こんにちは!ただいま筋肉痛に呻きながらブログを書いております!
レモン社池袋店の宮です。
今回は撮影地情報ということで、私の生まれ故郷でもある銚子市へ行ってきました!
東京から総武本線の「特急しおさい」を利用して約1時間50分、撮影小旅行のスタートです!
【東京〜銚子の料金】
「特急しおさい」運賃+特急料金
普通車自由席 3,610円
普通車指定席 4,130円
※2020年10月27日現在
はい!ということで、あっという間に銚子に到着です!
目的地の犬吠へは改札を通らずそのまま乗り換えられますが、いちど銚子駅で途中下車してから向かおうと思います(・v・)
駅から真っ直ぐ伸びる「銚子駅前通りシンボルロード」は、地方都市として例の少ない広幅員(36m)!
シンボルロードを歩いていると、千葉県民にはお馴染み(⁉︎)チーバくんの姿が。
和歌山市までの全長約1400キロメートルが「太平洋岸自転車道」となっており、ここがその起点となっています!
シンボルロードの途中には国旗の付いた街灯も。国際信号旗のようです(・o・)!
しばらく歩くと、利根川と河岸公園が見えてきます。
今回は、
前回ご紹介したフィルムカメラ、
Kodak M35に
Kodak Colour Plusフィルムを詰めて旅のお供にします。
左がスマホで撮影、右がM35で撮影した写真です。
※フィルムは明るさのみレタッチ、色味はそのままです。
写真なんてスマホで十分キレイに撮れるのに、なんで荷物を増やしてまでフィルムカメラを持っていくのか…?
今回は2つの写真を織り交ぜながら、その醍醐味をお伝えできればと思います(`・∀・)!
※写真の上にカーソルを持っていくと、どちらで撮影したか表示されます!
橋の向こうには銚子大橋!
対岸は茨城県になります。
約15〜20分で渡れますが、それはまた別の機会に (( ・v・)
さて、乗り換えの時間も迫ってきたので、銚子電鉄に乗って犬吠へ向かいます!
※10/27現在、コロナの影響もあって電車は約1時間に1本の運行でした。
乗り場はJR改札内になるので、有人改札からそのまま入り、階段を登って反対側のホームへ行きます。
奥へ進み、ヨーロッパ風の駅舎を抜ける手前、Suicaのタッチパネルがありますがスルーしてください!
銚子電鉄はSuicaやPASMO等のICカードが利用できませんので、乗車券は車内でお買い求めください!
※買い忘れても無人駅なら下車時に、有人駅なら改札で買えますのでご安心を( ・∀・)
銚子→外川 間を走行する銚子電鉄、澪つくし号に乗車!
経営危機が続く銚子電鉄ですが、駅名愛称の命名権の販売や音の販売、
古き良き日本の雰囲気を味わえる
「大正ロマン電車」の運行など、集客のためのあらゆる工夫が見られます…!
※10/27現在、「大正ロマン電車」は車両点検のため運行を中止していたため写真は2020年1月に撮影したものです。
運行状況につきましては銚子電鉄のホームページをご確認ください。
銚子駅から約16分で犬吠駅に到着。
フィルムだと色味が抑えられて、駅舎の雰囲気にマッチしますね。
銚子名産のキャベツ畑を横目に見つつ、犬吠埼を目指します!
途中、脇道の隙間から海が見えてテンションが爆上がりしました!
今は閉館中の犬吠埼マリンパークですが、現在は建物壁面もピンクからパープルに塗り替えられ、営業再開に向けて補修工事が進められているそうです。
水族館前に何故かいる恐竜も激写。
海沿いを歩き進めると、いよいよ犬吠埼灯台がお目見え!
入口手前には白いポストも。
ここから手紙を投函すると、「幸せを呼ぶ」「願いが叶う」「恋愛が成就する」という噂があります( *´v`)
銚子の風景入りの消印も押されるので、旅の記念としても良いですね!
犬吠埼灯台内の案内図 (かわいい)
いよいよ灯台に登っていきます!
