FUJIFILM カメラのナニワ 心斎橋本店

FUJIFILM X-A7 実写レビュー!直観的にハイクオリティで雰囲気のある写真が撮れる!

こんにちは。スタジオカメラマン兼フィルム販売をメインでこなしているカメラ女子の岡崎です。

今回デジタルの土俵にお邪魔しております。失礼します。

さて普段はX-T2を使用している身としてはフジのカメラを色々試せるのはとても嬉しいこと。

X-A7を連れて奈良県明日香村にある、とあるフォトジェニックな食べ物をお目当てにしてお出かけしてきました。

その時の写真と共にレビューを進めてゆきたいと思います。

 

と、その前に先ずは簡単にスペックについて

 画素数:2424万画素(有効画素)

センサー:CMOSセンサー

撮像素子:APS-C

重量:320g(キットレンズつきで455g)

 

最小限の情報だけ記してます。なぜならこのカメラの良さをスペックのみで測ってほしくないからです。

まず画素数はキレイな写真を撮る分に申し分ないですね。

センサーはX-Trans CMOSセンサーではないですが、正直に言って非常にコアなフジユーザーでなければそんなに気にするポイントではないかと思います。十分にさすがはフジの色表現してくれてます。

重さに関して。500mlのペットボトル1本分ぐらいですね。もしくはスマホとモバイルバッテリーを合わせた重量ぐらいでしょうか。

コンパクトですし持ち運びに苦はなさそうです。ちなみに私のウインドブレーカーのポケットに入りました。

この事実、カメラ2台持ちしてよくお出かけするカメラ女子としてはとても嬉しいことです。

ストラップで2台持ちは肩こるし、かといってガッツリカメラバックにするとお出かけ時のコーディネイトが難しい。

そして見た目もカメラらしい無骨さを残しつつシンプルでスタイリッシュ。キャメルは普通に可愛い。好き。

背面モニターの大きさもX-A5よりも大きくなって見やすいし、バリアングルができるように進化している。

これ地味に嬉しい進化ですよね。

さて、スペックと見た目のお話はこれぐらいにして作例をだしてゆきます。

 

■FUJIFILM X-A7

絞り値:f/8 露出時間:1/170秒 ISO:200

奈良県は明日香村にある日本最初の厄除けの観音さんです。

岡寺となっていますが正式名は龍蓋寺。龍(悪)を池に封印して石で蓋をしたという話が名前の由来だそうです。

 

絞り値:f/8 露出時間:1/25秒 ISO:200

厄払いの鐘。鳴らしときました。

天気が変わりやすい日でした。急に雲がかかってきて暗くなったときにシャッター切りました。

絞り優先で撮っていた為だいぶスローシャッターなりましたがブレてません。

X-A7にボディ内手振れ補正は無いので、XC15-45のレンズの3段手振れ補正に助けられました。なかなか優秀だ。

絞り値:f/4.5 露出時間:1/350秒 ISO:400

絞り値:f/4.5 露出時間:1/400秒 ISO:400

龍玉願珠。

みんな色々な願いや祈りを胸に訪れる場所です。

絞り値:f/5 露出時間:1/350秒 ISO:400

絞り値:f/5.6 露出時間:1/500秒 ISO:400

絞り値:f/8 露出時間:1/480秒 ISO:400

本堂とてもかっこいいですよね。中はもっと素晴らしかったのですがもちろん写真はNGなのでお見せできません。良ければ足を運んでみてください。

 

さてFUJIFILMといえばフィルムシミレーション機能が魅力ですよね。

銀塩カメラ時代からフィルムを作り続けてるFUJIFILMだからこそ出せる豊かな色再現性と階調表現をフィルム取り替える感覚で設定できる機能です。

ここからはそんなフィルムシミレーション機能で撮っていきます。

絞り値:f/8 露出時間:1/105秒 ISO:400 Velvia

絞り値:f/5.6 露出時間:1/125秒 ISO:200 Velvia

絞り値:f/4.7 露出時間:1/75秒 ISO:400 Velvia

絞り値:f/3.5 露出時間:1/640秒 ISO:400 Velvia

絞り値:f/3.5 露出時間:1/70秒 ISO:500 Velvia

そう!今回のお出かけの本命はこの「飛鳥プレミアムカレー」なのです!

奈良県立万葉文化館のカリオンというお店で食べられます。

一番驚きの食材は柿!! ここでしか味わえないカレーです。

ネガティブな意図はなく、あえて感想は控えます。一度食べてみて欲しい一品です。

食べ物を撮るのが下手で有名な私ですがX-A7のおかげで上手に撮れました。

ちなみにIphone7のカメラだとこんな感じ。↓

店内が少し暗かったということもあり雲泥の差ですね。

 

さてではお腹がいっぱいになって満足したので飛鳥の里を散歩します。

ここからはモノクロが似合う風景かなと思いモノクロメインです。

撮り比べしつつぽてぽて歩く。

絞り値:f/11 露出時間:1/125秒 ISO:200 モノクロ

絞り値:f/7.1 露出時間:1/900秒 ISO:400 モノクロ

絞り値:f/7.1 露出時間:1/640秒 ISO:400 モノクロ

絞り値:f/8 露出時間:1/850秒 ISO:400 ASTIA

絞り値:f/5.6 露出時間:1/600秒 ISO:200 モノクロ

絞り値:f/5.6 露出時間:1/600秒 ISO:200 クラシッククローム

撮るのを楽しみながら散歩できました。

普通にこうして写真を撮るだけでも楽しめるX-A7なのですが

このカメラのポテンシャルはこんなもんじゃないのです。

 

最後にレビューしきれなかったX-A7の高きポテンシャルをお伝えして締めたいと思います。

 

背面モニターが大きい、見やすい、チルトしちゃう! そう、自撮りがしやすいんです。

タッチ操作が、直観、簡単、感度よし! スマホみたいに直観で操作できちゃうんです。

動画撮影が、4K、綺麗、むしろ6Kばり! 流行りのブイログはじめるのにぴったりなんです。

 

もうちょっとこのカメラと遊びたかったなぁと思いながら帰路に着くのでした。

 

 

この記事のハッシュタグ

関連の記事

FUJIFILM
2024/10/03

新フィルムシミュレーション「REALA ACE/リアラエース」でベトナムを撮る

  • #FUJIFILM
  • #フィルムシミュレーション
FUJIFILM
2024/09/27

X-T50 & XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR【FUJIFILM 新製品2点レビュー!】

  • #FUJIFILM
  • #Xシリーズ
FUJIFILM
2024/05/31

フジノン XF56mmF1.2 R WR 使用レビュー【新旧比較あり】

  • #FUJIFILM
もっと見る