ペンタックス100周年 PENTAX K-S1 【京都の猫 撮影レビュー】

皆様、こんにちは。 カメラのナニワ心斎橋本店 這いつくばってファインダーを覗いていると、『世界のねこ歩きの岩合(光昭)さんみたいですね。』話しかけられる見崎です。


今年の猫撮影レビューに、ペンタックスをまだ書いていなかったので、早速はじめましょう。


現在、一眼レフカメラブランドをはじめその他光学製品としても有名なペンタックス。大正8年 東京大塚で旭光学工業合資会社を設立してから、令和元年11月27日で100周年を迎えます。

戦前は、六桜社₍旧コニカ₎ 千代田光学精工₍旧ミノルタ₎などにレンズの供給をして、戦後 昭和27年には、世界初の一眼レフカメラ「アサヒフレックスⅠ型」を発売。

昭和39年には、大ヒット一眼レフカメラ「アサヒペンタックスSP」が発売されました。

SPシリーズは、派生モデル「SL」「SPF」「ES」「ESII」「SPII」を含めると、製造台数およそ300万台以上、発売期間13年以上と庶民にたいへん親しまれてきました。

現在は、APS-Cデジタル一眼レフカメラのみならず、プロフェッショナル中判デジタル一眼レフカメラまで網羅するブランドまでに発展しています。

さて、今回の猫撮影レビューは、多種多彩な歴代のペンタックス一眼レフカメラの中から、エントリーモデルにもかかわらず «ペンタックスらしさ»が体感できる『ペンタックスK-S1』のスペックについて紹介していきましょう。

今回も、休日を利用して撮影した京都市内の猫たちに登場してもらいます。


1.高速シャッター&高速連写ができる

使用レンズ:smc PENTAX-M 50mm f1.7

ペンタックスK-S1は、有効画素数2012万画素(APS-Cサイズセンサー)を採用したエントリータイプのデジタル一眼レフにも関わらず、最速1/6000秒の高速シャッターと約5.4コマ/秒 連続撮影のおかげで、猫や犬など動きの激しい動物でも撮影が可能です。


他社のエントリーモデルの一眼レフだと1/4000秒止まりが大半のなか、ペンタックスK-50・K-S2など歴代のエントリーモデル・現行のK-70も最速1/6000秒のスペックは維持しています。


2.多点測距11点(クロス9点)AFシステム

smc PENTAX-F 50mm f1.7

測距点11点と現行の一眼レフと比較すると見劣りしますが、画面中央部周辺の9点はクロスセンサーを採用していますので、被写体が動きだしても、スムーズにピント合わせを始めます。


使用レンズ:smc PENTAX-F 50mm f1.7

特に、セレクトエリア拡大機能を選べば、セレクトポイントから被写体が外れても、周辺の測距点がアシストして追尾を継続します。


3.手ブレに強いボディ内手振れ補正

使用レンズ:smc PENTAX-F 50mm f1.7

K100D以降に発売されたペンタックスの一眼レフ・ミラーレス一眼にはボディ内手振れ補正機構SR(シェイクリダクション)と搭載しています。

K-S1の手ぶれ補正効果は最大3.5段で、SRユニットの高速振動でゴミを除去するクリーニング機構DRも備えています。


使用レンズ:smc PENTAX-M 50mm f1.7

勿論、Kマウントのマニュアルフォーカスレンズだけでなく、マウントアダプターKにペンタックススクリューマウントレンズ(通称:M42レンズ)の組み合わせでも、メニュー画面より手動で焦点距離をセットすれば、様々なレンズで手ブレ補正機構SRを活かした撮影が実現します。


4.ガラスペンタプリズム採用の光学ファインダー

使用レンズ:smc PENTAX-F 50mm f1.7

ペンタックスのデジタル一眼レフ創成期の製品istD Lなど一部の機種を除いて、光学ファインダーには「ガラスペンタプリズム」を搭載しています。 ファインダー視野率100%(実際に写る範囲とファインダーに差異がない)ですから、精密な構図を要求するときは信頼できます。

使用レンズ:smc PENTAX-F 50mm f1.7

またファンダー倍率0.95倍かつ、ファインダースクリーンには「ナチュラルブライトマットIII」を採用しているので、マニュアルフォーカスで追い込む場面でスムーズにピントの山を掴めるので、ストレスを感じにくい点が大きな特徴です。


5.わかりやすい表示で操作をサポート

ペンタックスK-S1には、今の設定内容がひと目でわかる新デザインのGUI「グラフィカルユーザーインターフェース」を採用。わかりやすい表示で、快適な操作をサポートしてくれます。

