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【撮影地情報】ラビットアイランド 広島県大久野島

こんにちは。なんばマルイ店の池田です。

さて今回も撮影地情報をお届けいたします。

今回ご紹介する場所は「うさぎの島」「ラビットアイランド」と呼ばれる瀬戸内の島「大久野島」です。

大久野島は周囲4キロの小さな島で、約500~600羽のうさぎが棲息していると言われています。そんな癒やしの島ですが、かつて島には毒ガス工場があり、「日本地図から消された島」としても知られています。

うさぎだけでなく、毒ガス貯蔵庫の跡地など、歴史を感じることができる魅力たっぷりの島です。

余談ですが、大久野島は私が小学校の修学旅行で行った思い出の地であります。数年前に訪れようかと思いましたが、日本人だけでなく外国人にも人気で、島にある唯一の宿泊施設「休暇村 大久野島」は満室。その時は断念しました。

しかし今年、念願叶って行くことができましたので、その時撮影した大久野島の写真をご紹介したいと思います。


大久野島ギャラリー

島に着くと、さっそくうさぎがお出迎え。

船が到着する桟橋周辺でも、たくさんのうさぎを見ることができます。

 

エサのニンジンを持って待っていると、一羽、二羽とうさぎが寄ってきます。

エサは島には売っていませんので、自宅から食べやすい大きさに切って持っていきましょう。

※うさぎが食べ残したエサは回収してお持ち帰りいただきますようお願いいたします。また、お菓子やパンもあげないようにしてくださいね。

 

うさぎの姿が見えるところでゴロン・・・。

すると、2枚目の写真のように、お腹の上にのってきます。これらの写真からわかるように、人間にはとても慣れています。

※うさぎを抱っこしたり、追いかけたりしないでくださいね。寄ってくるのを待ちましょう。

 

逆光で撮影すると、うさぎの毛並みが輝いてとてもキレイです。逆光で撮影するには、太陽の位置が低くなる早朝や夕方がおすすめです。

 

この写真も半逆光で撮影しています。毛並みの輝きだけでなく、立体感も出てくれました。光線を意識して撮影すると、写真にも変化が生れますよ。

 

ただ普通にうさぎを撮るのに飽きたら、模様や顔のかわいいうさぎを見つけ、そのうさぎの仕草などを狙うのも面白いです。

この写真はエサを食べている瞬間を撮ったものです。エサを持っていれば簡単に撮れそうですが、人間も入ってしまいがちなので、意外と難しいものです。

 

うさぎの走っているシーンを狙ってみました。

簡単に撮れると思ったのですが、目をつけていたうさぎが必ず走るとは限りません。走り出したと思えば、撮影者をあざ笑うかのような機敏な動きで翻弄されまくり・・・。思っていた以上に苦戦しました。

それでも何とか、走っているシーンを撮る事ができました。粘りが大切です(笑)

 

大久野島に残る最も大きい史跡「火力発電所跡」とうさぎ。

火力発電所跡を大きく入れるため、超広角レンズを使用してローアングルで撮影しています。

 

うさぎが活発に動くのは、朝夕のようです。日中もうさぎの姿はあちらこちらで確認することができますが、上の写真のようにおやすみモードのうさぎが多くなってきます。

撮影するなら朝夕がベストです。

 

大久野島の魅力はうさぎだけではありません。歴史を感じることもできます。

日本地図から消される原因となった毒ガス貯蔵庫の跡です。柵がありますので、中へ入ることはできません。

 

島の北にある北部砲台跡です。

当時は大砲が設置され、常に海からの敵襲に備えていたそうです。

 

島の東側、小さなトンネルを抜けると、そこには大きな火力発電所跡があります。

未だに外観はしっかりとしており、ここがいかに重要な施設であったかを感じることができます。

 

インスタ映えスポットもあります。

うさぎの耳集音器。この中に頭を入れて、自分がうさぎのような気分になって、波や風の音、船の汽笛を聞いてみてはいかがでしょうか。

もちろん写真撮影もしてくださいね。

 

瀬戸内と言えば、やはり夕陽もはずせません。

大久野島の西側から穏やかな瀬戸内の海に沈む夕日を撮影することもできます。宿泊施設での食事の時間を遅らせてでも、ぜひ見て欲しい絶景です。


大久野島の魅力、少しは伝わりましたでしょうか?

コロナ禍で疲れた身体を癒すには最高の場所だと思います。

夏場は海水浴場で泳ぐこともできます。ぜひ夏休みに出かけてみてはいかがでしょうか。

※2021年7月22日現在、「休暇村 大久野島」の宿泊状況ですが、お盆前後は満室となっているようですが、夏休み期間でも空室の日もあります。

 

撮影機材

カメラ:富士フイルム X-T3

レンズ:XF18-135/3.5-5.6 XF100-400/4.5-5.6 XF10-24/4

 

 

アクセス

車の場合

●山陽自動車道本郷ICより県道で竹原市忠海港まで約16km。約25分。駐車には忠海港の公共無料駐車場をご利用ください。忠海港より大久野島までは船で約15分。

●西瀬戸自動車道(しまなみ海道)大三島ICより県道で盛港まで約6km。駐車には盛港の無料駐車場をご利用ください。盛港より大久野島までは船で約15分。

 

電車の場合

山陽新幹線・山陽本線JR三原駅より呉線に乗り換え、JR忠海駅で下車。徒歩約7分で忠海港。忠海港より大久野島までは船で約15分。

 

宿泊施設

島には「休暇村 大久野島」の1件のみ。ここに宿泊できれば最高ですが、シーズンによっては満室の日も多いので、できる限り早めの予約がオススメです。

 

筆者とその息子

 

この記事に関するお問い合わせは・・・なんばマルイ店 池田まで

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