入館料は、参観寄付金として300円(中学生以上)です。
これで施設内すべての展示が見られます!
灯台内は99段のらせん階段!
エレベーターなど無いので、脚で上がっていきます!!
階段途中の窓から外が見えるので、海を見つつ自分を励まします。
残り19段…!(息切れ)
これで頂上か…!と思ったら最後は急階段です!
登り切りました!
海!広い!そして風がめっちゃ強い!!
帽子など吹き飛ばされないよう注意してください!
灯台を降りてお次は犬吠埼灯台資料展示館へ。
ここでは銚子市の観光・産業や犬吠埼灯台の歴史、狭海域航行用の標識などが分かりやすく説明してあります。
中でも一番の見所はこちら!1922年〜2007年まで沖ノ島灯台で使用されていた大型一等レンズです。
レンズ本体の高さは2.53m、直径3.03m、装置全体の高さが5.15mにもなり、総重量は13t!
回転装置と一体になった一等レンズの全容が見られるのは全国でここだけだそうです(・o・)!
資料館から外に出ると、左手に霧鐘があります。 スコットランド製の時計仕掛けで、重さは1.7t!これは濃霧の際、沖に出た船に危険を知らせるためのもので、青森県の北端、尻屋崎灯台で1877年〜1879年まで使用されたのち、1937年まで北海道の葛登支岬灯台で使用されていました。
右手には旧犬吠埼霧信号所霧笛舎があります。1910年に建てられたヴォールト屋根方式の鉄造構造物で、登録有形文化財に指定されています!
中にはエアサイレン式の霧笛音響装置が収められており、今もその音色が再現されています。
そして、犬吠埼灯台完成当初(1874年)から1951年まで使用された、一等八面閃光レンズも展示してあります!
中もカッコいい!!
灯台を十分に堪能して最後にもう1枚!
個人的には、こちらの灯台と霧笛舎の2ショットが撮れるこのアングルがベストポジションです!
全国に
登れる灯台は16基あるそうで、犬吠埼灯台もそのひとつ。
このたび参観記念スタンプ帳も手に入れたので、全基制覇目指して頑張ります…!
こちらでは、お土産のほかカフェや野菜マルシェ、2階にはパン屋やガラス張り(オーシャンビュー!)のハンモックベンチがあり、ゆっくりとくつろぐことができます( *´v`)
オーガニックのクラフトコーラなるものがあったので迷わずテイクアウト!
あっという間に陽も傾き、海岸へ降りる頃には西日になっていました!
振り返ればススキと青空。気温もちょうど良く、まさに撮影日和 (・v・)♪
遊歩道も整備されていて、そのまま岩場まで下りることも可能です。
犬吠埼は約1億2000万年前の地層を見ることができます。学術的にも貴重な資料となるため、銚子市は全域が日本ジオパークに認定されています!
さて、陽が沈む前にもう一度灯台側へ戻り、今度は君ケ浜へ降りてみます。
こちらは先ほどの岩場とは異なり、砂地が続いています。
君ケ浜から見た犬吠埼灯台。
夕暮れ時ということもあり、まるでプライベートビーチのよう( ´o`)
陽の傾きで刻々と海の表情が変わり、いつまでも見ていられますね。
銚子に来たなら海鮮を食べなきゃ!ということで、旅の締めに海鮮丼をいただき、電車の時間を見ながら慌てて犬吠埼を後にするのでした。
銚子、犬吠埼といえば初日の出のイメージですが、シーズンオフを狙えば、人混みも避けつつゆっくりと撮影・観光を満喫できます!
記録写真はスマホだけでもいいけれど、フィルムカメラも併せて持っていけば、旅の思い出がそのままお土産になります o((^_^))o
カメラによって撮影条件の向き/不向きがあるので、スマホと併用しながらなら失敗も少なくて済みます!
現像してから改めてドラマチックな写りに驚いたり、思い出に浸れるのも楽しみの1つですね (´v`)
みなさんも、ぜひ次回の旅にフィルムカメラを加えてみてください♪
そして、お土産は銚子電鉄のぬれ煎餅をお忘れなく!
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