どうも皆さんこんにちは。レモン社池袋店の、半年に一回ぎっくり腰になる事で有名な春山です。
今期は一回なってるからもう大丈夫なはず…!
さて、今日はふと気になった、話の小ネタになる話題。
カメラメーカーの名前の由来を集めてみたコーナー
どんどんぱふぱふ~!
さて、さっそく行ってみましょう!
まずは有名どころのキヤノン!
はい、こちらは「観音様」からきてます。
精機光学工業株式会社と言う社名からキヤノンカメラ株式会社に変更になりました。
で、精機光学工業株式会社の時に作ってたカメラの最初の試作機が「KWANON(カンノン)」と言う名前で観音様にあやかってるんですねー。
ちなみにそのカメラに付けられてたロゴ?がコレです。※千手観音菩薩様ですかね※
漢字好きの外国人のタトゥーみたい…!
ちなみに、「キャノン」じゃなくて「キヤノン」です。ャが小さいのは文字のバランスをとる上でのことだそうな…。
さて、お次はニコン!
それをベースにNを足して男性的にし、口調を良くした結果NIKONとなったそうです。なぜ「N」を足すと男性的になるのかは不明です。
さて、続いてはオリンパス。
日本のカメラと言うと、今はデジタルカメラ全盛ですが、35mmフィルムカメラで言えばニコン・キヤノン・オリンパス・後述のペンタックス。ってイメージです。
さて、そんなオリンパスですが、元々は株式会社高千穂製作所と言う名前でした。この高千穂ですが、日本神話で有名な場所で、高天原にいた天照大神と孫の瓊瓊杵命を中心とした一行が地上に降り立ち、その地を「高千穂」と名付けて治めるようになった…。で有名な高千穂です。
そして、この高千穂のギリシャ神話版?のオリュンポスと関連付けてオリンパス。と言う名前になりました。
今の所名前の由来がダントツかっこいいです。創業者センスいいな…。
オリンパスが来たら続いてはマイクロフォーサーズで肩を並べるパナソニックです。
ナショナルとパナソニックの二大ブランドが有って、白物家電がナショナル。デジカメやパソコンなど映像・音響機器がパナソニックでしたが、ナショナルの撤廃に合わせて社名もパナソニックに変更になりました。
さて、そんなパナソニックの由来ですが、想像ですが
PanとSonicの造語だと思ってます。
パンパシフィックとかのパン。全~、総~みたいな使い方をされるパンです。音響機器作ってたから、音が世の中に広がる~。的な。
って思って調べたらまさかのビンゴでした。
松下電器の音をあまねく世界へ。という思いがあるそうです。
さ、続いてはペンタックスです。
ペンタプリズム(一眼レフについてるファインダーの反射鏡)と言うカメラのパーツが有ります。
カメラはレンズを通して見る関係上、逆像になってしまうんです。それをするためのパーツがペンタプリズムです。これをカメラに最初に使ったのがペンタックスと言われています。そこから社名が来てるんですねぇ。そう考えると、今の一眼レフを作ったのはペンタックスと言っても過言ではありません。
元々は旭光学工業株式会社と言う名前で、アサヒフレックスと言うカメラを出してましたが、ペンタプリズム開発後はアサヒペンタックスに。そこからペンタックスが社名になったそうな。
とか思ってたら、もう一つ説が見つかって、ラテン語・ヘブライ語のペンテ(タ)コステから来てるとか…。こっちは信憑性薄そうです。
続いてはリコーです。ペンタックスと言えばリコー。リコーと言えばペンタックス。
こちらは元々、お茶の間ではドレッシングでお馴染みの理研こと理化学研究所の子会社、理研感光紙株式会社として設立されました。
「理」化学「研」究所がリケンと略すのならば!
「理」研感「光」紙株式会社をなんとする!
そう、リコーです。
はい。続きましてはSONYです。
そもそも当時は音楽関連のメーカーがゲームだして、ゲームメーカーがカメラ出したんか…!くらい思ってました。
でも、冷静に考えるとそれだけ技術力があるって事なんですよねぇ…。
さ、そんなSONYさんですが、元々の社名は東京通信工業株式会社です。
最初は真空式電子電圧計などを製造していたみたいですが、その後、日本初のトランジスタラジオの販売を始めました。
そこからアメリカへの輸出の際にSONYへと名前を変えたそうです。
SONYの語源は音波を意味するSONICの語源になったラテン語のSONUS(ソヌス)と、坊やを意味するSONNYから来てるそうです。
日本っぽいですよねー。ラジオだから音を届けるからSONICだし、当時の日本の小型軽量みたいなのからSONNYって。
さて、次はコニカミノルタです。
それはコニカミノルタのカメラ事業をソニーが引き継いでるからです。
そしてこのコニカミノルタ。もともとはコニカと言う会社とミノルタと言う会社が合体したものでした。
コニカはこんなロゴ
そしてミノルタはこんなロゴです
あれかな。コニカがミノルタのお嫁に行ったのかな。それか苗字はコニカを名乗るから見た目はミノルタに寄せてくれ。だったのか…。
さて、そんなコニカとミノルタですが、それぞれ由来を調べてみましょう。
まずはミノルタ!
