レタッチが面倒なので、フィルターで代用した話

ここのところようやく暖かくなってきましたね。

昨日は上着がいらないくらいの暖かさで、このまま

春が来てくれたらと思う今日この頃です。


さて、件名の通りですが、

今はスマートフォンも普及し、アプリもたくさんあり、

Wifiで画像を転送して、アプリで加工ができる便利な

世の中になっております。

レタッチするには、パソコンにソフトを入れて、

パソコン立ち上げて、作業に入る。

そんな手間もなくなりつつあります。

本当に便利な世の中になったと思うのですが、

今回は時代の流れに逆らったことを試したことが

ありましたので、そのときの話になります。


レタッチがなんぞやという状態だったころ、

撮った写真に効果をつけるために使用しておりましたのは、

レンズフィルターでした。

よく使用されるプロテクターをはじめ、PLフィルターやNDフィルター

などその種類も豊富です。

私もケンコーのフィルターケースを持ち歩くほど、

ハマっておりました。

カメラも買いたてで、いろいろなことを試していたところ、

ふとフィルターを重ねると見た目がかっこよくなんじゃないかと

今思えばどうでもいい理由で、試してみました。

その当時、柔らかい写真にあこがれており、ほとんど

ソフトンAをつけっぱなしにして撮影しておりました。

そこに合わせてみたのが、ブルーエンハンサーでした。

雨上がりの朝のしっとりとした感じを表現したくて買った

このフィルター。

あまり出番がなく、フィルターケースの守り神になっておりました。

久しぶりに引っ張り出し、どんな感じになるか試してみようと思い、

装着。

プロテクターも常につけていたので、

フィルター3枚重ねの状態に。

そしてさっそく撮影してみました。


結果。

ただ青みがかった眠い写真でした。

なにかが足りない。。

そこでカメラ側の設定も変更し、行き着いた写真が

これから掲載する写真になります。

当時を思い出しながら、再現しました。

今回は、センターフォーカスも使用しております。

それではどうぞ。

WBを電球に近い設定にして、露出も上げております。

写真に写っている花は、実際の色は赤色でした。

さらに露出を上げた1枚です。

逆に露出をアンダーにした場合です。

シロツメクサを撮りました。

アンダーだと輪郭がはっきりしています。


いかがでしたでしょうか。

便利な世の中になっていますが、

たまには時代に逆行するのも楽しいと思います。


それではまた。