こんにちは!
花粉症の症状が年々軽くなり、感覚の鈍化を感じております、レモン社池袋店の宮です。
最近は暖かい日が増えて、外出欲がムクムクと膨らんできますね( ´v`)
いつもと違う撮影をしてみたい!という方に!
今回は、ロモグラフィーから発売中の中盤モノクロフィルム、「Lomography B&W 100 120 Potsdam KinoFilm」のレビューをお届けしようと思います!
使用機材はこちら、フジフィルムの「GA645 Professional」!
ざっくり言うと、120mmというブローニーフィルム(135mmフィルムより画面サイズが大きいので高画質)でありながら、使い方はコンパクトカメラと同じく、”押すだけで撮れる”んです!
”最も簡単に使える中判カメラ”ということで記事を書こうと思いましたが、使い方は検索で多くHITしますので、今回は撮影に使用した「Lomography
B&W 100 120 Potsdam Kino Film」の作例をご紹介します!
Lomography B&W 100 120 Potsdam Kino Film |
私は普段、中判撮影の時はネオパン100 ACROS Ⅱ 120 を使用しています。
使用感は個人差があると思いますので、作例と共にごゆるりとご覧頂ければ幸いです( *´v`)
【作例】
フィルムやレンズは作られたその土地の空気感を写すと言いますが、フラットな光のせいもあって、なんだか日本っぽくないような写りです(・o・)!
球体の塗料感ある鈍い光、綱の艶やテンションの掛かり具合など、”目で触る”のが楽しくなる被写体です。
カラー写真の色調整と同じく、モノクロ写真も明るい部分・暗い部分をどこまで見せるか?の微調整で見え方が変わってきます。
露出の決め方、フィルターの有無、現像処理の方法等でも変わってきますが、今回はプログラムAE、フィルターは装着できず、現像もお店出しなので、良くも悪くも上がってきた写真は思ったものと違うことがありました。
参考までに、画像処理でのレタッチ(やっていることは暗室作業の覆い焼き、焼き込みと同じ感覚)の前後もお見せします(・∀・)
左は撮って出しそのまま、右が簡易的なレタッチ後です。
活かしてそのままでも良いですが、私はもう少し暗部の階調も見たかったので、トーンカーブで全体を起こした(明るくした)あと左下を焼き込んでいます。
レタッチそこだけ?とか、大して変わらなくないか?やらない方がいい、などご意見があるかと思います(^_^)
フィルムによってコントラストの出やすいもの、明るめ・暗めに振れやすい特徴がありますので、それを活かしつつ、これくらいなら自分の思う”いい状態”まで引っ張り上げられるかな?と、いろいろトライできるのもフィルム写真の醍醐味ですね!
お店から上がってきた仕上がりが100%正解ではないので、1枚の写真を”ご自身のベスト”に仕上げて、ニヤニヤ楽しんじゃいましょう!
そして、せっかく上手く撮れたものはやっぱり人に見てもらいたい!と思いますよね。SNSに投稿するのも良いのですが、実はみなさんがご覧になっているモニターの状態や環境によって、見え方ってかなり変わってくるんです。
微妙な色合いやトーンならなおさら違ってきますので、自分のベストな状態をネット上で見せるのは大変難しいのです…
そこで、”自分の思う100%完璧に近い”写真を人に見せる方法として「展示」があります(・∀・)!
別に写真家(フォトグラファー)じゃないし…そんな大した写真じゃないのに人に見せるなんて恥ずかしい!とお思いになるかもしれませんが、一度展示を経験すると「自分はこういう写真が撮りたかったのか!」と発見があったり、「もうちょっとこうしたいのに技術や機材が足りない!」という問題が明確に見えてきます。
そして、凝りに凝った分、(自己)満足度が違います!
ということで、次回は「展示しよう!」をテーマにコラムを書こうかな、と、ふんわり考えております(・v・)
お楽しみに!