Nikon Z fcに似合うニコンオールドレンズを探した話

現場から中継です。

今皆様がご覧いただいているこのサイトはZ fc特設サイト↓の真反対に位置するブログです。

 https://www.nikon-image.com/sp/zfc/

可愛い女性やオシャレなカフェは一切出てきませんし、Z fcのキラキラした作例や淡い写真など皆無。

ここはアンダーグラウンド「沼」と揶揄されるカメラやレンズのお話。

沼の世界へといざなう恐ろしいZ fcの無慈悲な姿を記録したブログです。

覚悟をば


ということで冒頭から暴れさせていただいておりますが、Z fcいいよね。

ルックスがいいよね。全6色のプレミアムエクステリアいいよね。

張替できるのがいいよね。

そもそものルックスが凝った造りでかっこいい(かわいい)のに着せ替えすることができるってありがたいお話ですわ。

個人的にはコーラルピンクアンバーブラウンが好きです。

コーラルピンクは単純にめちゃくちゃかわいいよね。女子力が格段に上がる気がする。

アンバーブラウンはラピタを彷彿させる。

素材がちょっと違うのと色の濃さが違うので厳密に一緒ではないですが、気軽にラピタを手にすることが出来ると思うとテンション上がりますわな。

そんな見た目が良いキャメラを前にすると似合うレンズを探したくなります。

ええ、今回は株式会社ニコンイメージングジャパン様よりお借りしていたZ fcにニコンのオールドレンズを装着し、着せ替え人形のようになってもうらう所存。見た目ブログ第5弾の開幕です。


【見た目ブログシリーズのおさらい】

X-Pro2に似合うライカMマウントレンズを探した話

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ライカM3に似合うライカMマウントレンズを探した件

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よろしければご覧ください!


【Z fc+Nikon オールドレンズ】

※株式会社ニコンイメージングジャパン様よりZ fcをお借りしました
※株式会社焦点工房様よりマウントアダプターをお借りしました
※お辞儀してしまうためレンズキャップなどを用いて支えています
※個人の主観でガタガタぬかしておりますが、温かい目で見守ってください

Sマウント

※外爪用アダプターは「KF-CNRFZ」を使用しています。
※内爪用アダプターは私物の旧コンタックスレンズをライカLマウントに変換するアダプターにLMリングを使用し、SHOTEN LM-NZ M (EX) (S)をボディに装着しています。 

