こんにちは!レモン社池袋店勤務になりました石井です('◇')ゞ
秋が駆け足どころか全速力でスライディングしてまいりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
えーまずですね…始まる前にですね…謝罪を…いや…あの…
今回も!!めっちゃ長いです!!!自分でも書きながら長いな…って…えへ。
なので、ワープ機能を!!!ご用意しております!!!!
クリックすると該当文章にジャンプします(V)o¥o(V)
~Index~
とても長い前置き(さらっと流してください)
ここまでが長いです。いつも通り長いです。
③Voigtländer ULTRON 40/2 SL.ASPH.
④Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50/2.8
【前略、レモンの上より】
もーえさーかるあーかはー散るからこそにうつくしいー
さて、前回Vシステムレンズで遊んだ私ですが、
今回は初心に戻ってM42レンズで遊びましたよ( *´艸`)
Nikonの一眼レフで!!!(毎回言ってますねこれ)
えーフランジバックや補正レンズのあれやそれやはですね。
気にしません!!!!!!なぜならNikonで使いたいから!!!!!!
(フランジバックについてはこちらとかこちらに詳しい記載があります☆)
あ。一応ですね、Nikonで使う利点もあるんですよ!!!!
【アダプターに補正レンズがあるのでミラー干渉を防げる】
後玉がせり出すタイプのレンズが一眼レフのミラーに干渉すると、
レンズが割れてしまったり、ミラーが壊れてしまったりしますが、
アダプターレンズがATフィールドの役割を果たすんですねー
私みたいなオーがザッパな服を着ているタイプにぴったりです。
そもそもなんでそこまでNikonの一眼レフに拘るの?って話なんですが…
重い・でかい・重いの三拍子揃ったNikonのフラッグシップを使っているのは、
「どんな状況下でも電源が入ってシャッターが落ちる」ことへの信頼感です。
いやー野生のゴリラなんで氷の上に行ったり砂漠に行ったり…
川にざぶざぶ…海にちゃぷちゃぷ…灼熱地獄の草原わさわさ…してまして…はい。
実際に友人のカメラが電源が入らない状態でもうちの子ピンピンしてまして!!!
正直出先でふらっとパシャパシャ撮るにはあまり向いていませんが、
堅牢性と連続撮影コマ数を考えるとフラッグシップしか選択肢が無いんですよねー
※ミラーレスを速攻で壊したゴリラ(バリアングル鬼門…鬼門…)
あとはシャッター音ですね!!!!シャッター音!!!!!!
あの音が!!!!!!最高!!!!!!!!!!
撮ってる!!って感じるあの音、めちゃめちゃテンションが上がります。
そんなNikonのフラッグシップですが、
ついにD6の開発が発表されまして!!!!!
楽しみ過ぎてずっとソワソワしてますw
D4sとか2014年のモデルですしおすし。
私の使い方が荒いからか頭頂部の塗装が剥げてきましたYO!!ツルッツルッ!!!
さて、お待たせいたしました!!!
以下からスタートしますよ!!
①そもそもM42マウントってなに?
まずはM42マウントのご紹介から!!
オールドレンズの代名詞でもあるM42マウント。
そもそもM42マウントとは何ぞや?
と言うわけで調べてみました。
M42マウントとは【M42という規格でネジが切られているマウント】
ぱどぅん(。´・ω・)?
規格…規格とな??
えー更に調べてみました…
【JISやDINなどの工業規格で定められた「メートル細目ねじ」の種類を表す呼称】
あっ…そういう…そっちの…工業規格…
JISは日本産業規格、DINはドイツの工業規格なので、
正確に言うと「M42x1」、直径が42㎜でピッチが1㎜のネジのことだそうです。
(※ピッチ→ねじ山からねじ山までの距離)
ライカのLマウントをL39又はM39と言うのは内径が39㎜だからなんですね。
【M42マウント(プラクチカスクリューマウント)】
M42マウントレンズとは
内径42㎜、ピッチ1㎜、フランジバック45.7㎜(1948年当時)
スクリューマウントのレンズです。
※現在は45.46㎜
旧東ドイツの【カメラ・ウェルクシュテーテン・グーテ&トルシュ】と言う
カメラメーカー(名前が長い)より発売されたプラクチフレックス2にて採用され、
1949年の発売のプラクチカFXの登場によりプラクチカスクリューマウントの
名前が定着しました。
初期の頃はⅯ42って通称では無かったみたいです。へー!!!
そんなプラクチカスクリューマウントは
⑴構造が単純で製造が比較的に簡単であった
⑵JIS・DINに規格化された
ことから世界の多くのメーカーに採用され、
その当時は事実上の統一規格(ユニバーサルマウント)だったみたいです。
むしろ数が多すぎて全部を把握するのは不可能に近いとか…
見たことも聞いたこともないレンズたまにありますよね!!!!!
「君の名は…」
【M42レンズの栄枯盛衰】
さてそんな一世を風靡したプラクチカスクリューマウントですが、
段々と衰退していきます(ノД`)・゜・。
着脱時の面倒さ、カメラのボディ側の機能構造の変化で
回転させて固定するという事がネックになったのです。
クルクル回して固定する→ボディとレンズの情報伝達が難しい
1970年代になると各カメラメーカーはAE(自動露出)の搭載に動き出します。
そうなるとスクリューマウントだと勝手が悪いんですねー
ペンタックスやフジフイルム、東ドイツのプラクチカ等は独自の機能拡張により
開放測光機能や絞り優先露出機能を搭載したレンズも発売されましたが、
それぞれが別の方式だったので、プラクチカスクリューマウントの最大の利点である
【互換性】が失われる要因になりました。
まぁ、これを契機に各社独自のマウント開発が進んだので…うん…
AEカメラの時代の到来とともに本家のプラクチカも、
バヨネット式マウントに移行したことで、プラクチカスクリューマウントの
名称から、マウント径の名称であるM42マウントの名前が定着していったそうです。
さーお待たせしました!!!!
