みなさまこんにちは!
本日は京都の撮影スポットご案内です。金閣寺や清水寺・嵐山といったメジャースポットはすでにチェック済の方!こちらでは「ディープな」京都の撮影を楽しみたい方へおすすめのポイントをご紹介いたします。今回は亀岡市の「夢コスモス園」です。
今年で開催20周年とのことで、亀岡の秋の風物詩としてすっかり定着した感があります。手入れの行き届いたコスモスが広大な花畑になっています。
撮影時ではまだ見ごろには早い時期でした。満開が楽しみです!
秋の風物詩としてすっかり定着したこのイベント。毎年素敵な花を見せていただけるカメラマンとしては嬉しい限りです。秋のひととき夢の世界に浸ってみませんか?なお今回はすべての写真をビビットなモードで撮影しました。お好みはあろうかと思いますがどうぞお付き合いくださいませ。なおISO100に固定しております。
☆まずは基本の接近&ど真ん中配置で撮影!
真ん中に取りたい花をおいてぐっと接近!…日の丸構図をあまり好まない方も多いかもしれませんが、迷ってしまったときにはまず1枚撮ってみましょう。大事なことは同じ個所で複数のカットを撮影することです。1度で決めるのではなく何度もシャッターを切りましょう。使用するレンズについてはこの場合マクロレンズを使う手もありますがいわゆる一般的な望遠ズームレンズの方が便利な場合があります。花畑はあまり自由に動き回れないため画角を自由にコントロールできることは有利です。単焦点レンズ使用の場合は上下左右の角度を自身で動きながら微調整を行いましょう。
☆天気に恵まれたときがチャンス!スーパーハイキー撮影
コントラストと彩度を高めに設定して思いっきりハイキーで撮ってみましょう。晴れの日だけでなく明るい日中ならOKです。被写体はなるべく濃い色がおすすめです。作例の花は画面に対して小さいのですが花の配置を考えながら撮影してみましょう。そしてこのようなスーパーハイキー撮影でも花芯や茎などの細部が表現が残るのは一眼カメラならでは。画質にこだわってふつうとは一味違うクォリティを楽しみましょう!
☆広角で見上げるなら青空バックがおすすめ!
ローアングルからモニターで画角を確認しながらの撮影です。雲のかたち、青空の配分を考えつつ余分な要素をなるべく引き算しながら構図をつくりましょう。花の色が濃い色なら雲をバックに、白い花なら青い空をバックにといろいろ工夫してみましょう。何気ない道端で素晴らしい発見がありますよ!
☆虫たちの営みにも目を向けましょう!
花のある場所には虫たちのいろんな営みが見られます。あちこちにレンズを向けるといろんなものが見えてきますのであまり固定観念にとらわれずにいろんな場面でシャッターを切りましょう。なお動きのある被写体を撮影する場合はスポーツ撮影によく似た感覚でどんどんチャレンジしましょう!
亀岡市ひとくちメモ:
京都市の北西に位置する丹波地方の中心都市。戦国時代に明智光秀公によって開発された盆地で農業が盛ん。当初は「亀山」の地名であったが明治時代に「亀岡」となった。市内は愛宕神社の本宮や平安時代以来の古刹である穴太寺などの名所・旧跡も多い。地理的に霧が発生することが多く、カメラマンにとってはその幻想的な風景も魅力のひとつ。玄関口の亀岡駅へは京都駅から快速電車で約20分。夢コスモス園会場へは駅前より路線バス利用で約10分。
担当:やませ