ニコンのレア玉、Nikkor-T 10.5cm F4 S用マウント マウンテンニッコール入荷しました!

当店になかなかお目にかかれない名レンズ

Nikkor-T10.5㎝f4【ニコンSマウント用】通称マウンテンニッコール

実は廉価版商品でしたがニコンの有能な技術者魂が宿る名レンズだったのです。

ニコンのレンジファインダーカメラSシリーズのレンズとして登場したこのレンズ

3群3枚という単レンズ凸凹凸の3枚玉構成によるもので昭和35年発売

トリプレットレンズのレンズ構成上絞りをF4で押さえ小型軽量化し描写力も維持する

単なる廉価版安かろう・悪かろうと消費者に思われないように作った傑作!

今の世も各カメラメーカーさんの標準レンズは安くて高性能です。

通称撒き餌レンズともいわれておりますがすでに60年前にこのような

手の届くレンズで高性能、これは他社メーカーに浮気せずにニコンを楽しまねばと

愛用者を増やさんとする高い意識の表れでしょう。

同様の焦点距離である10.5cmF2.5の価格は約半分サイズもぎゅっと小さくした

コンパクトな設計で少しでも軽く・小さくしたい山岳登山に向いていることからか

もしくはライカのマウンテンエルマーに似ているからなのか

いつしかマウンテンニッコールと呼ばれたとお聞きしております。

枚数が3枚と少ないレンズ構成だからこそのゴースト・フレアーの減少で

ヌケの良い描写力やカラーバランスが実現、球面収差が若干過剰補正気味の

作りになっているそうですので半絞りほど絞り込めばシャープな描写力だそうです。

ディストーションも少なめで倍率色収差も少なめとさすがニコンの名設計者

脇本善司氏設計のレンズだと評価の高いレンズです。

特にニコンSタイプのレンズの特徴的な個所は2つのレンズマウントを使用している

という所、内側深くに構成レンズを対置出来る内爪のマウントと

外側に大きく取った装着部で大口径レンズの設計も可能にした外爪マウントの二つ

マウント部分を紹介するのに何気にS3のオリンピック+50mmf1.4を被せてくるあたり

レアなマウンテンニッコールにつり合うレアなボデイ紹介したいじゃんって

ちょっといやらしかですか(笑) 

こちらS3のオリンピックモデル+50mmf1.4はボディ+レンズで現在327000円

生産数が2000台ほどと言われているレアモデルでシリアル№6322〇〇〇なので

後塗りのまがい物とは違うからいいお値段でしょ。

ここからが本題、根元から窄めた様なスリムな外観が特徴あるレンズです。

昭和35年製造なので約60年ほど前のレンズですがまあ外観の擦れ…

それなりにありますが前オーナー様がお金をかけてメンテナンスしての保管

らしいのでレンズもなかなかクリアーじゃないですか!

しばらく店頭に飾って見せびらかしたいほどです(笑)

この一期一会の奇跡的な出会いに我こそはと思ったら

お早めにカメラのナニワオンラインまで!

商品番号はJAN2222120037805 

ニッコールT10.5cm/f4(Sマウント用) 税込72000円です

なかなか出会いの少ない希少品です一品物ですので

お・は・や・め・に ♬