【W-Nikkor 2.8cm F3.5 ブラック】

Sマウントの中でも比較的軽いレンズ。Sマウントの小ぶりさ、もしくはZマウントのデカさがよくわかりますね。

【W-Nikkor・C 3.5cm F3.5】

2.8cm F3.5と似ているのであまり変わり映えがない印象。決して似合っていないわけはないです。

【W-Nikkor・C 3.5cm F2.5】

クロームで統一されたレンズを装着すると一気に精悍さが増します。ただすっごい重たいですけど、、、

【W-Nikkor 3.5cm F1.8】

サイズ感バッチリ。F値も明るい。よく写る。これはSマウント外爪の中では優勝。

【Nikkor-H・C 5cm F2】

    内爪5cmクロームです。めちゃいいですね!馴染んでます。

マウントアダプターからレンズに至るまでガチャガチャしてるのがかっこよろしいです。

【Nikkor-H・C 5cm F2 ブラック】

ブラックバージョンです。クロームとはまた違った雰囲気、印象です。好みが分かれそうです。ちな筆者はクローム派です。

【Nikkor-S・C 5cm F1.4】

1.4のクロームです。大口径はやはりかっこよく見えますね。やっぱレンジファインダーレンズにミラーレスカメラの組み合わせは総じて良いです。

【Nikkor-S 5cm F1.4 ブラック】

ボディの黒革とレンズ鏡筒のブラックがマッチしていて良いです。

【NIKKOR-T 10.5cm F4】

レンズ銘板にピントを合わせ、Z fcのロゴがボケるぐらいには長いこのレンズ。長いですが、軽いです。割と使ってみたい変態的組み合わせ。

【NIKKOR-P 10.5cm F2.5】

さっきのNIKKOR-Tと比べると一気にいかつさが増しました。アンバーのコーティングも良いです。 ただ重たい、、、

【Nikkor-Q・C 13.5cm F3.5】

薄目で遠くから見るとNikon製の電動ドリルに見えなくもないです。そして長くて重たい。ただクロームボディにブルーのコーティングは◎

【Nikkor-Q 13.5cm F3.5】

オールクロームのシュッとした感じを見た後にブラックを見ると「これぐらいがいいかも」と思わせてくれます。


Lマウント

SHOTEN LM-NZ M (EX) (S)にLMリングを使用し、をボディに装着しています。 

【W-Nikkor・C (L) 3.5cm F2.5】

まさにパンケーキ◎クロームの統一感◎コーティングの青◎総じて良いルックスです。

【NIKKOR-H・C (L) 5cm F2】

レンズのヤレている感じが良い雰囲気を醸し出します。

【NIKKOR-H (L) 5cm F2 黒帯】

こちらは黒帯です。ワンポイントの黒が締まった印象にしてくれています◎

【Nikkor-H・C (L) 5cm F2 (沈胴)】

沈胴。マウントアダプターと合わさりメカメカしさが溢れ出ています。男受け間違いなし。

【Nikkor-S・C (L) 5cm F1.4】

やっぱりオールクロームはいいなぁ~、、レンズ単体で一眼レフ並みに寄れることもスバラ👏良い組み合わせだと思います。


Fマウント

SHOTEN LM-NZ M (EX) (B)に近代インターナショナルのN/F-LMを使用しました。(アダプター2個付け)

【Fisheye Nikkor Auto 16mm F2.8】

フィッシュアイ16/2.8はコンパクトでボディバランスは悪くないです。日常的にフィッシュアイレンズをアダプターで付ける機会がほぼないので、この組み合わせは新鮮に感じます。

【Nikkor-UD Auto 20mm F3.5】

個人的に一番好きなオートニッコールレンズです。ラッパ感が少し強めですが、個人的には良い組み合わせだと思います。

【NIKKOR-N・C Auto 24mm F2.8】

2.8はバランスがいいの法則。コーティングの反射が神秘的な色で良き。使用する画角的にも使いやすいと思います。

【NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5】

28mmではなく2.8cmのシルバーリムです。 シルバーリムがアクセントになって似合っています。

【NIKKOR-H・C Auto 28mm F3.5】

こちらは28mmのC付き。シルバーリムと比べるとブラックリムは落ち着いた印象です。悪くない。

【Nikkor-S Auto 35mm F2.8】

バチクソ似合うやん。見た目最高。実用する画角としても最高。これはFマウントの中でも私的評価が高いです。

【Nikkor-O Auto 35mm F2】

このレンズは物静かな印象。佇まいは悪くない。若干長いのがネック。

【Nikkor-N・C Auto 35mm F1.4】

でました、アトムレンズ。この写真では伝わりませんが、すんごい黄色いです。ほんでもって開放からクセのあるレンズです。Z fcには大きいかな。

【GN Auto Nikkor・C 45mm F2.8】

C付きパンケーキAi改造です。サイズがピッタリですね。フジツボフードしない方が印象良いです。

【Nikkor-H Auto 50mm F2】

めちゃくちゃ馴染んでる。Z fc用に作られたレンズって言われても納得しちゃう。シルバーリムのクラシック感が良く似合っています。

【Nikkor-H・C Auto 50mm F2】

方やC付きブラックリム。比べると落ち着いた印象。似合っています。

【Nikkor-S Auto 50mm F1.4】

ちょっと大きい気がするけど、レトロなボディには推薦したいレンズです。この組み合わせで町ぶらしたいな~。

【Nikkor-S・C Auto 50mm F1.4】

現在、色で性別を表現することはあまりよろしくありませんが、ブラックリムは男性用って感じがします。つまりはかっこよく見えるということ。

【Micro Nikkor Auto 55mm F3.5】

5.5cm F3.5の後釜です。このごつごつしたマイクロニッコール大好きです。 似合っているか?と言われるとなんとも言えない。

【Micro Nikkor-P・C Auto 55mm F3.5】

こちらはPもCも付いて、ゴムローレットのマイクロニッコールオート。個人的には金属ローレットのレンズが好きやけど、似合う似合わんで言うとゴムローレットの方が似合ってるな。

