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現像オペレーターが語る!レンズ付きフイルム「写ルンです」撮影の失敗例3選と対応策

みなさまこんにちは。カメラのナニワ京都店のフイルム現像オペレータです。

今回は、レンズ付きフイルムでよくある撮影の失敗例とその対策をご案内いたします。せっかくだったら上手に撮れた方がたのしいですもんね


「写ルンです」よくある失敗例その① 室内灯や夜景は明るくない??

 

上の写真は現像データ化していると最もよくみる失敗例です。画像が全く写っておらず灰色になってしまっています。

この現象の要因はずばり露光不足にあります。

光が足りていないので画像が形成されません。

多くは、夜間にフラッシュを発光せずに撮影しているか、発光しても被写体への距離が遠すぎて、光が届いていないためだと考えられます。

 

解決策は・・・

『なるべく明るい場所で撮影しましょう』夜間の撮影は写ルンですは苦手です

日中の明るい中で撮影しましょう。


「写ルンです」よくある失敗例その② 撮ったときは見えなかったのに…

あれあれ、画像と関係ないものが写っていますこれは何でしょう。

わかりますよね、この写りこんでいるものの正体は撮影者の「指」です。

この失敗も時々見受けられます。

ファインダーとレンズの位置が異なるため、指が触れていてもファインダーからは見えないために起こってしまう現象です。

 

解決策は・・・

『撮影前にカメラの持ち方をチェックしましょう』

レンズに指がかかっていないことを確認して撮影しましょう。


「写ルンです」よくある失敗例その③ 接近すれば大きく写る??

なんだかピントがしゃっきりしません。

被写体を大きく撮りたいので近づいて撮影したのですが……。

レンズ付きフイルムはパンフォーカスと言って、一定の距離以上でピントが合う仕組みです、撮影距離が近いとピンボケになってしまいます。

 

解決策は・・・

本体の裏にも書いてありますが、『1m以上離れて撮影しましょう』

そうすればピントの合った写真が撮れますよ。

 


まとめ

 

上手にレンズ付きフイルムを使う3か条

  1. なるべく明るいシュチュエーションで撮影する事、室内ではフラッシュを発光する
  2. 撮影前にレンズを触っていないかチェック
  3. 撮影したい被写体より1m以上離れること

以上の3つをチェックして失敗の少ない写真を撮影しましょう。

 

カメラのナニワ京都店 現像オペレーター担当

 


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