こんにちは。
カメラのナニワ 梅田中古買い取りセンターの喜田です。
今年の梅雨は長雨ですね。雨ばかり続く梅雨の時期ですが、いかがお過ごしでしょうか。
撮影にもなかなか行けない昨今、少し憂鬱な気分で過ごされている方も多いのではないでしょうか。
ですが、こういった梅雨の時期だからこそ写真映えする被写体もあります。
雨粒の似合う花といえば…そう、紫陽花(あじさい)です!
今回は、紫陽花の隠れ名所を、作例写真と一緒にご紹介させていただきます。
◆撮影地…奈良県生駒市 長弓寺
長弓寺は生駒市にある、お寺です。
新興住宅街にあるため新しいお寺かと思いきや、その創建はなんと奈良時代。
行基が聖武天皇の命で建立した仏堂がはじまりだと言われています。
あの有名な弘法大師もこの地を訪れたと言われています。
本堂は国宝に指定されており、所蔵する宝物は重要文化財にも指定されています。
緑に囲まれた、趣のあるお寺です。
地域の人の間では紫陽花で有名なお寺なのですが、観光で紫陽花を見にやってくる人たちには同じ奈良の矢田寺が有名。こちらの長弓寺はゆっくり撮影することができます。
参道を歩いていると、脇には紫陽花が長く続いていて、ものすごく綺麗です。
大ぶりの紫陽花は色んな色があり、見ごたえがあります。
もちろん、見るだけでなく写真映えもします。
この日は小雨が降っており、紫陽花にも雨粒が乗っていました。
紫陽花はこんな天気の日が一番綺麗に見えますね。
雨天であることが強みになる撮影というのは貴重です。
花に寄っても良い表情が撮影できます。
マクロレンズを持っているけれど普段あまり使わないという方は、こんな写真を撮影してみるのはいかがでしょうか。
※雨が降る中でのレンズ交換はおすすめ出来ません。濡れた手や濡れた部分により、手から滑り落ちたり、ボディ・センサー面に雨粒などが落ちる可能性があります。
そんなときには、広角から標準、さらに中望遠まで撮影可能なズームレンズがおすすめです。
開放F値が2.8通しのいわゆる、24-70mm F2.8(にーよんななじゅう、ニッパチ)のレンズなどを選択すれば、開放値であっても比較的、安定した描写をしてくれます。
可憐な花に心が癒されます。
見どころは紫陽花だけではなく、境内をぶらりと歩いて回るのも落ち着きます。
千三百年もの歴史を持つ由緒あるお寺の、情緒ある写真が撮影できます。
済んだ空気感に背筋が伸びて、心も落ち着くような気がします。
敷地内には池もあり、浮かんでいる蓮に雨粒が光って綺麗でした。
昔ながらの風景に赤い手すりが目を引きます。
静かなお寺でのんびり散策、いかがでしょうか。
◆長弓寺 アクセス
・公共交通機関
近鉄奈良線「富雄駅」からバスで「真弓橋」下車、東に徒歩0.2㎞
または
近鉄けいはんな線「学研北生駒駅」で下車、南東徒歩0.9㎞
・お車
〒630-0131 生駒市上町4446
県道7号線「真弓橋東詰」交差点を東に入ってすぐ
駐車場:無料
新型コロナウイルスによる移動制限は解除されましたが、引き続き感染症対策をしっかり行った上で「密」を避けて移動してください。
紫陽花の見ごろは6月上旬~7月上旬です。
境内には桜も多数植えられているため、春にもオススメの撮影スポットです。
◆撮影カメラ・レンズ
ボディ: フルサイズ一眼レフ ニコン D800E
レンズ: ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
いかがでしたでしょうか。
撮影できる時期が限られている被写体には心が惹かれますよね。
ぜひカメラを持って、その風景を捉えてみてください。
紫陽花や花の撮影に便利なズームレンズや、マクロレンズもチェックしてみてください。
この記事に関するお問い合わせは、カメラのナニワ 梅田中古買取センター 喜田まで。
今後もより良いサービスを提供できるよう日々努めてまいりますので、
引き続き変わらぬご愛顧を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。