撮影テクニック カメラのナニワ 鹿児島天文館店

【インスタ映え!】King レンズボールを使って景色を閉じ込めてみた【作例あり】

ガラス球を使って景色を閉じ込めたようなインスタ映えする写真を見たことはありますか?そんな写真がとっても綺麗に撮れる商品があるのはご存じでしょうか。

その商品名が、キングから発売されている「レンズボール」です。

今回はレンズボールの作例と、どんな特徴があるのかご紹介します。

 

1.レンズボールとは

透明度の高いクリスタルを使用して作られた撮影アイテムで広い範囲の景色をレンズボール内に写し込んで撮影することで個性的な写真を撮ることができます。

 

2.サイズは4種類

60mm・70mm・80mm・90mmの4種類ラインアップされており、サイズが大きくなるにつれて値段も少しずつ高くなります。

今回のブログは、一番小さなサイズ60mmの「レンズボール60」を使用しています。

 

 

3.いざ、開封!

真四角のキューブ状の小さな箱に入っています

 

厚みのある黒いポーチを開けるとレンズボールが入っています。

ケースにはカラナビがついているので、ベルトループやカメラバックにぶら下げて持ち運ぶことができます。

 

写真には写ってませんが、レンズボールの汚れを落とすクリーニングクロスも同梱されています。

 

 

4.いろんな焦点距離で試してみた

焦点距離/24mm 絞り値/F8

焦点距離/40mm 絞り値/F8

焦点距離/70mm 絞り値/F8

マクロレンズ 焦点距離/90mm 絞り値/F8

後ろの背景も一緒に写し込んで撮りたい場合には広角レンズ、球体の中に景色を詰め込んだ感じで撮りたい場合には中望遠を、といった感じでしょうか。

どの焦点距離も個性的で面白い撮影はできるのですが、最大撮影倍率(被写体をどれだけ大きく写しとることが出来るかの尺度)が高いレンズの方が球体の中の景色を大きく写し撮ることが出来るのでオススメです。

 

5.作例

焦点距離/40mm 絞り値/F2.8

焦点距離/53mm 絞り値/F16

焦点距離/70mm 絞り値/F8

焦点距離/40mm 絞り値/F11

焦点距離/70mm 絞り値/F10

焦点距離/70mm 絞り値/F4

焦点距離/70mm 絞り値/F4

 

6.最後に

レンズボール奥が深い・・・

背景はボケたほうがいいのかorある程度見えたほうが良いのか、絞って球体感を出したほうがいいのかorぼかして球の中の景色だけを写した方が良いのか等、被写体によって試行錯誤しながら撮影するので、とても楽しみながら撮影することができました。

カメラ初心者の方にもおすすめで、絞り値や画角をコントロールできないと、イメージしている写真を撮ることができないのでカメラの基礎を撮影しながら学ぶことができます。

使用時の注意点としては、虫眼鏡のように集光効果が高いので太陽の向きによってはヤケドしてしまったり発火してしまう恐れがあるので、光線が強い晴れた日にはヤケドに注意しながら取り扱い、使用後にはポーチにしまって保管しましょう。

 

鹿児島天文館店 吉冨

 

 

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