みなさまこんにちは!
記録的な早さで梅雨入りした今年、気温も上がっていよいよ夏の雰囲気が近づいて参りました。今年も特別な社会情勢の中で特別な夏になりそうですが、お気に入りのカメラとともにゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
さて今回は発売から数十年を経た現在でも多数の写真ファンに愛用される名機「ローライフレックス2.8F」です。二眼レフカメラの最高峰ともいわれるその魅力をご紹介します!
2221070271666 ローライフレックス2.8F(プラナー) \278,000 2021年5月31日現在
☆シャッター音は雨音の調べ?!”癒しシャッター”の虜になりそう!
多くの二眼レフカメラに当てはまりますがレンズシャッターを搭載していること、さらに一眼レフに比べるとミラーショックが無いのでシャッター音が静かになる傾向があります。”バシャッ!”という音やカメラ本体への振動が少ないのでより被写体に集中できます。フレックス2.8Fは1/500秒~1秒の間で10段階のシャッターを選択できます。オーソドックスな並びなのでシャッターの効果を学びたい方にも最適です。”カチッ”という上品なシャッター音は聞いているだけで心地よい癒し効果があるかも??
☆プラナーレンズの柔らかな描写は川のせせらぎ!?
カールツァイスの代名詞ともいえるプラナ―レンズ。画面周辺の高い描写力、柔らかいぼけ味の中にシャープな芯をつくる解像力は現代においても高く評価され、さまざまなレンズに受け継がれています。フレックス2.8Fの搭載レンズ、”プラナー80mmF2.8”も数十年前の設計とは思えないほどの写りを楽しむことができます。名前のとおり開放F値F2.8の大口径レンズですので、ぼけ味も十分楽しめる万能レンズです。個人的にはモノクロフィルムでじっくりと撮影いただくとレンズの個性を分かりやすく楽しんでいただけると思います。夏の渓流を思わせるプラナーのなめらかで美しい描写をぜひご体感ください!
☆6×6判は古いけれども新しい!正方形写真っていいですね!
最近は正方形の写真を好まれる方が多くおられます。SNSでポピュラーになったことも影響があるかと思いますが、写真を正方形で撮影するスタイルは1920年代後半の初代ローライフレックスにおいても採用されている歴史あるフォーマットです。現代においてはデジタル写真から始める方が大半なので、フィルムでもこんな撮影スタイルのカメラがあることをぜひ知っていただけたら幸いです。
なお、店頭では6×6判カメラ用の120サイズフィルムを多数取り揃えております。被写体やご自分のスタイルに合わせてチョイスしてみてください!
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カメラのナニワ京都店 担当:やませ