皆さん、こんにちは!! 銀座店の茂木です。
さて、本日のタイトルは……【フィルムの逆巻き】ってなに??? です。
細かく言うと、逆巻きとは、フィルムが撮影し終わり巻き上げを行う際に、時計回りではなく反時計回りに巻き上げてしまうことです。
ご想像通り……やらかしてしまった…と思いました。
なんせ……フィルムも1本1000円以上のものを使用していたので……。
(このフィルムは、Film Never Die IRO 400 という、珍しいフィルムを使用しました。)
以前まで、新宿店で取り扱っていました商品です。
(なかなか現在は見受けられない商品のですが、やってしまいました…。)
さて、解決策としましては自分自身ではどうしようもできないので、フィルムをもし、逆巻きにしてしまった場合は、現像屋さんに持参する際に一言、ご報告しましょう( ;∀;)
とはいえ、私は逆巻きになっていたのを気づかず、現像出した場所からのご連絡で発覚したのですが……。
一応、逆巻きにしてしまうと、現像屋さんは暗幕の中でフィルムを取り出す作業がかかりますので、プラスで料金が発生します。
マニュアルカメラを使用すると生じてしまう案件ではありますので、ご注意ください(^^)/
さて、そんなこんなで、逆巻きにしてしまったフィルムは、きちんと映るのか…?
問題ですが、なんとなんとなんと…!(^^)!
ニコン F3+Carl Zeiss Planar 50/1.4 ZF (Film Never Die IRO 400)
ニコン F3+Carl Zeiss Planar 50/1.4 ZF (Film Never Die IRO 400)
ニコン F3+Carl Zeiss Planar 50/1.4 ZF (Film Never Die IRO 400)
見てください!!
なんとなんと!!きちんと映っているではありませんか!!!!(´;ω;`)
現像屋のスタッフ様、ありがとうございます(´;ω;`)(´;ω;`)
残っておりました(´;ω;`)
なかには、数枚、下記のように縦に青い線が入ってしまっていたりします。
中でどうやら、降り曲がってしまっていたようだと、スタッフ様からはお聞きしております。
ごめんよ……フィルムくん……。
こういう事案もあるので、フィルムは丁寧に扱いましょう。
機材は前回同様、ニコンF3ボディに、カールツァイスのプラナーのレンズ(ニコンFマウント)のレンズを使用しています。
ニコン F3+Carl Zeiss Planar 50/1.4 ZF (Film Never Die IRO 400)
ニコン F3+Carl Zeiss Planar 50/1.4 ZF (Film Never Die IRO 400)
いいボケ感で撮影できていたのに、勿体ない…とは思います(´;ω;`)
ニコン F3+Carl Zeiss Planar 50/1.4 ZF (Film Never Die IRO 400)
ニコン F3+Carl Zeiss Planar 50/1.4 ZF (Film Never Die IRO 400)
ちなみに、このIRO400のフィルムは、どちらかというとコントラストが強く、油絵のようにくっきりしたような印象があります。
かなり、植物など色の鮮やかなものを撮影するのに向いている発色な気がします。
前回のブログで紹介した色味とは異なり、少しオーバーすぎてはいますが、アジサイでも発色の良さが引き立っています。
ニコン F3+Carl Zeiss Planar 50/1.4 ZF (Film Never Die IRO 400)
割とオススメなフィルムではありますが、お値段は27枚撮りで1200円程度と少しお高めではあるものの、発色は色鮮やかではあるので、私は気に入りました。
特別感のある写真を撮りたいときに使用しようと決めました。
まとめ
ニコン F3+Carl Zeiss Planar 50/1.4 ZF (Film Never Die IRO 400)
ニコン F3+Carl Zeiss Planar 50/1.4 ZF (Film Never Die IRO 400)
今回の事件は、上記のように最後の写真で巻き上げが失敗してしまったのが、理由でしょう。
マニュアルフィルムカメラは、自分自身で巻き上げるので自動巻きしてくれるカメラとは違い、丁寧に扱いましょう。
また、不安な場合は当スタッフに聞いてみてください(^^)/
いつでもご相談、お待ちしております。
(使用機材)
ボディ:ニコン F3
レンズ:Carl Zeiss Planar 50/1.4 ZF
以上,
銀座店の茂木でした(*^-^*)