今日はちょっと思い付きで店頭にある二眼レフ、ローライフレックスちゃんをかっこよく撮ってみようと思います!
被写体はこの子!
ローライフレックス 3.5F(プラナー)
金額:236,000円
商品コード:2111020205981
です!
ちなみに↑の画像はナニワオンラインの販売ページの画像です。
さて、撮影はスタジオ728にある機材で何とかしよう!がテーマです。
はい、スタジオの機材はこんな感じでーす!
色が悪いのは気にしないで…!
とりあえずスタジオの機材はモノブロックが3灯、ウチ1つがオカマ付き、2つはディフューザー付きです!
そして、定常光で撮ったローライちゃんがコチラ!
うん…コメントの仕様が無い…。
さて、まずは基本の方向性を決めていきます。やっぱ機械だしサイド光でパキっとかっこよくしようかなーと思います。なので、まずは横にストロボを置いて
いったんこんな感じで撮影してみます。
で、出来上がりが↓コレです。
あれ?なんか割とこれだけでも良くないか?
なんと言うか、哀愁漂うボトムズ感と言うか、エッジの立ってる感じとローキーで落ちてる感じと、なんと言う夜明けのスキャット…!!!(意味不明)
今回最初の光が光源としては被写体よりも大きいので、反対側のエッジまで光が回ってますが、やはり正面や左側が落ちすぎてる印象もあります。
これはこれでかっこいいけど。
なので、ちょっと光の向きを変えてみました。
はい、こうしてみました。
こうすると正面にも光回りますからね!
で、仕上がりが↓これ
お、同じ1灯なのにけっこうガラっと印象が変わりました!
分かりやすく言うと、顔が明るくなりましたね。ある意味コレはコレで成立している気がします。
ただ、一枚目のサイド光と違って、斜光にしたことでレンズ左のシャドウ部分が気になります。
サイド光だと顔全体が落ちてるのでそれはそれ。と言う感じでしたが、斜光にすることで顔は明るくなったけど顔の影が気になる…。
ならばレフを…と思ったけど良いものがなかったので、ライトボックスを置いてみました。
が、見てわかる通り遠すぎて光回ってません(笑)
で、寄せる↓
寄せるとめっちゃ光反射してます。
これ、ライトボックス発光してるように見えますが、ストロボの光返してるだけです。
で、出来上がりが↓コチラ
お、なんとなく理想に近づいてきました。影も薄くなってるし。
物撮りの基本は1灯と言われますが、1灯でも結構頑張れますね…。
ただ、もう少しなんかないかなー。と思ったので、ちょっと色々と変えてみました。
まずはこんな感じで、レフだけ横にずらしてみました。
レフは映りこまなくなりましたが、影が濃くなってしまいました。
どうしたもんか…。
もしかして光源と返しの角度が違うから影が濃いまんまなんじゃないだろうか?
と言う事で、ストロボを真横に戻してみました。
さて、この挟み込みで撮ると…。
はい、なんか顔が暗くなりました。もちろん、正面から光が当たってないので顔は暗くなります。
このまま顔だけを明るくしたいので、正面から1灯足したいと思います。
こんな感じで、大きめのライトボックスを正面に置いてみました。これでどうなる…?
お、顔にも光が当たって、レンズにもキャッチがしっかりと入ってます。
ちょっと右サイドが強い気もするけど、正面がのっぺりするより露出比が有っていいんじゃなかろうか…。
ただ、なんとも…なんだろう、半端?影も固い気がするし…。
なので、影を柔らかくするために光を寄せてみました。
※既に↑の画像で右サイドが飛んでるので、都度光量や露出は調整してます
で、↓こうなりました
うーん、影は柔らかかくなったけど、ちょっと左サイド落ちすぎてる感もあるなぁ…。
ビューレンズの左横の落ち方が気に食わない…。
ので、レフを寄せる!
結構ガッツリ寄せてみました。
この↑の時点で結構いい感じじゃないのか?と期待が膨らみます。
で、出来上がりがこれです↓
お、ちょっと右サイド強い気もするけど、許容範囲内でしょう!
レンズのキャッチライトも入ってるし、ロゴもしっかり見えてる。反対側も落ちすぎてない!
あとは、これを映り込みが邪魔なのでトリミングして、傾きなおして、あとはちょろっとだけ補正して。
はい、こんな感じになりました!
before↓
after↓
細かい部分は色々とありますが、とりあえず今ある機材、時間も20分くらいでしたが、光源が1つでもなんとかなるなぁ。と言う実感です!
二つあると自由度が上がるし、バック飛ばしとかにも回せるし。
皆様も手持ちの機材で色々と試してみてくださいね~!