【フィルムカメラはじめよ♪】
第2回
こんにちわ、中の人です。
前回は、フィルムカメラをはじめようと煽り煽って、尻切れトンボでサヨナラしました。
今回は、自分に合ったカメラを探すために「どんな種類のフィルムカメラがあるの?」をわかりやすく解説していきます!
フィルムカメラと言うけれど、いったいどんなフィルムカメラが存在するの?
どんな大きさ?どんな可愛さ?どんな重さ?簡単に撮れるの?難しいの?
色々な雑誌でも取り上げられる、フィルムカメラ。
前回ざっくり大きく分けて4種類に分類したフィルムカメラのうち、使いやすい2種類を今回は紹介いたします。
≪コンパクトカメラ≫
小さいは正義。軽いは王道。いつでも持ち歩ける相棒。
気軽にパシャリ!手軽にパシャリ!と撮影できる、コンパクトカメラ。
全自動のものから半自動、はたまたぜんぶ自分で設定しないといけないマニュアルの堅物まで、簡単な特徴を説明いたします!
面倒なフィルムの巻き上げ、巻き戻し、ピント合わせに、露出の制御まで、ぜーんぶ、ぜーんぶ、お任せ!!
あなたは構図を決めて、シャッターを押すだけ。
毎日の生活の中で、気軽に持ち歩けて、シャッターチャンスを逃さない。
1980年ぐらいから2000年代までたくさんのフルオートタイプが販売されました。
残念ながら電子基板を多く使っている為、電池のいっれっぱなしなどで基盤が故障している場合が多く、完動品は数が少なく小さいのに高価な部類に入ります。
デザインが気に入って、完動品なら即買いのカメラかな。
作例はこんなかんじ。
・マニュアルタイプコンパクト
フィルムの装填や巻き戻しは手動、ピントは固定や目測のタイプが多い。
シャッタースピードや絞りなどの露出を半分自分で決めるタイプや、完全に自分で決めるタイプも。
完全オートタイプに比べると思い通りに撮れないことがあるかも。
しかし、自動機能がついていないぶん、小さくてかわいいスタイルのカメラが多い。
数もたくさん作られているため、お買い得な価格帯で、一眼レフと肩を並べるぐらいの人気。
ローライ35は幅97㎜×高さ60㎜×奥行33㎜の超コンパクトなカメラ。レンズが飛び出すギミック付きで、コレクションにもいいかも。
・写ルンです&トイカメラ系
みなさんご存じ、富士の写ルンです。カバンの隅に入れておいて撮りたいときに撮る、操作簡単、フラッシュ付きで夜も大丈夫!
とくに写ルンですは、太陽に向けると独特の虹色ゴーストが出るのがGoodです。
最近は、写ルンですと似た機能でフィルムの入れ替えができるカメラがいろいろと発売されてますね!
ピント、露出は固定なので、フィルム巻き上げダイアルをガリガリ巻いてシャッタ-を押すだけ。
特殊なエフェクトフィルムを入れて持ち歩く、サブカメラにちょうどいいかも。
フィルム入れ替え可能なILFORDのリーズナブルフィルムカメラ。なんと新品4,400円!
(値段は2021年12月現在)
≪35mm一眼レフ≫
カメラの中では王道中の王道、35mm一眼レフ! 一眼レフって難しいの? ちょっと大きくて重たそう。壊れたらどうしよう。
みんなそう思って、手を出さないけどほんとは、ほんとは。。。
難しくなーい!
そんなに重くもなーい!!
実は古いものほど頑丈!!!
すごくたくさん、それこそ日本人みんながカメラを持っているというぐらい作られた35mm一眼レフカメラ。
中古屋さんではピンからキリまでいっぱい在庫があります。
広い風景を撮ったり、望遠をつけて遠くを撮ったり、明るいレンズでボケボケにしたり。色々なレンズを楽しめるのが一眼レフです。
絞りやシャッタースピードダイヤルなどもあって、カリカリ回すとこれまたフォトグラファーぽっくてカッコいい!
ピントも自分で合わせるタイプ(MF:マニュアルフォーカース)なら、じっくりとピントを合わすことも一つの楽しみとなるでしょう。
妄想をふくらましながらフィルムを入れ、撮影中はドキドキしながら被写体を追いかける、現像に出したあとはワクワクしながら仕上りを待つ。
35mm一眼レフの一番の魅力は、露出(写真の明るさ)やピント位置を手動で調整するマニュアル撮影ができること。(オートでしか撮影できない機種も少しあるけど)
わざと明るめに撮影したり。
わざとブラしてボケボケの写真を撮ってみたり。
自分でも知らないうちに、傑作が撮れたりと、もっていて損はないカメラ!
ぶっちゃけ中の人的には、初心者こそ、楽しみの沢山ある一眼レフタイプをおすすめします!
今回はここまで。
でわ、でわ、See you next time !!
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