【フィルムカメラはじめよ♪ 008】
フィルムメーカーごとの色調
こんにちは。中の人です!
今回は、たくさんあるフィルムメーカーの、メーカーごとの色調や特徴を簡単にお話ししたいと思います。(ネガフィルム限定ですが。。。)
フィルムを買おうと思って、いざフィルムの棚前に立つと、どれが一番いいのか、どんな特徴があるのか、たくさんありすぎてわからないですよね。
そんな時には、はい私、中の人にお任せ。いつもどうり、ぶっちゃけ、簡単に説明していきたいと思います。
■ フジフィルム
まずは日本一のフジフィルム フイルムと言えばフジカラー。世界三大フィルムメーカーのうちの一つです。
・写ルンですのフジカラー
・安心信頼の日本製
・くっきりはっきり色鮮やか、日本人の肌に合わせた良い発色
肌がきれいに見えるようにマゼンタがすこし入っている感じ。お値段はちょっと高い。
ここ一番、失敗したくない写真の場合や、家族旅行などでくっきり鮮やかに残したいときなどにおすすめ!
■ コダック
世界のコダック。こちらも世界三大フィルムメーカーのうちの一つ。
2012年に一度は倒産したにも関わらず、不死鳥のごとく復活!
少し黄色ががった発色がノスタルジックな雰囲気を醸し出し、ポヤポヤとした粒状感が柔らかさを演出。
また、ULTRAMAX 400は独特の青色が出ることで有名。
アートチックな写真や、肌の白い人のポートレイトなどに強みを発揮する。
※ちなみに、世界三大フィルムメーカーの最後のひとつであるAgfaも2005年に倒産し、別会社がブランド名を買い取って復活しました。
しかし、いま手に入るのはほぼモノクロフィルムのみなので割愛。
■ LOMOGRAPHY
エモい・ノスタルジック・サイケデリック……常識を打ち破るような変わった写真を撮りたいならこのメーカー。
真っ赤に写るフィルム、人造人間のような肌になるフィルム、とにかく今までのフィルムメーカーと違い、面白い変わったフィルムが勢ぞろい!!
ある程度写真を撮りなれたら使ってもらいたい、楽しいフィルム。
ちょっと高い物もあるので、お小遣いと相談してください。
■ その他、インディズメーカーなど
大手メーカーのフィルムを詰めたパトローネ(缶)にシールを上から貼っているだけのメーカーから、どこで見つけてきたかわからないフィルムを巻き込んだフィルム。
例えば「Silbera」は遠くロシアの新生メーカー。安い映画用の長巻フィルムを自分たちで勝手に詰めて売っているバルクローディング品。
選択肢が広がるのは良い事だが、稀に現像ができないフィルムも。
また、現像できてもトラブルを起こして他の人のフィルムに悪影響を与えたり、最悪の場合は現像機を壊してしまうもの(これ、一番迷惑)もあります。
大手写真屋が扱ってない商品、ネットで購入した怪しいフィルムなどの場合、一般の現像店では断られる可能性があります。
この手のフィルムを買う前に、実際に現像を出す所に通常通り現像ができるか確認をすることをお勧めします。
ナニワグループ各店で購入する場合、お気軽に店頭スタッフに質問してみてくださいね!
また、ナニワグループのネット現像で受け付けているフィルムはこちらをご覧ください。
※2022年3月現在
まとめ
いかがでしたでしょうか?
メーカーにより色々な特徴があります。さらにフィルムの種類によりフィルムの色調は細かく分かれます。
王道のフジ、ノスタルジーなコダック、アーティスティックなLOMO、沼にはまるインディメーカー。
それぞれ特色があって面白いですので、サブカメラに特殊なフィルムを入れて、メインにはお気に入りのフィルムを入れるなんて使い方もいいかも。
【フィルムカメラはじめよ♪ 】シリーズいかがでしたでしょうか?
全8回にわたって、簡単にフィルムカメラ初心者向けに説明いたしました。
あとは、実際に撮影を繰り返して、楽しく上達していただけると嬉しいです♪
ではでは!
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