こんにちは!!レモン社池袋店の石井です('◇')ゞ
月光西にわたれは 花影東に歩むかな
年の瀬ですね!!皆様この一年はいかがでしたでしょうか。
今年の物欲、今年のうちに(/・ω・)/
さて、今回は私の周りで密やかなブームを巻き起こしているレンズのご紹介です。
その名は【無一居 花影S1 60mm/F2.2】
某死神の漫画の必殺技みたいですね。
まず名前からしてずるいです…かっこい…ずるい…
いつも記事が長いことに定評のある私ですが、
今回はサクサクいきますよ!!(当社比)
んでは以下いつもの目次です(´艸`*)
※クリックすると該当ページにジャンプします※
~index~
①目指したのは『Leica TAMBAR 90mm/F2.2』
『Leica TAMBAR 90mm/F2.2』は、1935年に発売された
3群4枚・絞り羽20枚のソフトフォーカスレンズです。
ソ…ソフトフォーカスレンズ?(@言@;)
ソフトフォーカスレンズ(軟焦点レンズ)とは、
通常のレンズが各収差を可能な限り減らして設計にしているのに対して、
意図的に収差を残して、ピントが合った像が軟らかくなるように設計されたレンズです。
ピントに芯があり、周辺に滲みが現れる。
これがピントが外れた写真との大きな違いです。
解像線は残しつつ、ソフトで絵画のような描写傾向が特徴で、
写真黎明期から肖像写真用として発展を遂げました。
『Leica TAMBAR 90mm/F2.2』は唯一純正で発売されたソフトフォーカスレンズです。
特殊レンズの為、生産本数が少なく
1935年の発売から1949年までに2984本が作られました。
極めてシャープな描写のレンズメーカーとして名を馳せていたライツ社が、
幻想的な雰囲気を生み出すレンズを開発したことはかなりセンセーショナルですね。
「不透明」を意味するギリシャ語の【thambo】を由来とする
『Leica TAMBAR 90mm/F2.2』は、デジタル処理では出せない魅力を秘めています。
そんな伝説のレンズを目指した【無一居 花影S1 60mm/F2.2】
模倣する上で重要視したのは
①前ボケ
②合掌点はシャープだが描写はやわらかい
③様々なミラーレスで使用できる画角にする
ことだそうです。
【無一居 花影S1 60mm/F2.2】のレンズ構成はTAMBARと同じ3群4枚。
ここから更に踏み込んだあれやこれやそれやがあるんですが、
語りだすと年を越してしまうので、この辺で…
③【花影S1 60mm/F2.2】
ようやく実写ですよ!!!!!
えーここでお知らせなんですが、クリスマスの時期に撮影をいたしましてですね…
おいおいもう年越しだぜ?って世間様に逆行してメリィィィィィクリスマス!!!!!!
まずは試しと看板を撮影してみました。
ピントは「朝5時」の「5」です。
私的この日の№1写真はこちらです。
ソフトな描写でもピントに芯が…ある?はず???
タピオカー!!!つやつやタピオカですw
からのカニです。
メリークリスマァァァァァァス!!!!!(遠い目)
このもみの木めっちゃいい感じに撮れたんですよ!!!当社比!!!!!
新宿高島屋さんのクリスマスツリーを見つけまして。
撮ったら「ツリー?」って感じになりまして。
夜景の写真になるとこのレンズの収差がよくわかりますね。
そこで調子に乗って遊んだ結果がこちらです↓
収差であそんでみたよその①
収差で遊んでみたよその②
収差で遊んでみたよその③
同じ場所でピントリングを回してみたんですが、
集合体恐怖症の方には大変申し訳なく…済みません…
た…楽しい…なにこれ楽しい…
④まとめ
さてさていかがでしたでしょうか!!
いやもうアル〇ァロメオもかくやのじゃじゃ馬っぷりでしたねー
こいつは奥が深い…
遊び方次第で何にでもなれるレンズだと思います。
なにより夜景撮影が楽しかった(ゲンドウポーズ)
ではでは皆さま良いお年を!!!!!!!
池袋店 石井