これは「稔る田」からです。そのまんま…!!!
ちなみに、日本の光学機器メーカーとしては二番目の歴史を持ちます。
最も歴史が長いのはコニカだそうで。
そして、このミノルタ。元々は日独写真機商店と言う名前で、最初から写真機商だったんですね。
その後いろいろあって、組織変更などを行い、ミノルタブランドを世に出します。ミノルタは「Machinery and INstruments OpticaL by TAshima」という英語の文字からとったらしいです。創業者が田嶋さんですし。そこに稔る田を掛けたそうです。
さて、続いてはコニカ!
こちらはもともと小西屋六兵衛店と言う名前でした。創業者は杉浦六三郎さんなんですけど、小西って誰…?と思って調べたら、小西屋と言う問屋で働いていた杉浦さんだから、小西屋六兵衛にしたっぽいです。ラモーンズ方式…?
で、小西屋さんのカメラだから、コニシカメラ→コニカってことらしいです。
さて、そんなコニカがサクラカラーと言うフィルムでシェアを伸ばしていましたが、後年どうしても勝てないメーカーがありました。
そう、フジカラーでお馴染み、私が贔屓にしているメーカー!
富士フイルム~!
※富士フイルムもキヤノンと同じ様に「富士フィルム」ではなくて「富士フイルム」ですよ!
ちなみに、前述のサクラカラーが後年勝てなかったのがフジカラーです。
そう、たぶん世界で唯一悪魔をCMキャラクターに起用した写ルンですなどでお馴染みのあのフジカラーです。
ちなみにこちらの「写ルンですスーパー800」と言う商品ですが、ISO800のフィルムが入っており、このフィルムは写ルンです専用で市販されておりませんでした。しかし、このフィルムの凄さに気付いたカメラマンが暗室で写ルンですを分解してフィルムだけを取り出して撮影された写真が沢山あり、当時の皇太子殿下と雅子様の結婚の儀の写真もこのフィルムで撮影されたそうです。
その後このニーズに合わせてフィルムが市販化された。と言う流石フィルムメーカー。という逸話もあるそうです。
さて、ここまではカメラに興味が無い人もなんとなーく聞いたことがあるメーカーが名前を連ねていますが、ここからはだんだんマニアックになっていきます。多分。
ちなみに、このブログを書きながら由来を調べているので、名前を出しときながら由来が見つからなかったらゴメンナサイ…。&それカメラメーカーちゃう!レンズメーカーや!も入ってるかもしれません。
ヤシカ(コンタックス)・ゼンザブロニカ・ズノー・トプコン・ニッカ・レオタックス・ミランダ・コシナ辺りをさくっと軽ーく調べてみましょう!
さて、ヤシカから行きましょう。
ヤシカは八洲(ヤシマ)精機株式会社と言う名前、ヤシマのカメラでヤシカだとおもいます。コニカと同じパターン。
そしてこのヤシカは後に京セラに買収されます。
たぶん社名が旧社名+「カ」が付いてると合併の運命にあります。
ちなみにコンタックスはヤシカとツァイス・イコン(カールツァイスの傘下ブランド)の共同事業のブランド名です。
さて、次はゼンザブロニカです。
個人的にはネーミングセンスがピカイチです。
もともとは「ブロニカカメラ株式会社」と言う名前でしたが、一時会社名にもなってたそうです。
創業者の名前が吉野善三郎さんで、名前の善三郎とブローニーフィルムとカメラを組み合わせたっぽいです。なんてドイツ語感…!
さ、ズノーです。
これに関しては由来が分からない…。多分ブランド名のズノーから来てるんでしょうけど、元々の名前は帝国光学研究所だし、試作カメラはテイカ(帝国カメラ?)だし、頭脳からズノー?っていうかやっぱり社名+カメラは生き残れない…。
さ、お次はトプコンです。
元々はは東京光学機械株式会社と言う名前です。
今はカメラ事業から撤退していますが、当時開発されたカメラの名称を社内募集した際にTOPCONが選ばれ、それがそのまま社名になったそうです。
TOPCONは東京光学機械株式会社の英文名Tokyo OPtical COMpany がベースとなっているといわれてるそうです。
はい、ニッカです。
ウィスキーじゃないですよー。正式名称はニッカカメラです。
元々は精機光学(現キヤノン)に勤めていた数人で光学精機を設立。その後、戦時中だったため軍の命令でライカコピーのニッポンカメラを製造。
で、のちに社名をニッポンカメラに。カメラ名をニッカに変更。そこから社名がニッカカメラに再度変わる。と。
次!レオタックス
結論から言うと分かりません!
〇〇タックスって、コンタックスとかペンタックスとか、カメラメーカーによく使われてるけど、そうするとレオって何だろう…獅子?
ミランダです。
Miranda(ミランダ)のMirは、MirrorやMirade(Miradeって何だ…?)のMirで、語尾のandaは女性的だけど全体の調子を整えて柔らかな快い響きを持っている。
と言う事らしいです。wikiさん参照ですが。
コシナ!
こちらは社長の出身地の長野県「中」野市大字「越」から来てます。
コシと中野のナでコシナ。
調べるのに疲れ果てたので以上です!