3.5
開放時の描写も見ていきましょう。ピント面はしっかりとシャープでボケ味も悪くないですね。ちょっとザワザワするかなという印象を受けます。
EOS M3 EF-M15-45/3.5-6.3 IS STM 15mm 1/1250 f3.5
心斎橋本店のMさんによく取り上げていただいている猫写真に対抗し、猫写真を。
首輪があるので神社の方に飼われているのでしょうか?人懐っこい猫さんです。
EOS Mシリーズにある「色収差補正」のおかげか、ひげ部分に起きやすいフリンジが出ておらず、すっきりとしております。
EOS M3 EF-M15-45/3.5-6.3 IS STM 15mm 1/500 f3.5 +0.7
今度はちゃんと補正しました。周辺光量はドーーーンと落ちますね。ただこれが中央の被写体を強調する役目をはたしてくれて、雰囲気のある写真に仕上げてくれます。
気になる場合はEOS Mシリーズの「レンズ光量補正」で軽減してあげましょう。
今回EF-M15-45/3.5-6.3 IS STMを使用してみて、EOS Mシリーズの最初の1本として十分なスペックであると感じました。欲を言えばマウント部の作りや、周辺の描写が良ければなお良かったのですが、軽量コンパクト使用のレンズでは優秀な部類だと思います。
EOS Mシリーズをお使いで所有されていない方、これからEOS Mシリーズ購入をお考えの方でコンパクトな標準ズームとしていかがでしょうか!?
それでは今回はここまで!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。