2020年7月7日にオープンしたばかりの豊島区トキワ荘マンガミュージアムに行ってまいりました。
トキワ荘、それは日本のマンガ、アニメの原点と言われ、手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、藤子不二雄ら昭和を代表するマンガ家が若手時代を過ごしましたが老朽化により1982年解体された伝説のアパートです。
このトキワ荘の復活を望む声を受け豊島区がアパート跡地近くの南長崎花咲公園内に復元を進めてきました。そしてマンガミュージアムとして、見事に復活しました!
総事業費はふるさと納税を活用した寄付金も募り約9億8,000万円だったそうです。
撮影機材は今回もパナソニックGM5+G12-32のお散歩セットです。
また、ゆっくり撮影出来ない可能性があり、全てawb、絞り優先でf5.6固定です。
入館予約をした日は9月の真夏日となりました!
今回は都営大江戸線の落合南長崎より徒歩で向かいました。スマホを確認する事も無く10分ほどで着きました。
まず公園の敷地内に入ると、アパート手前でガラスに特調がある公衆トイレと当時マンガ家が使用していたという再現された電話ボックスが目に入ってきました。これが公衆トイレとは…
復元された当時の電話ボックス
f5.6 1/160(+1/3)iso200
そして、ウロウロ歩くと、トキワ荘の看板前に到着します。
オープン以来、密接を避ける為、いまだに20分刻みの予約制となっており、玄関でスマホの予約確認提示をしています。
見る向きで書体が違いました。
スマホの準備OK~っ!
そして、入館すると靴を脱ぎ階段を登りますが、ミシっという音も演出だそうです。
2階に上がると、正面はいきなり復元された便所です。。そして、その隣が炊事場。
復元便所です(使用不可!!)
壁にはいつの年なのか分からないカレンダー
お隣りが共同炊事場。素晴らしい再現力
F5.6 1/15(+1/3)iso3200
松葉のらーめん丼ぶりまで…
もちろん廊下も昭和感だ漂う、雑巾がけをした昔を思い出す光景でした.。この後、個人部屋を覗きます!誰も居ない廊下をパチリっ!
f5.6 1/60 iso1000f5.6 1/20 iso3200
なかなか分かり難く注意もされました。
玄関で撮影可能か否かという紙を渡されてましたが、良く見るとメインの2階はほぼ半分が撮影禁止なのです。そして更に1階ラウンジは全面撮影禁止!!!
という事で撮影を始めましたが、先生の部屋を再現された部屋3室以外は便所、共同炊事場と廊下だけという状況でした。
この後はマンガ家の生活が再現された個室3室に進みます~
マンガ家の復元部屋。その①
この部屋はよこたとくお・鈴木伸一と森安なおやなど時期により入れ替えがあり。
棚の上にまで本が溢れてます
唯一の女性・水野英子の部屋はスッキリ!
上の写真の窓と机の寄りです。
f5.6 1/60(+1/3)iso3200
当時の家賃は3,000円だったとか…
最後に山内ジョージの部屋を覗きました。
f5.6 1/60 iso2500
撮影目的だけで行く人にはちょっと物足りないかもしれません!?
ですが、撮影可能〇エリアという部屋は再現が素晴らしく、窓の外の演出なども違和感が無く、壁のエイジング処理は美術の職人さんが担当しタンス、机なども住人であったマンガ家に話を聞き日用品なども忠実に再現しているそうです。
また、こんな部屋もありました…
窓の外にトキワ荘看板!!
「マンガの描き方」を上映中
いまだに予約制で入場制限がありますが、会館から1ヶ月で、来場者が1万人を超えたそうです。これからはマンガ文化を発信していく拠点、聖地となるでしょう!
また、フロア全面が撮影禁止の1階にはトキワ荘ゆかりの漫画家作品が壁にビッシリと並んでおり、マンガラウンジとして自由に読むことができます。この1階が撮影出来ず、残念でした。
帰る前に裏から1枚。
そして時間があればマップも用意されている近所のゆかりの地を散策するのも良いかもしれません…
【所在地ほか】
所在地:東京都豊島区南長崎3-9-22
位置:北緯35度43分27.5秒
東経139度41分9.8秒
開館時間:10時~18時(入館は17時30分まで)
※当面は入館予約制
休館日:月曜(祝日の場合はよく平日、年末年始)
入館料:無料
最寄駅:都営大江戸線 落合南長崎など
TEL:03-6915-3666
担当:カラサキ