【Nikkor-S・C Auto 55mm F1.2】

所謂アサガオです。C付きです。見たらわかるドデカさ。お辞儀の支えも必要としません。 ただ夢のある組み合わせだと思います。

【Nikkor-S Auto 5.8cm F1.4】

見た目が50mm 1.4に似ているが50mm F1.4よりも古いレンズ。なんせ58mmではなく5.8cmですから。50年以上経つ年配です。オールドレンズらしい描写なので組み合わせ使っていただきたい。

【Nikkor-H Auto 85mm F1.8】

最近あまり見かけなくなったレンズ。Fアイレベルとかで使ってみたいレンズ。いささかボディとは不釣り合い。でもなんか憎めないコンビ。

【Nikkor-P Auto 105mm F2.5】

F2.5でわりと長さがあるレンズですが、寡黙な印象を受けます。このレンズのシルバーリム(古い方)はもう少し明るい印象だと思いますが、コーティングの青も相まってクールな印象です。

【Nikkor-Q Auto 135mm F3.5】

シルバーリムとブルーコートは◎。ただ長い。致し方が無い。

【Nikkor-Q Auto 135mm F2.8】

スネオ(Z fc)がジャイアン(レンズ)を肩車してるような、、ボディが乗っ取られている印象を受けました。さすがにデカいし長い。

【Zoom-NIKKOR Auto 43-86mm F3.5】

「辺りは草原、初夏の澄み切った風に吹かれる草木をこの組み合わせで撮りたい。」そんなわけのわからんポエムを考えられるほどこの組み合わせに惹かれてます。なぜだろう、、バランスのヨサを感じる。そしてシルバーリム。ブラックリムではそんなこたぁ言わんのですケドネ。

【New Nikkor 28mm F3.5】

オートの後釜Newニッコール。ゴムローレットの細かさと絞りと距離指標のカラフルさが特徴。新しくなっていくとスペシャルエディションのレンズに似てきますね。悪くない組み合わせ。

【New Nikkor 35mm F2】

こちらもバランスの良い組み合わせで実用的だと思います。

【New Nikkor 85mm F1.8】

Nikkor-H 85/1.8からサイズそのままゴムローレットにした感じ。Ai以降はF値を2に抑えてコンパクトになりました。Z fcには少し大きいです。

【AI Nikkor 24mm F2】

さてAiのレンズです。24mm F2なので実用に持ってこいです。多少長さがありますが、むしろこれぐらいが持ちやすくていいのかもしれません。FMシリーズっぽく見えてきます。

【AI Nikkor 28mm F2.8】

スペシャルエディションと同じスペックのレンズです。しかし漂うはFMシリーズっぽさ。1980年代のかほりです。

【AI Nikkor 35mm F2.8】

これはぁぁ... ベストコンビじゃあねぇか?バランスが良すぎんだよ。こういうのを待ってました!

【AI Nikkor 85mm F2】

きましたAi 85/2。コンパクトでバランスが良き。シンプルニコン感ありますね。遠目から見てもFMに見えそう。

【AI Nikkor 135mm F2】

Z fcがレンズに寄生されています。宿主が小さ過ぎるのか寄生鏡筒がデカすぎるのか。A.寄生鏡筒がデカすぎる

【Ai Zoom Nikkor 28-45mm F4.5】

歴史的な広角ズームレンズを装着。Z fcには大きく、広角ズーム(本来の画角)として使用することができないのでオススメできないが、フォーカルリデューサーマウントアダプターを用いれば用意に解決することができるでしょう。

【AI Nikkor 24mm F2.8S】

Ai-Sレンズです。これもまたスバラな組み合わせ。レンズのコンパクトさとボディのバランスが1、2を争うレベルでいいですね。実用的でもあるので非常にオススメ。

【AI Nikkor 28mm F3.5S】

謙虚な佇まい。F値を3.5に抑えたことによる影響が大きいです。一周回ってこのレンズにたどり着きたいですね。玄人向け。

【AI Nikkor 28mm F2S】

Ai-Sレンズの28mm中で最も明るいレンズ。35mm判換算約42mmをFマウントで楽しむならコレもおすすめ。スペシャルエディションのレンズと比較してみてもオモローな気がします。

【AI Nikkor 35mm F2S】

来ました。Ai-Sでも大好きなレンズ。優等生このレンズはZ fcとも相性が良いでしょう。ちゃんと写してくれますよ。似合っとるしオススメ!

