こんにちは、レモン社新宿店のもりやです。
令和元年も残すところあと僅かとなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は日本海側屈指の景勝地『東尋坊』をご紹介していきます。荒々しく切り立った岸壁と群青色の日本海はまさに撮影にお勧めの絶景ポイントです。
撮影にはソニーα7IIIとFE70-200/4G・FE 24/F1.4 GMを使用しました。
東尋坊は福井県坂井市三国町にある海食崖の続くエリアで、国の天然記念物および名勝にも指定されています。おもに輝石安山岩の柱状節理で構成されており、垂直に切り立った崖は最も高い場所で25mにもなります。
東尋坊の由来
その昔、平泉寺という寺に東尋坊という名の僧兵がいて、周囲の人々に乱暴狼藉を働いていました。そこで真柄覚念という僧が一計を案じて、ある日東尋坊を誘って崖の上で酒盛りを催します。
東尋坊が酒に酔ったところで、僧侶たちは彼を崖の上から突き落としてしまいました。東尋坊の怨念により、その日から49日もの間、この海は大荒れとなりました。
撮影日は比較的風が強く、岸壁に激しく白波が打ち付けていました。まさに断崖絶壁の光景です。
東尋坊周辺には全長約4kmの荒磯歩道があり、美しい日本海を一望することができます。
断崖の下へ降りることは可能ですが、足場が悪く多くの場所で手すりや柵がありません。天候の悪い日や夜間は決して立ち入らないようにしましょう。
雄島
雄島は東尋坊から徒歩30分ほどの場所にある島で、こちらもまた柱状節理の岸壁を見ることができます。島には特徴的な赤い橋が架かっていて徒歩で渡ることができます。
雄島には古くから大湊神社が祀られており、源義経や明智光秀もこの地を訪れたという伝説が残っています。
撮影地情報・アクセス
東尋坊 福井県坂井市三国町安島 京福バス東尋坊線 「東尋坊」停留所下車
それではまた!!
担当:もりや