みなさまこんにちは!
休みの日も出掛けられないせいか、運動不足気味(な気がする)レモン社池袋店の宮です。
今回取り上げるのは、高級コンパクトカメラ、コンタックスT2!
「私もフィルムで撮ってみたいな…」と思いコンパクトカメラで人気な機種を検索すると、必ずと言っていいほどヒットするのがこのコンタックスT2です。
コンタックスT2は、1990年に京セラから発売された高級コンパクトカメラ。当時の販売価格はなんと120,000円!ほかのコンパクトカメラに比べ今でも高値で驚きますが、その値段に見合う性能がこのコンパクトなボディに詰まっているんです(*^_^*)
【スペック】
レンズ | Sonnar T*38mm F2.8(4群5枚) |
撮影距離 | 0.7m~∞ |
シャッター |
1秒~1/500秒 (絞り優先プログラムAE式電子シャッター) |
絞り | F2.8~16 |
絞り羽根 | 7枚 |
ファインダ-視野率 | 85% |
露出補正 | ±2EV(1/2ステップ) |
大きさ | 幅119×高さ66×奥行き33mm |
重量 | 295g(電池別) |
使用電池 | CR123Aリチウム電池(1個) |
過去ブログでも一度取り上げておりますが、今回は作例と共に詳しい使い方も見ていきましょう( *´v`)
【フィルム装填】
まずはフィルムを入れます。
今回はFUJIFILMのSUPERIA PREMIUM(ISO400)36枚撮りを使用します。
ボディ右横にある裏ぶた開放ノブ(○部分)を矢印の方向に押すと、裏ぶたが開きます。
フィルム装填部分に描いてある図のとおり、フィルムのスプール(凸部分)を上にしてフィルムをはめ込み、
フィルムの先端を引き出して内側のオレンジの線に合わせます。この時、フィルムが浮き過ぎないように注意してください!
もしフィルムを引き出しすぎてしまった時は、 一度フィルムを取り出して凸部分を反時計回りに回してやればフィルムの先端を巻き取ることができます。 ※誤ってフィルムの先端をすべて巻き取ってしまうとカメラに装填できなくなってしまいます!その際はフィルム現像を取り扱っている店舗、もしくはレモン社までフィルムをお持ちください。 |
裏ぶたを閉めると、あとはカメラが自動にフィルムを巻き取ってくれるので、これでフィルムの装填は完了です!
上部左のカウンターは撮影枚数です。今何枚目の撮影かがわかります(・ω・)
撮影が終わったら自動でフィルムを巻き上げてくれるので、上記の手順で裏ぶたを開けてフィルムを取り出し、現像&データ化してもらいましょう!
【使い方・フィルムの選び方】
ボディ上部右のダイヤルを回して電源を入れると、レンズが出てきます。
コンタックスT2は絞り優先AEのため、
レンズ横の絞りを変えることによってシャッタースピードが決まります。
ファインダーを覗いた時、シャッターを半押しすると左にシャッタースピードが表示されるので、手持ちなら1/60(1/250)以上のシャッタースピードになる範囲で絞りを変えてやれば手ぶれの目立たない写真になります。
開放(F2.8)に設定すると、露出オーバー(シャッタースピードの500が点滅)時は自動で絞り込んでくれるので、設定が不安な場合はとりあえずF2.8固定で撮れば失敗が少ないと思います。
※1/500のシャッタースピードが使えるのは絞りF2.8の時だけです!今回、ISO感度400でも日中の晴れた屋外だと露出オーバーになった為、絞りF2.8(シャッタースピード1/500)を選ばざるを得ない状況が多かったです…
晴れた屋外撮影の場合、絞り選択の幅を広げたい場合はISO100のフィルムをオススメします!
上部左側のダイヤルで、露出補正も可能です(・∀・) |
基本的にはダイヤルをAFに合わせておけば自動でピントを合わせてくれますので、まずはこれで撮影してみましょう!
なお、最短焦点距離は70㎝なので、それより近い被写体はピントが合いません!ご注意下さい ( `・∀・´)
【作例】
写真は撮ってそのまま、特に加工はしておりません!
ウワー…!何この透明感⁉抜け感がとてもキレイ!!
さすがカールツァイス製のレンズ…すばらしい描写力です。
しかし中にはこんな写りも。
鯉にピントを合せたつもりでしたが、実際は水面(右上)の写り込みにピントが合っています。
こちらも後ろの岩にピントが合っています…
いわゆる「中抜け」と呼ばれる状態で、日の丸構図(ど真ん中)であってもピンポイントな「点」を狙ったピント合わせは苦手です。
そんな時は!
上部右のダイヤルをAFから数字のm方向に回すとMFに切り替えられます(`・ω・)
【ピント調節】 ※この画像だと、シャッタースピードはL.T(1/30〜1秒)、L.Tの点滅時はバルブを表します。 中央の○部分にピントを合わせたい被写体を置き、ファインダーを覗いた状態でダイヤルを回していくと下に▶︎●◀︎マークが現れます。 ▶︎は前ピン状態 ●はピントが合った状態 ◀︎が後ピン状態です。 |
MFを使えば
こういった写り込みも自分の意図したイメージで撮影が可能となります(`・v・)!
金網越し、水面の反射、ガラスの反射など、カメラ側が手前と奥のどちらにピントを合わせればいいか迷ってしまうようなシチュエーションで是非使ってみてください!
【作例】
光のコントラストが強いと
どうしても明るい方、もしくは暗い方どちらかに画面が引っ張られてしまうので、その時は
明るい方、暗い方どちらの光をメインにして撮りたいかを意識しながら影と光のバランスを調整すると、ドラマチックな写りになります(・v・)!
ニュアンスのあるトーンが得意なので、透明な被写体は透かすと雰囲気のある仕上がりに。
空や水面など画面全体にニュートラルな色がある場合、周辺光量落ち(画面の4つ角が暗くなる)が目立ち、自然と“主役”が際立つ写真になります。
【使ってみて】
初めてでも簡単に使えて、慣れてきたら“ほどよく”自分好みに調節可能。尚且つ写りが良くて“いい感じ”に撮れる。しかもポケットに入るくらいコンパクトで常に携帯できる!
なるほど…これは欲しくなる理由が分かります(*´v`)
特別じゃない何気ない日常も、空気感そのままに、時にはドラマチックに切り取ってくれるコンタックスT2。
(最初の一歩としては少々お高めかもしれませんが…!)手に入れれば確実に良き撮影のパートナーとなってくれそうなので、店頭で見つけた時はぜひ一度手に取ってみてくださいね(*^_^*)