電源レバー・グリップ・モードダイヤルにはLEDライトのイルミネーションによる直感的な操作ができる点もペンタックスらしいですね。

使用レンズ:smc PENTAX-F 50mm f1.7

私の猫撮影において、夕暮れ後、屋外で撮影を続行するとき、ボタンまわりのイルミネーションのおかげで誤った設定のままで撮影してしまうことも無くなりました。


使用レンズ:smc PENTAX-F 50mm f1.7

昨年、ニコン・キヤノンがフルサイズミラーレスカメラを次々と登場させました。

店頭で『ペンタックスはいつ₍ミラーレス₎になったら出すの???』とお尋ねを受ける場面があります。


ペンタックス歴29年である私は、『ペンタックスは元々一眼レフカメラ専業メーカー。ミラーレスカメラは無くても良い。その代わり、所有する満足感・撮影する楽しさがある一眼レフカメラを販売し続けてくれたら、私の猫撮影の主力機材として使い続けたい』と思うのであります。


カメラのナニワ 心斎橋本店は、ペンタックスの新品・中古の一眼レフカメラは勿論、各種カメラからフィルム販売・現像・焼き増しプリント・証明写真撮影までお取り扱いしています。


ご来店の際は、皆さまお誘いあわせの上、ご来店くださいませ。


■撮影場所:京都市内 

■撮影モード:プログラムシフト(AFレンズ)  マニュアル露出(MFレンズ) 

■モデル協力:トニーさん(表紙)・ マコさん・源九郎さん・ソラちゃん・ドウさん・ツキちゃん(最終写真)

smc PENTAX-F 50mm f1.7

測距点11点と現行の一眼レフと比較すると見劣りしますが、画面中央部周辺の9点はクロスセンサーを採用していますので、被写体が動きだしても、スムーズにピント合わせを始めます。


使用レンズ:smc PENTAX-F 50mm f1.7

特に、セレクトエリア拡大機能を選べば、セレクトポイントから被写体が外れても、周辺の測距点がアシストして追尾を継続します。


3.手ブレに強いボディ内手振れ補正

使用レンズ:smc PENTAX-F 50mm f1.7

K100D以降に発売されたペンタックスの一眼レフ・ミラーレス一眼にはボディ内手振れ補正機構SR(シェイクリダクション)と搭載しています。

K-S1の手ぶれ補正効果は最大3.5段で、SRユニットの高速振動でゴミを除去するクリーニング機構DRも備えています。


使用レンズ:smc PENTAX-M 50mm f1.7

勿論、Kマウントのマニュアルフォーカスレンズだけでなく、マウントアダプターKにペンタックススクリューマウントレンズ(通称:M42レンズ)の組み合わせでも、メニュー画面より手動で焦点距離をセットすれば、様々なレンズで手ブレ補正機構SRを活かした撮影が実現します。


4.ガラスペンタプリズム採用の光学ファインダー

使用レンズ:smc PENTAX-F 50mm f1.7

ペンタックスのデジタル一眼レフ創成期の製品istD Lなど一部の機種を除いて、光学ファインダーには「ガラスペンタプリズム」を搭載しています。 ファインダー視野率100%(実際に写る範囲とファインダーに差異がない)ですから、精密な構図を要求するときは信頼できます。

使用レンズ:smc PENTAX-F 50mm f1.7

またファンダー倍率0.95倍かつ、ファインダースクリーンには「ナチュラルブライトマットIII」を採用しているので、マニュアルフォーカスで追い込む場面でスムーズにピントの山を掴めるので、ストレスを感じにくい点が大きな特徴です。


5.わかりやすい表示で操作をサポート

ペンタックスK-S1には、今の設定内容がひと目でわかる新デザインのGUI「グラフィカルユーザーインターフェース」を採用。わかりやすい表示で、快適な操作をサポートしてくれます。

電源レバー・グリップ・モードダイヤルにはLEDライトのイルミネーションによる直感的な操作ができる点もペンタックスらしいですね。

使用レンズ:smc PENTAX-F 50mm f1.7

私の猫撮影において、夕暮れ後、屋外で撮影を続行するとき、ボタンまわりのイルミネーションのおかげで誤った設定のままで撮影してしまうことも無くなりました。


使用レンズ:smc PENTAX-F 50mm f1.7

昨年、ニコン・キヤノンがフルサイズミラーレスカメラを次々と登場させました。

店頭で『ペンタックスはいつ₍ミラーレス₎になったら出すの???』とお尋ねを受ける場面があります。


ペンタックス歴29年である私は、『ペンタックスは元々一眼レフカメラ専業メーカー。ミラーレスカメラは無くても良い。その代わり、所有する満足感・撮影する楽しさがある一眼レフカメラを販売し続けてくれたら、私の猫撮影の主力機材として使い続けたい』と思うのであります。


カメラのナニワ 心斎橋本店は、ペンタックスの新品・中古の一眼レフカメラは勿論、各種カメラからフィルム販売・現像・焼き増しプリント・証明写真撮影までお取り扱いしています。


ご来店の際は、皆さまお誘いあわせの上、ご来店くださいませ。


■撮影場所:京都市内 

■撮影モード:プログラムシフト(AFレンズ)  マニュアル露出(MFレンズ) 

■モデル協力:トニーさん(表紙)・ マコさん・源九郎さん・ソラちゃん・ドウさん・ツキちゃん(最終写真)