今回は東京・江戸川区新堀の春花園BONSAI美術館に行ってまいりました。
こちらがオープンしたのは2002年4月3日です。
800坪の敷地になんと1,000以上の盆栽が展示されています。
日本の伝統文化を表現する盆栽は、現在では世界の芸術として注目を浴びています。
盆栽とはウィキペディアによると、「木のほか草、苔を鉢(盆栽鉢、盆器)に植えて、枝ぶり、葉姿、幹の肌、根および鉢、もしくはその姿全体を鑑賞する趣味。自然の風景を模して造形するのが特徴である。外国でも日本語の発音を基にした「BONSAI」で通じることが多い」とのことです。
敷地を囲う国旗に吸い込まれ表門に到着っ!
当日は同じ江戸川区内から現地に向かいましたが、バス~電車~バスの乗り継ぎとなり、1時間以上の時間がかかりました。
ですが、うっすら晴れた日で、日差しが強すぎず、盆栽の撮影には適していました。
門の先には、いきなり時代が変わる風景が。
そして、入館料を払い、その横の教場で親方の姿。後ろを振り返ると、主庭に鎮座するド迫力の松が!!!
その後もずっと目線には盆栽があり。
と、思うと足元には可愛い鉢が…
以前から盆栽には興味がありましたが、鑑賞をするというきっかけがなかなか無く、今回ついに盆栽鑑賞デビューです。盆栽に関する知識は全くの無知であります。
そして、もちろん松だけで何種類あるのかも知らず。。。
夢のかけはしという橋なのです!
こちらは待合室。
⇊上のカットの寄りです
なんだか、凄い事になってます
東京では桜が開花しましたが、行きも帰りも見かけませんでした。ですが何故かこちらの1本の桜は分かり難いですが、3~4分ほど開花していました。
これは、何でしょう?
あまりの美しさに、しばし立ち止まる…
来館する前に、ある程度ネットで確認し、プリントアウトした資料を持ち込んだのですが、入園時のチケット以外には簡単な館内パンフ、冊子などが見当たらず、聞きたい事があってもスタッフの人も居なくて若干寂しく、不便ではありました。
(※この時点では知りませんでしたが、お願いすれば案内をしてもらえるそうです)
ここで玄関から茶屋広間に上がります
なにしろ素晴らしいコントラストです。
茶室でも盆栽の演出効果が美しく…
気が休まる空間でした。
展示してある作品はどれが購入可能なのかなあ~?
知識不足の為、盆栽が正面でないカットがあるかもしれません。
松の違いも分からず写真を撮り続けましたが、盆栽のイメージといえば、やはりこの松類です。堂々たる王様として君臨し続けています。
そして、今回は撮影目的での来館でしたが、こちらでは予約をすれば盆栽の創作体験(1時間制)や茶道、着物、書道の体験教室もおこなっています。
ちなみに、今回一番のお気に入りはこれ。65,000円だそう…
では、最後に外の階段を上がってみます。
なんだこりゃあ~……
これ以上は置き場所がないほどの陳列です
1人でひたすら水あげが続きます。
では、と反対側にも上ってみましたが
やはり、ほとんど地面が見えず!
最後に強く印象に残りました☆☆☆
【感想】
敷地はそれほど広いともいえないスペースですが、数えきれないほどの盆栽が所せましとビッシリ並んでいるのには圧倒されました。ゆっくり見ているとどれだけ時間がかかるのでしょうか…?
また、想定以上の盆栽の奥の深さに感動しました。もっと早く出会いたかったとつくづく思いました。
もちろん一番の魅力は、盆栽の全てが世界に一点しかない芸術作品であるということです!!!
そして、いままで盆栽には興味がなかった方にも、かなり高いおススメ度です。
カメラ機材はいつものパナソニックGM5(12-32mm)レンズキットです。全て絞り優先でf5.6設定ですが、露出補正の出番が多い撮影となりました。
【アクセスなど】
所在地:〒132-0001 東京都江戸川区新堀1-29-16
営業時間:10時~17時
電話番号:03-3670-8622
休館日:月曜日(祝祭日の場合は開館)
入場料:一般 800円(税込)
園主:小林國雄(日本盆栽協会公認講師)
交通機関:都営新宿線瑞江駅下車 京成バス76番で京葉口下車
駐車場:10台分停められるスペースあり
担当:カラサキ