皆様、こんにちは。 8月8日の【世界 猫の日】別名【International cat day】が待ち遠しい心斎橋本店 カメラ担当の 見崎です。
さて、今回のレビューは、ミノルタ(コニカミノルタ) Aマウントのレンズ資産を活用できるデジタル一眼カメラの1台に選びたい「SONY α33」のスペックについて、「MINOLTA AF MACRO 50mm f2.8」の猫写真を交えながらご紹介していきましょう。
1.発売は平成22年(2010年)
α33は、上位機種であるα55と共に、平成22年(2010年)に発売。
有効画素数はα55が1.620万画素 α33が1.420万画素で、ライブビュー・フルHD動画・高速連写など新機能を多く取り込みました。
当時の店頭標準販売価格(ボディ)は、α55が89.800円 α33が74.800円でした。
発売時期は、以前のブログのレビューで紹介しましたソニー初のミラーレスカメラNEX-5と同年度の発売になります。 当時の「α」の名称はα700やα550などの一眼レフカメラ(Aマウント用)の名称に使われていました。
筆者 個人的には、ソニー 一眼レフ(Aマウント用)でこの頃がラインアップ・新製品の発売頻度が最もアツかったと記憶しています。
2.ミノルタ(コニカミノルタ)時代のレンズが活かせます
ソニーのレンズ交換型カメラは、ミラーレス用の「Eマウント」と一眼レフ用の「Aマウント」の二種類です。
そのうちの「Aマウント」については、平成18年(2006年)にコニカミノルタから一眼レフカメラ用のレンズマウント(Aマウント)の資産・技術を引き継いだおかげで、フィルム一眼レフα7000(1985年発売)からデジタル一眼レフα Sweet digital(2005年)までのミノルタ(コニカミノルタ)のオートフォーカス用レンズを現行のソニーのα99IIのAマウント用カメラで撮影が可能です。
※つい先日、APS-Cサイズ用のα77IIは生産完了になりました。
※ミノルタ VECTISシリーズとは互換性無し
ミノルタ時代のAマウント用交換レンズは性能が良いにもかかわらず、中古市場でのキヤノンやニコンと比較して低予算でシステムを組んでゆく事が可能です。
やはり、ソニーと言えば、フルサイズミラーレスカメラ用レンズ「FEマウント」の方が明らかに需要が大きいためにミノルタAマウントの相場が安いの理由のひとつにあるでしょう。
3.ライブビューでも高速オートフォーカス
従来の一眼レフより進化している点は、
①レンズの光をレフレックスミラーとペンタプリズム等を通して、光学ファインダーで目視する構造をやめて、電子ビューファインダーを採用
②透過型ミラーを採用したことで、ミラーの動作がなくなりブレが軽減して、また露光中もピント合わせ(測距)が可能になった事でオートフォーカス・連写性能が向上
以上2点です。 発売当時、見た目は普通の一眼レフなのに中身は全く別物のカメラで、「これは一眼レフ? それともミラーレス?」と明確な分類ができず、カメラ雑誌やブログ等で繰り返し議論されました。
ソニーのAPS-Cフォーマットのミラーレスカメラのバッテリーの型番は「NP-FW50」です。 ※α6600はNP-FZ100
デジタルカメラを買い増しをするとき、バッテリー・充電器の種類が煩雑になりがちですが、既にα6100やNEX-7などのユーザー様であれば、バッテリーを買い増すことなく、α33にそのまま流用できます。
是非ともこの機会にソニー(ミノルタ)Aマウントをお試ししてみませんか。
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■撮影場所:京都市内
■モデル協力:トニーさん ツキちゃん ソラさん
■露出モード:プログラムオート ISO感度オート
■撮影者:見崎