【巣ごもりフォトのヒント集】思わず時間を忘れる!マクロ撮影でドはまりするおすすめ被写体!

みなさまこんにちは!

現在このような状況下ではございますがいかがお過ごしでしょうか。普段は風光明媚な撮影地を飛び回っている方でも、もっぱら機材のお手入れがメインかもしれませんね。使用されていないレンズやボディでも月に一度は空シャッターを切ったり、ズームやピントのリングを動かして内部の空気を入れ替えることをおすすめまします。初夏から梅雨時を迎えますこの頃、カビ防止対策にも有効ですので時々はバッグから取り出してみましょう。

さて、たまには空シャッターでも切ってみようかなあ、と思って引っ張り出してきた愛機。せっかくなので身近な被写体をちょっと撮ってみませんか?思わずアツくなって時間を忘れてしまうかもですよ!

【使用機材】ボディ:オリンパス E-PL9

                     レンズ:パナソニック DGマクロエルマリート45mmF2.8ASPH

ボディはオリンパスのスタイリッシュ機E-PL9。1,600万画素センサー搭載で、多彩なフィルター機能を簡単に使えるなど”気軽に楽しく”オート撮影を楽しめる名機です。レンズはいわゆるパナライカの名玉マクロエルマリートレンズを使用します。

☆シャボン玉に宇宙を見た!油膜が織りなす”光芸”を切り撮ろう。

まずはどこのご家庭にもある石鹸や洗剤をつかってシャボン玉フォトに挑戦です。油膜の撮影は意外と難しく、”シャッターチャンス!”と思って切った瞬間にシャボン玉が壊れて天井を仰ぐ、ということが何度も(泣)。と、いうことで少々軌道修正をいたしました。シャボン玉表面に反射する「点光源」にフォーカスしてみることにします。お皿の上にふくらませたシャボン玉の油膜ではなく、スマホのライトや天井のダウンライトなどを反射させた「点」を狙います。さてその仕上がりやいかに!

なお画像につきましてはWindows上で少々修正をかけております。

↑ ↑ シャボン玉表面の「点光源」を拡大撮影してみます。

〇撮影データはいずれも共通:1/2000  f2.8  ISO3200 ビビットモード

大宇宙に未知の惑星を発見できました(笑)。油膜の動きが速いので高速シャッターを確保するためにISO感度は高めに設定します。事前に仕上がりが予測できないので時間を忘れてシャッターを切り続けてしましいますよ!シャボン玉をふくらませる係、ライト係、撮影係など役割分担しながらご家族みなさんで一喜一憂しながら盛り上がってみてください。宇宙旅行への入り口はあなたの台所かもしれませんね!?

☆ティッシュも輪ゴムも!あなたのセンスで身近なものが芸術作品に!

わたしはセンスの「せ」の字もございませんのであまり良い作例ではございませんが皆様のヒントになればとアップさせていただきました。身近なこんなものでも立派なオブジェになるのです。マクロレンズで拡大すると新しい発見ができますよ!

バックは白っぽい被写体なら黒や茶などの濃い色が、黒っぽい、または濃い色の場合は薄い色がおすすめです。

1/30 f5.6 ISO1600

続いて3本の輪ゴムを重ねて撮影です。下敷きは先ほどのティッシュペーパーを使用しました。高感度ノイズを載せることで作風に変化をつけられますので低ノイズのきれいな撮影方法とうまく使い分けてみましょう。

輪ゴムの画像はいずれも 1/8 f5.6 ISO1600 

わたしはカメラ内蔵のフィルターが大好きです。気軽にその場で効果を確認できるので思わぬ発見が期待できます。特にこのような巣ごもり撮影でいろいろ試していただき、今後フィールドで撮影するときにぜひ使ってみてください!

☆撮影の感覚維持や機材整備の一環として、ぜひ「巣ごもりフォト」を!

冒頭にも触れましたが撮影時の一連の動作はカメラ内部の換気に役立つなどメンテナンスに有効です。センサーやレンズの汚れにも気づくことができますのでカメラユーザーの皆さまは撮影日をつくっていただき、身近なものにレンズを向けてみましょう。巣ごもりフォトは撮影テクニックやカメラ操作の練習にも役立ちますのでぜひ実践してみてください!


カメラのナニワ京都店  担当:やませ


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