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西国三十三所観音霊場第8番札所である奈良県桜井市にある長谷寺に行ってまいりました。
真言宗豊山派総本山である長谷寺は牡丹の名所である初瀬山の中腹に本堂が立ち、「花の御寺」といわれております。
牡丹だけでなく、桜、紫陽花、紅葉の紅葉と自然の息吹を感じることができます。
残念ながら、今年は新型コロナウイルス蔓延予防のために春のぼたんまつりは中止となりましたが、紅葉の秋は、10月10~12月6日まで「長谷寺のもみじ」が開催されており、ちょうど空気も引き締まり、紅葉が見ごろとなっているようです。
入山時間は9:00~17:00です。
(12月は16:30まで)
今回の写真は4月ごろ撮ったものですがご覧ください。
仁王門 ということで左右に仁王像があります。
明治15年(1882年)に消失しましたが明治27年(1894年)に再建されました。
登廊(のぼりろう)は、いつもだったら観光客でいっぱいだったはずですがコロナ禍では閑散としています。
閑散♪ 国の重要文化財に指定されています。
つるされている灯籠は長谷型というものですがこれをワンポイントにデザインしたシンプルなTシャツが2000円で販売されております。お土産にどうぞ。
登廊(のぼりろう)は上中下の3廊からなっています。
ここは中登廊と下登廊のつなぎ目の繋屋。
蔵王堂の横に紀貫之の「故里の梅」があり、昔ここで歌った歌が記してありました。
人の心は分からないけど昔からここにある梅の花はいつもいい香りで私を迎えてくれている。ご主人もそうだといいのだが、どう考えているかわからない。
たぶんそのようなことを歌っている
上登廊 ここを上がると本堂です。
奥に愛染堂(あいぜんどう)が見えてきました。
本堂 国宝です。
こちらの正堂(しょうどう)には長谷寺本尊の十一面観世音菩薩立像(重要文化財)は、12m13cm(光背まで)の高さを持つ日本最大級の木造仏像です。
その観音様のお御足(おみあし)に直接触れてお参りできる特別拝観が現在行われております。
西国札所中興の祖、花山法皇一千年御遠忌記念事業の一環として始まり、現在は春と秋の年2回開催しております。
期間 10月12日(土)~12月1日(日)
時間 午前9時30分~午後4時
料金 1,000円(入山料別途)
本堂から南側の眺め 今なら紅葉がきれいなはずです。
本堂の瓦です。
舞台の手すりです。
空に突き出すように舞台があります。なぜこのよう舞台をわざわざ作ったかというと、断崖絶壁の場所に観音様の宮殿があるといわれているのを表すために崖に床を出して舞台を作り、拝む形をとりました。こらは懸造(観音造、懸崖造)とよばれ、平安時代には、清水寺・長谷寺・石山寺が日本三観音といわれておりました。
観音菩薩を祀るお堂である為、大悲閣(だいひかく)とも呼ばれている
舞台の上からなら、さらに紅葉がきれいなはず。
梅心院へと続く石段
長谷寺参道にはお土産屋さんが並んでおります。
名物のくさ餅はぜひご賞味ください。1つから購入できます。
長谷寺は、どの季節も素晴らしい景色を望むことができる「花の御寺」です。 ぜひ一度は訪ねて頂きたいお寺です。
〇長谷寺
所在地:奈良県桜井市初瀬731-1
駐車場(70台):普通車500円
◆使用カメラレンズ
Canon PowerShot G7X MarkII
今後もより良いサービスを提供できるよう日々努めてまいりますので、
引き続き変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。