【AI Nikkor 45mm F2.8P シルバー】

公式から推奨されているレンズの登場です。FM3Aの標準レンズ。レンズのデザインがFマウントの中でも違う路線ですが、Z fcには似合っています。言わずもがな、FMシリーズのフィルムボディにも◎

【AI Nikkor 50mm F1.4S】

これはアリ。ニコンフィルム一眼との共有をお考えの方には一番おすすめなレンズ。

【AI Micro Nikkor 55mm F2.8S】

F2.8のレンズはZ fcとのバランスが良く見栄え的にも実用的にも良いです。 ただ、この組み合わせマクロする場合手ブレ補正機能がないのでお気をつけをば

【AI Nikkor 85mm F1.4S】

これぐらいの大きさになるとお辞儀の概念もなくなり安定します。アダプターからレンズにかけてのクビレのバランスが悪いです。

【AI Nikkor 135mm F2.8S】

圧倒的にコンパクトでバランスが良いです。望遠レンズの組み合わせとしては最も似合っているのではないでしょうか?

【PC Nikkor 28mm F3.5】

フルサイズ以外では使わない印象が強いレンズ。組み合わせ的にもイマイチ。

【NOKTON 58mm F1.4 SL II S シルバーリム】

ブラックリムかシルバーリムで賛否が分かれるところ。アタシはシルバーリム派です。バチクソ似合っていますね。

【NOKTON 58mm F1.4 SL II S ブラックリム】

ブラックリムも精悍でかっこいいですね。描写といいセンサーといい現行の物ですので、撮影目的でも良い組み合わせです。

【ニコンおもしろレンズ工房 ぎょぎょっと20】

ぎょぎょっと20は少しフロントヘビーにはなりますが、かなり軽いレンズですのでZ fcと相性が良いレンズだと思いました。そして、純正のFTZマウントアダプターを使ってもデザイン的に似合うレンズの一つだと思いました。

【ニコンおもしろレンズ工房 ぐぐっとマクロ】

せっかくなのでぐぐっとマクロも付けてみました。

【ニコンおもしろレンズ工房 どどっと400】

3本揃っているなら、やはりやるでしょう。どどっと400mm。長いよ。でも軽いよ。

【装着できなかったレンズ】

  • Micro-Nikkor 5.5cm F3.5
  • Nikkor-O 2.1cm F4

以上


いかがでしたでしょうか?

あえてフードは外して撮影しております。素材(レンズ)のヨサをそのまま見てもらうためです。

皆様それぞれの視点でご覧いただき、「これがかっこええ」とか「よぅ似合ってる」とかありましたでしょうか?一資料としてご活用ください。

個人的にはもっと他のレンズもやりたかったですが、限度がありました。

Sマウントの2.5cmとかFマウントの20mm F2.8とかシリーズE系とかもっと似合うレンズがあるのでご自身で試してみてください。

また、撮影の際に敷いていた布が滑りやすい素材だったのでお辞儀が起こりやすかったです。

滑りにくい何かの上に置くと重たいレンズや長いレンズでなければ自立します。
それだけボディが軽いということです。スバラ👏

最後に、今回のブログを真に受けないでください。

真剣にかっこいいとか似合ってると思ってしまうとレンズが生えてくる可能性があります。

また、Z fcを持っていなくても危険です。

レンズからアダプターが生成されアダプターからZ fcが錬金されてしまうケースがあります。油断は禁物です。

己と向き合い、自我を持った決断をしてください。

ということで次回はライカMマウントバージョンです。

乞うご期待!!