ステイホーム期間中、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?
普段と違う日常に戸惑いを覚えた方も多いかもしれませんが、この機会に趣味を見つけて楽しんでいる方も多いようですね。
新しく趣味としてカメラを始めた方も少なからずいるでしょうが、そんな皆様に楽しんでもらえるよう、これからもどんどん情報を発信していきたいと思います!
さて、今回ご紹介していく新入荷商品はMCフレクトゴン 35/2.4(M42 )です。旧東ドイツのカールツァイス・イエナで製造・販売されました。
焦点距離35mmでいろいろな被写体に対応しやすく、最短撮影距離0.19mで近接撮影にも強い、そして描写もツァイスクオリティという万能レンズです。
それでは散歩がてら近所で撮影してきた作例をお見せいたします。使用した機材はFUJIFILM X T-20、フィルムシミュレーションはASTIAです。
グレイン・エフェクト(強)をかけてノイズを乗せています。
SS 1/105 F5.6 ISO 200 WB オート
焦点距離はAPS-C機に装着すると約53㎜。スナップなどで使いやすい画角です。
センサーサイズと焦点距離についてはこちらをご参照ください。
SS 1/1000 F2.4 ISO 200 WB オート
絞り開放ではボケがかなり滲み、ざわざわした雰囲気。一方、ピント面はシャープできっちり解像しています。
ASTIAで鮮やかめにしているのを差し引いても濃厚な色乗りですね。
参考までに絞り値を変えた写真を。
F4
F5.6
F8
1段ほど絞ってF4にするとと玉ボケが五角形になってきます。ざわざわが落ち着いてくるのもF4ぐらいからなので、お好みで絞ってお使いください。
SS 1/300 F2.4 ISO 200 WB オート
とはいえ、開放の騒がしいボケかたは個人的に結構好きです。これはこれでオールドレンズっぽい味のある描写ではないでしょうか。
SS 1/1100 F2.4 ISO 200 WB オート
小さな紫陽花のガクに寄って撮影。最短撮影距離0.19mとかなりの近接撮影ができるのもこのレンズの強みです。
SS 1/420 F2.4 ISO 200 WB オート
MC(マルチコーティング)だけあって逆光耐性は比較的高め。オールドレンズにしてはフレアがかなり抑えられています。
SS 1/250 F2.4 ISO 200 WB オート
ハイライト(明るい部分)には滲みが出がちですが、それがかえって幻想的な雰囲気を演出してくれます。
SS 1/140 F2.4 ISO 200 WB オート
テーブルフォトにも使えます。これといって苦手な局面が少ないため、これ一本でさまざまな撮影をこなせるのが魅力ですね。
商品情報はこちら。
商品名:MCフレクトゴン 35/2.4(M42)
商品コード:2111012260301
販売価格:30,000円
付属品:FRキャップ フィルター
商品状態:ホコリ クモリ
ランク:B
在庫状況につきましてはレモン社銀座教会店までお問合せください。
中古品は一点ものとなっておりますのでお早めに!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
また次のブログでお会いしましょう~。