カメラのナニワ京都店の津川です!
フィルム初心者がどんなカメラを使ったらいいのか?
模索しながら、簡単に撮影ができるコンパクトフィルムカメラにいきつきました。
フィルム初心者 津川 が模索している過去記事はこちら→
初心者が撮影してわかったニコンF2とは?レンズはNikon Auto NIKKOR 55mm F1.2を使用【作例あり】
コンパクトフィルムカメラを、使い出して約半年。
少し慣れてきて、次にステップアップしたい気持ちが湧いてきました。
そこで憧れてくるのが、高級コンパクトフィルムカメラです!
今回紹介するのは、京都店でルックスに一目ぼれしたカメラ
LEICA minilux(ライカ ミニルックス)を初心者ながらレビューしていきます!
高級コンパクトフィルムカメラ LEICA minilux(ライカ ミニルックス)とは?
高級コンパクトフィルムカメラと聞いて、京セラが作ったCONTAX T2やT3
いわゆるTシリーズを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
こちらのLEICA minilux(ライカ ミニルックス)も高級コンパクトフィルムカメラ
の流れを受けて作られたカメラになります。
LEICA minilux(ライカ ミニルックス)のスペック
コンパクトフィルムカメラ
使用フィルム: 35mm
発売: 1995年
外装: チタン
搭載レンズ: ズマリット40mm F2.4(4群6枚)
フォーカス: AF(オートフォーカス)
シャッター速度: 最高1/400秒
使用電池: CR123A x1
本体サイズ: 124x69x39 mm
本体質量: 約330g
最短撮影距離: 70cm
LEICA minilux(ライカ ミニルックス)の印象は?
まずはじめに見た時に、なんだこの洗練されたデザインは?!
なんかかっこいい・・さすがのLEICAデザインです。
思わずジャケット買いをしたくなる、ときめいてしまうカメラです!!
LEICA minilux(ライカ ミニルックス)の作例
外観やデザインは最高!という事はわかったのですが
実際の写真はどうだったか?
作例をみて振り返っていきましょう!
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【使用フィルム】
ロモグラフィー ISO 800
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松尾大社にヤマブキの花を見に行ってきました。
フィルム初心者にありがちなISO感度のフィルムを入れ間違えて、ISO800の物を入れてしまいました涙
昼間で曇りの天気でしたが、絞りF16のシャタースピード1/250で撮影を行っています。
そのためキレきれっなパキッとした映りになりました。
大体写ルンですのカメラが、絞りF11なのでそれより絞っています(笑)
ただこのレンズのクリア感はたまりません!
ISO800で撮った分、色の再現性の幅も広がったので彩度が高い感じで
写真が出来上がっています。これはこれで、ISO800のフィルムを選んでよかったです。
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↓人物撮影はこんな感じになりました。
フィルムカメラの中では解像力を感じさせてる映りです。
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↓逆光ごしに撮影した物がこちらになります。
ハレーションはおきていませんが、逆光でも色がつぶれていないのが驚きです。
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↓そしてせっかくのズマリット40mmF2.4をいかすべく
夜にランタンを焚いて撮影。
ランタンにピントを合わせたはずが・・・
これはこれで、フィルムの味ともいえるような奥ピンになりました。
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↓スタジオ728京都店にて夕方に撮影。
スタジオでの撮影になるため、自然光が入らないのですがISO800のフィルムに、+絞りF2.4がいい仕事をしてくれています。
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わかりやすい例を撮影してみました!
↓こちらが絞りF2.4
↓こちらが絞りF5.6
絞りF2.4の明るさがよくわかりますね。
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人物撮影での例も紹介します。
↓こちらが絞りF2.4
↓こちらが絞りF5.6
同僚の安松を撮影してみました♪
背景のカメラに注目していただくと表現が変わってくる事が面白いです。
LEICA minilux(ライカ ミニルックス)ですが、デザインが良すぎるので
鏡をみるとLEICA minilux(ライカ ミニルックス)を持って撮影をしたくなります。
ワクワクしながら、スタジオ728の鏡で撮ってみると・・
うん、本当にF2.4は綺麗にぼけます。
LEICA minilux(ライカ ミニルックス)を実際使ってみて感じたメリット
- 所有欲が満たされるデザインと質感
- レンズの映りがクリアでシャープ
- F2.4のボケが柔らかい
LEICA minilux(ライカ ミニルックス)を使っていて一番満たされるのが
持っていて気持ちが上がる事です。
機能とかスペックとかいいだしたら、キリがないので
まずは自分の直観を信じて愛せるカメラがやっぱりいいですね。
レンズは写真を見ていただいたらわかると思うんですが
キレきれっです。
現像あとに見て、気持ちのいい映りに惚れ惚れしてしましました(笑)
コンパクトフィルムカメラでF2.4は珍しいと思うので、背景をぼかしたい方にはおすすめです。
LEICA minilux(ライカ ミニルックス)を実際使ってみて感じたデメリット
- 私の手には重め
- シャッター速度が最高でも1/400
- 最短撮影距離が70cm
- ピントが迷子になりやすい
普段プラスチックのコンパクトフィルムカメラを使っているので
それよりは少し重たさを感じました。
ただ重い分手になじむといいますか、しっかり持って撮影ができました。
今回の撮影で、私はISO800を使用したため外での撮影にてF2.4を使う機会が
少なかったです。
感度が低いフィルムを入れたら解決する話なのですが、シャッター速度が、もう少し早ければISO感度が高くてもF2.4で撮影ができたのではと思っています。
また最短撮影距離が、約70cmなので寄れません。工夫することを楽しめる方には向いている画角です。
あと時々、ピントが迷子になるときがありました。
ピントがあって撮影しても、予想外の所に合わしてくれているときがあります。
それもフィルムカメラならではの、予想外があって楽しい!と言う方にはいい所にもなるような気がします。
LEICA minilux(ライカ ミニルックス)のまとめ
↑結局、同僚の安松にミニルックスを持った風景を撮ってもらいました(笑) @スタジオ728京都店
コンパクトフィルカメラにはズーム機能がついている物もあります。
それとは比べて、さすが単焦点レンズで
銘玉「ズマリット40mmF2.4」を搭載だけあって
レンズの映りが抜群にクリア綺麗でした。
この映りだけでもうっとりしてしまいます!
LEICA minilux(ライカ ミニルックス)は、パナライカと揶揄される事も
ありますが、それを吹き飛ばしてくれる位、映りに定評があるコンパクトフィルムカメラでした。
LEICAをいつか持ちたいと憧れている方で、はじめの一歩を踏み出しやすい
価格帯ではあると思いますので、LEICAデビューにいかがでしょうか。
その他LEICA minilux(ライカ ミニルックス)を取り上げた記事もございますので
合わせて、ご覧ください♪
過去記事→【撮影レビュー】素晴らしい描写力の持ち主「ズマリット40mmF2.4」搭載のLeica Minilux(ミニルックス)