【中古品新入荷情報】83倍望遠コンデジ ニコン クールピクスP900

今回は超望遠コンパクトデジタルカメラのクールピクスP900の入荷情報です。発売は2015年です。
何と焦点距離が35mm換算で約24-2000mmという83倍ズームという聞いたことがないズーム比に発売当時は目を疑いました。
昨年2018年にはP1000という3000mmの後継機も出ておりますが、P900よりひとまわり大きく、重さが約1.5倍弱です。
そしてP900はまだ現行品でもありますが、中古市場にはそれほど出回ってもないようで、レア度が高いかもしれません!?
これが2000mm撮影時の全長です
なんとキャップは67mmなり~

【コンディション】
商品のコンディションは外観に特に気になるキズもなく店頭表示はABランクです。見た目はかなりゴツい感がありますが、重さはこの見た目ほどではなく、グリップのホールド感も良し!
モニターには保護シール有
フラッシュのポップアップ時

【試写開始】
という事で、いままでに自身では未体験の2000mmという超望遠を使って何を撮影してみようかと悩み、三脚は数年前に処分してしまっておりまして、手ブレ防止機能の効果確認も必要だった為、とにかく曇り空のなか、外に持ち出して試してみることにしました。
まずは、近所の恐竜公園へ行ってみると…

この日はオートiso、awb、絞り優先(f6.3固定)にて。
そこには網で捕獲された恐竜?が。

まずは広角の24mm。iso100 1/30
で、これは200mm
そして600mm。iso400 1/80
1200mm時点でギブアップ!

次の2000mmリベンジに選んだのは江戸川区球場の高校野球大会です。
雨上がりに偶然、大会の開催を見かけ、慌てて家に戻りカメラと一脚は持って出ましたが、何と!スマホとメモ帳、筆記具を忘れ焦点距離が記録出来ず。。
また、この日も絞り優先でf6.3固定ですが、どうにか2000mm撮影ができそうな…
24mmの広角から…
これで200mm iso100 1/125
という事で2000mmを目指す的をみつけました。グランドの照明です。なぜかというと動いている物をモニターにフレームインさせる事自体が難しそうだからです。
では照明を24mmから2000mmまで…
手持ちはこれで限界と、一脚投入
そして遂に2000mm! iso400 1/400
その後も2000mmで数カット撮影。バッター、ピッチャーなど

iso400 1/500
試合が終わるとすぐ、次の試合の選手が。
これも約2000mm。iso400 1/400
【感想】
性能的には、これだけのズーム倍率でのコンデジとしては描写力も価格的にも特に申し分ありませんが、ある程度の撮影回数を重ねないとなかなか使いこなせないと思われる曲者でした。
そして、残念だったのがファインダーですが、これがかなり小さくて粗く、見難い為、試写を始めてすぐ液晶モニターでの撮影にしました。
また、約0.12秒というシャッターのタイムラグは快調で
したが、コンデジとしては一眼レフ並みにサイズも多きく、とにかく重いのです。で、ボディのスペックが若干古いかな~と。
とは言え、一眼レフでの2000mmレンズの数十kgと比べればこの重さ、サイズ、価格などとはとても大きな意味で規格違いです。
このカメラをコンデジ望遠派の方に是非お試しいただきたいと思いました!

【主な仕様、他】
有効画素数:1605万画素
焦点距離:4.3-357mm(35mm換算で24-2000mm
開放F値:2.8-6.5
レンズ構成:12群16枚(EDレンズ5枚、スーパーEDレンズ1枚)
手ブレ補正効果:5.0段(静止画)
記録媒体:SD、SDHC、SDXCカード
ファインダー:電子ビューファインダー、0.2型液晶、92万ドット
絞り:6枚羽根虹彩絞り
ISO感度:100~1600
最短撮影距離:マクロAF時に約1cm(広角側)
モニター:広視野角3型TFT液晶モニター、約92万ドット
使用電池:リチウムイオン充電池EN-EL23
充電時間:約3時間40分
電池寿命:約360コマ(静止画)/約1時間20分(動画)
寸法(幅×高さ×奥行き):約139.5×103.2×137.4mm(突起部除く)
重量:約899g(電池、メモリーカード含む)

レモン社中古品ランク:AB
付属品:取説、チャージャー、予備バッテリー、ストラップ、キャップ
販売価格:35,000円(税込)

※こちらの中古品は10月20日現在レモン社銀座店の在庫ですが、
カメラのナニワ・オンラインショップからもお求めいただけます。
グループpluコード:2111012229360

担当:カラサキ