こんにちは、レモン社新宿店のもりやです。
2019年もみなさまに大変お世話になりました。2020年も変わらぬご愛顧をどうぞよろしくお願いいたします。
さて、本年最後のブログはソニーフルサイズEマウントの広角レンズ「FE 24/1.4GM SEL24F14GM」をご紹介します。
広角24mmでありながら背景もぼかして撮影できるというなんとも欲張りな設計となっております。もちろん「Gマスター」を冠した高画質な描写力で高速・高精度のAFにも対応し、動作時の駆動音もなくムービー撮影にもおすすめのレンズです。
主な仕様
焦点距離 | 24mm |
開放F値 | F1.4 |
最短撮影距離 | 0.24m |
レンズ構成 | 10群13枚 |
絞り羽根枚数 | 11枚 |
最大径×全長 | 75.4x92.4 mm |
重量 | 445g |
フィルター径 | 67mm |
レンズフード | ALC-SH154 |
JANコード | 4548736083998 |

AF/MF切り替えスイッチとフォーカスホールドボタン

絞りリングのクリックはON/OFF可能
ソニーα7IIIでの作例紹介

1/500 F7.1 ISO200
本レンズは絞り込めば隅々まで高精度の解像力を発揮し、歪みや周辺光量落ちもほとんど見られません。

1/500 F1.4 ISO200
開放撮影では被写体のエッジを鋭く残したまま、背景はなめらかなボケ感となります。

1/800 F1.4 ISO100

1/1600 F1.4 ISO200

1/200 F6.3 ISO100
また、最短撮影距離は0.24mとなります。時期的にちょっと遅いですが、紅葉をぐぐっと近寄って撮ってみました。

1/125 F1.4 ISO100

1/160 F2 ISO100

1/100 F1.4 ISO100
開放値F1.4は夜間の撮影にも可能性を秘めています。マニュアルフォーカスで玉ボケを生かした写真を撮ってみました。

1/100 F1.4 ISO200

1/100 F1.4 ISO500

1/100 F1.4 ISO500
FE 24/1.4GMを使用してみて
ソニーのGマスターシリーズは他にはない意欲的なレンズが多く、新製品が出るたびにワクワクしますね。本レンズは24mmという人気の画角であり、絞って風景撮影しても良し、近寄って開放でポートレート撮影をしても良しのまさに死角のないレンズです。
個人的にはこのクラスのレンズではマニュアル露出・マニュアルフォーカスで撮影するのが最も満足度が高い気がします。
また、本レンズの作例は前回のブログ【撮影地情報】東尋坊の断崖を往くにも載っているので合わせてご覧いただければと思います。
ソニーユーザーであればけっして期待を裏切らない一本ですので、1年間頑張った自分へのご褒美として、ちょっとだけ奮発してみてはいかがでしょうか。
こちらのレンズの在庫状況につきましてはレモン社の各店舗にお気軽にお問合せ下さい。店頭取り寄せも承っております。
それではまた、よいお年を!!
担当:もりや