以下実写です( *´艸`)
無限遠は出ないので開き直って接写オンパレードでお送りいたします。
Voigtländer ULTRON 40/2 SL.ASPH.
まずはVoigtländerから~
非球面レンズ採用の変形ガウス型、高画質パンケーキレンズです!!
重さは255gと軽く、レンズ構成は5群6枚、絞り羽は9枚となっております。
えー製造年月日(2002年5月発売~2007年3月生産終了)的にですね…
オールドレンズか?と言われるとあれなんですが…
M42マウントじゃん!!!!
ってウキウキしちゃったので許してください。
めっちゃ楽しかったです!!!!(晴れやかな笑顔)
Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50/2.8
お次はみんな大好きZeiss様です。
レンズ構成はその名の通り3群4枚のTessar型。絞り羽は5枚です。
3群3枚Triplet型に比べて歪曲が少なく、ピントのシャープさと写りの良さから
「鷲の目テッサー」とも呼ばれています。
実はM42マウントのTessar 2.8/50 には主に4種類のバージョンがありまして…
ついでに細かい仕様変更があった結果沢山のモデルが存在します。
が!!!!!
語りだすと長いので以下略。うん。うん。
ちなみに使用したレンズは黒鏡胴、70年代製の後期型です。
ただこのレンズに関してはヘリコイドがちょぉぉぉっとガタついてまして…
(ガタついているというよりスルッと抜ける感じに近いです)
ピントを合わせようとすると「んぁ???」ってなりました…つらぽよ…
ガタつきに挫けず頑張った結果がこちらです↓
Nikon D4s+Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50/2.8
あぁっ!!Zeiss様!!!
素晴らしきかなこの描写力と色ノリの良さ…
Nikon D4s+Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50/2.8
Nikon D4s+Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50/2.8
Nikon D4s+Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50/2.8
Nikon D4s+Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50/2.8
Nikon D4s+Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50/2.8
Nikon D4s+Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50/2.8
Nikon D4s+Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50/2.8
Nikon D4s+Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50/2.8
Nikon D4s+Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50/2.8
Nikon D4s+Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50/2.8
Индустар-61Λ 3-MC 50/2.8
お次はロシアのIndustarです☆
星形のボケが出ることで有名ですね!!!!
えーロシアレンズについてはですね、これまた語りだすと長いんですね。
凄く凄く長くなるんですね。
なんで、サクッと紹介しますサクッと。
今回のレンズはLZOS(リトカリノ光学ガラス工場)製、3群4枚Tessar型。
絞り羽は6枚の1992年製です。
Industar-61に関しては製造年月日だったり工場によったりで表記がキリル文字表記と
英語表記とがあったり文字のフォントが微妙に違ったりして非常にややこしいです。
と言うかロシアレンズ全般的にややこしいです(遠い目)
ロシアァァァァァって色ですね!!!!凄いロシアっぽい!!!!!!!(私的に)
はい、お馴染みの星形ボケです~☆彡(見えにくくて済みません…)
色々検証してみた結果、F5.6とF8のちょうど真ん中に絞りを合わせるのが
一番きれいな星形になるかなと!!!!
リスがおりまして。
Hellios-40-2 85/1.5
最後はこれまたロシアのHellios-40-2 85/1.5です('◇')ゞ
【Carl Zeiss Jena Biotar 75mm/f1.5】のコピーと言われておりますが、
写りは本家に引けを取りませんよ!!
旧タイプと新タイプがありますが、今回使用したのは新タイプなので、
三脚座はついておりませぬ。
KMZ(クラスノゴルスク機械工場)製の4群6枚で、絞り羽は10枚です。
「深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」
迂闊に踏み込むと危険なロシアレンズの沼についてはこちらの記事をどうぞ(/・ω・)/
どんなにピントを合わせても薄っすらぼんやりなサイレントヒルみたくなるので、
潔くサイレントヒルみたいに撮影しました。
(レンズの特性なのかアダプターレンズのせいなのかちょっと謎です。)
素晴らしきかなF1.5の威力!!!!
(暗くなって来たのでピント合わせるのに必死でした)
周辺光量落ちもすごいですねーこれはこれで味がまた。
Industarと同じようでちょっとこちらの方がイエローが強い感じですね。
まとめ
さてさていかがでしたでしょうか('ω')
いやー長かったですねーあはははーははー
本当は各メーカーのあれやそれやとかレンズのあれやそれやを書こうかなー
って思っていたのですが、収拾がつかなくなるのでやめました…
またの機会に。そう。文献を漁ったのちに。
そしてブログをアップするまでの間にIndustarちゃんがお嫁に行きました!!!!!
ありがとうございます!!!!!!!!!
それではまた~池袋店 石井でした~(*´▽`*)
※使用機材※
Nikon D4s
Voigtländer ULTRON 40/2 SL.ASPH.
Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50/2.8
Индустар-61Λ 3-MC 50/2.8
Hellios-40-2 85/1.5