映え写!手作りデジタルピンホール!【前半】

こんにちは!外出自粛が全面解除となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

Withコロナで働き方も変わり、お子様と自宅で過ごす時間が増えた方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、カメラを使った工作を前半・後半に渡ってご紹介!

はい!デジタルカメラを使ったピンホールカメラの写真です!ノスタルジックな雰囲気でイイ感じですね(v)


 前半は

・ピンホールカメラとは?その原理と仕組み

・ピンホールカメラとレンズ付きカメラの違い

・ピンホールカメラの作り方

について書いていきます!

 

≪そもそもピンホールカメラとは?≫

文字通りピンホール(針孔)で撮影するカメラのことで、0.20.5mmの孔を通すことで、レンズを使わずに撮影できるんです!

次は原理と仕組みについて↓

懐かしい図ですね!皆様も遠い昔に見た記憶があると思います。

太陽光・照明などの光は物体に当たり、様々な方向に反射(散乱)します。光は直進に進む性質があるので、樹の先端から反射された光はピンホールの孔でふるいに掛けられ、カメラ内で上下左右に反転した像を結びます。

 

≪レンズ付きカメラとピンホールカメラの違いは?≫

レンズを通すと、屈折によりセンサー面に光を1点に集中することができます。短時間の露光で像が得られ、焦点距離でピントの調節も可能となります!

一方ピンホールだと、光の量を絞るため長時間の露光が必要となります。焦点が無いためパンフォーカスになり、被写体が近くても遠くてもピントの合った写真になります(^ ^)

 

さて、次はいよいよピンホールカメラの作り方です!!

今回は家にあったソニーNEX-5で挑戦です(^o^)

【材料】

①セロハンテープ

②お手持ちのデジタルカメラに合うボディキャップ

③電動ドライバー

④油性マジック

⑤針(縫い針、ミシン針、マチ針なんでもOK)

⑥約2cm×2cmに切ったアルミホイル

⑦定規


【作り方】

1. 定規で測りながら、ボディキャップの真ん中に印を付けます。

印からずれないよう、電気ドリルで穴を開けます。キャップは滑りやすく分厚いので、あらかじめ細いドリルの刃かキリなどでアタリを作っておくとズレにくいです。

こんな感じです。

コツ・ポイント

刃を貫通させるので、作業中はいらない厚めの雑誌やスノコを下に敷いてください!


2. アルミホイルの両面を油性ペンで塗り、真ん中あたりに針で穴を開けます。

コツ・ポイント

針先をアルミホイルに当てて、力を入れずにクルクルと回すくらいでOKです!穴が小さい方が写りがシャープ、穴が大きいとより柔らかい写りになります。


3. アルミホイルの穴がボディキャップの穴の中心にくるように調整し、セロハンテープで内側から留めます。

4. 加工したボディキャップをカメラに取り付けたら完成!

コツ・ポイント

センサーにチリや埃が付いていると、そのまま写真に写り込んでしまいます!カメラにダストリダクション(ホコリ除去機能)があれば利用し、無ければブロアーなどで取り除きましょう!ホコリのチェック方法など、詳しくは過去ブログを参考にしてください(^ ^)


作業も1時間ちょっとあればできると思いますので、是非トライしてみてくださいね!


さあ、後半はいよいよ撮影です!

なかなかエモい写真も撮れましたので次回もお楽しみに!(^^)