こんにちはカメラのナニワ鹿児島天文館店の米田です。
今回はOLYMPUSのオールドレンズである ZUIKO AUTO-S 50/1.2 について概要と作例をお見せしていこうと思います。
1.主なスペック
名称 |
ZUIKO AUTO-S 50/1.2 |
マウント | OMマウント |
絞り値 | F1.2~F16 |
最短撮影距離 | 0.45m |
レンズ構成 | 6群7枚 |
絞り羽 | 8枚 |
フィルター径 | 49mm |
他メーカーの同系統のレンズに比べ小柄という特徴があります。
大きさは小柄ですが金属製で剛性が高く、高級感を感じる造りです。
2.作例
撮影時 絞り値 f1.2
絞り開放F1.2では、滲むような輪郭でオールドレンズらしい、ざわつきのある独特なボケ味です。ピント面も柔らかな描写の為、弱めのソフトフォーカスを付けているような写りをするのでポートレートに最適です。
撮影時 絞り値 f2.8
F2.8まで絞ると、開放時に見られた独特なボケ味がなくなり、癖の少ないスッキリした写りに変化します。
撮影時 絞り値 f4
撮影時 絞り値 f8
F8まで絞ると、周辺部まで解像力の高いシャープな写りに変化します
使用カメラ:ソニー α7
3.最後に
F値をコントロールすることで、ポートレートから風景写真まで様々なシーンで活躍してくれる万能なレンズです。
また、発色もナチュラルで癖がなく、絞り開放から周辺減光も少なく、画面の端まで安定して解像するので、とっても使いやすく魅力的な一本です。
皆様もぜひ、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
鹿児島天文館店
米田