スナップ撮影に最適なコンデジを探そう!第二弾

タカチホカメラ府内店の安藤です。

前回に引き続きスナップにオススメなコンパクトデジタルカメラをご紹介いたします。

これから「カメラを始めようかなァ」っと考えている方は参考までに読んでいただけると嬉しいです。

それでは本題に。。。

今回ご紹介する商品は、FUJIFILM「FinePix X100 」シリーズの初代機を使用してみたいと思います。

こちらの商品 FinePix X100 は2011年に発売され2020年2月の下旬には5世代目となる X100V が発売されました。新品の価格帯は10万超えの高級コンパクトデジタルカメラです。今ではX100初代機の中古相場3万円前後で購入できそうです。

ISO400 1/170 F8

外観はライカを彷彿させるレンジファインダータイプのクラシック感が最高! 男女問わず持っているだけでスタイリッシュ! 発売当時は世界初のハイブリッドビューファインダーを搭載し、OVF(光学ビューファインダー)、EVF(電子ビューファインダー)をー撮影に合ったファインダーをカメラボディー前側の切替レバーだけで瞬時に切り替える事ができます。

サイズは男性の手の平でちょうど収まる感じです。レンズはボディー付け根から先端までが約20ミリ突き出ているだけでかなりコンパクト。見た目は厚みがある様に思えますが、ゲーム機のコントローラーを持った様に収まりが良いです。重さは約400gと他社のコンデジに比べるとちょっと重めですが、カメラを構えた時にちょうど良い重さとサイズ感です。

ISO400 1/4000 f/2

レンズは固定式単焦点レンズ FJINON 23mm F2を搭載。35mm判換算すると35ミリ相当の画角になります。最短撮影距離は10cmとかなり近い接写撮影もできますね。

ISO400 1/2000 f/8

APS-Cセンサーサイズで1280万画素と今では2400万画素が当たり前になった事を考えると低画素になりますが高い描写でありながら、柔らかく、どこか懐かしい丸みのある画が撮れるのはフィルムメーカーならではの描写なのかな感じました。 それと富士フィルム独自のフィルムシミュレーションで PROVIA、Valvia、ASTIA、モノクロと変更が可能で他社にない色味と質感を再現している様に思えます。

ISO400 1/4000 f/2

モードの切り替えは絞り優先は絞りダイヤルを 「 に、シャッター優先はシャッターダイヤルを「 にすると言ったか感じでとてもシンプル!

ISO400 1/250 f/5.6

バッテーリーの持ちはミラーレスカメラの様に背面画面を見ながらの撮影やAFでの撮影はどうしてもバッテリーの消耗が早く持ちが悪くなります。対策とて色々考えましたが。。。 予備バッテリーや充電器を持ち歩くのが良いと思います。

ISO400 1/1800 f/8

FinePix x100 を使用してみて感じたことをいくつかありました。

・電源を「ON」にしてからの立ち上がりとAFが遅く感じる。

・背面に設置されたボタンが多すぎて撮影時に邪魔になる。

・補正ダイヤルが緩く気づかないうちに動いている。

・レンズが短いため絞りリングとピントリングが回しにくい。

など他にも気になる点がいくつかありますが、扱いに慣れてくるとフィルムカメラのようにシンプルな操作性と単焦点レンズ約35mmの画角で目の前にある画を迷う事なく写してくれるスナップ撮影に最適なコンデジだと思いました。

初代X100から2世代、3世代と進化し5世代目となる X100V のレビューをカメラのナニワ 心斎橋本店 がブログアップしていますので覗いてみて下さい。

ISO400 1/500 f/8 ND

ISO400 1/250 f/8

ISO400 1/1000 f/8

ISO400 1/250 f/11

ISO1600 1/60 f/2