今回は、梅雨の晴れ間を確認し、少し距離がありますが、以前から気になっていた関東の三県境というパワースポット!?に行ってまいりました。
この日の都心は真夏日でしたが、こちらは予定通り、それを上まわる猛暑のような暑さでした ι(´Д`υ)アツィー
3つの都道府県境が一点に集まる箇所、三県境(さんけんきょう)は、三国堺(みくにざかい、さんこくきょう)とも呼ばれ、全国に48か所あるそうですが、中でも唯一、歩いて行ける平地にある珍しい三県境です。ちなみに四県境は存在しないそーです…
前日に所要時間を確認すると駅to駅で2時間以上もかかることがわかり、10時前には家を出ました。
当日は、電車の乗り換えがわかり難く目的の東武日光線の柳生駅への到着は正午過ぎとなりました。そこは全く人影が無く、改札までもが無人でした(驚)
途中で水分は確保しましたが、駅周辺には売店どころか、自販機もなく、なぜか証明写真のボックスと公衆電話だけがありました。
スマホで検索しても位置関係がよく分からず、道を尋ねる人もおらず、目印となる物も特に無い中、ようやく三県堺の最初の看板を発見し、ここから700mだそう。
f5.6 1/1000 iso200 +1/3
結局、目的地に着くまでも3人としか会いませんでした。相変わらずスマホのマップも活躍せず、看板だけを頼りに田んぼ道を進みます。
f5.6 1/1600 iso200 +1/3
そして、入口という看板が目の前に現れ、ここから昨年2019年に整備された栃木県側の遊歩道となっていました。
遂に現場に近づきましたが「あれっ!ここ!?」という風景でした。到着時も視界360度に人けがありません。
群馬県邑楽郡板倉町海老瀬
埼玉県加須市小野袋
見ておわかりのように地味な撮影スポットですが、この地は明治43年から大正にかけ川の大改修工事により大きく川路を変更し、さらに土地改良で2mほど埋めたてられて平地の三県境が出来上がったそうです!
ここに着き、汗を拭きながら30分ほど滞在しましたが、自分以外には若いカップルと家族連れが車で来て、10分位で早々と帰っていきました。
駅から歩いて現場に行っただけで、途中に日陰もトイレも無く、予定ではこのあと近くの道の駅に手打ちそばを食べに行こうと思っていたのですが、情けない事に、暑さにより体力が消耗されており、今回は断念する事にしました。
と、いう事でまた田んぼ道を駅まで戻ります。帰り道でも通行人とは2人しか会わず、無人の駅に戻り、この駅から帰りのワンマン電車に乗車したのもまた自分ひとりだけでありました(;^_^A アセアセ・・・
昼食も食べず、途中下車もしませんでしたが、地元駅に着いたのは16時過ぎでした。
この時期は、下手をすると短時間でも熱中症となりえそうな現場でした。可能であれば車での移動をおススメします!!!
そして使用カメラ、レンズは数年使い続けているパナソニックGM5と12-32mmでしたが、最初の設定(オートwb・iso、絞り優先でf5.6)は露出補正以外、何も変更していません。
【三県境の位置、お問い合わせ先 など】
座標:北緯36度12分27秒、東経139度39分50秒
標高:15メートル(49フィート)
最寄駅:東武日光線 柳生(埼玉県)
カーナビ検索:加須市小野袋941-5
駐車場:多いにあり
お問い合わせ:板倉町役場 TEL0276(82)1111
担当:カラサキ