2021年版 撮影地情報 京都の秘境に咲く秋桜を愛でる☆嵐山高雄パークウェイ内

みなさまこんにちは!

いよいよ秋らしくなって参りましたがいかがお過ごしでしょうか?
今回は美しい秋桜の撮影スポットのご紹介です。

京都に秋桜とは意外な組み合わせですが、近隣の里山等できれいな花を毎年見ることができます。

美山や亀岡は大変有名ですが、今回ご紹介するのは京都市右京区の「嵐山高雄パークウェイ・観空台遊園地」近くのコスモス園です。

公共交通機関の定期便がありませんのでアクセスは少々不便ではありますが斜面に整備された秋桜畑は一見の価値ありです!

嵐山高雄パークウェイ・観空台遊園地

阪急嵐山駅より現地まで乗用車で約30分


☆嵐山高雄パークウェイは紅葉以外にも見どころが!

パークウェイの道中にある観空台遊園地の横に入口があります。昭和レトロ!

ゲートの先は少々急な下り階段になっています。コスモス園に向かってワクワクしながら下っていくのですが、帰りは同じ道を上ることになると思うと少々憂鬱に…(泣)

そんな思いを振り払っていよいよ現地に到着します!

視界一面に秋桜畑が整備されています!秋桜は平地での撮影が比較的多いのですがこちらは急斜面に段々状に咲いています。光線状態も独特でこの場所ならではの絵作りを楽しみましょう!

☆まずは定番ど真ん中撮影!マクロレンズはさらに接近!

Aモード 1/500秒 f5.6 ISO200 +0.3補正

Aモード 1/320秒 f5.6 ISO200

画角を決定した後はどの光線を強調させるかを選択しましょう。現在のカメラは明・暗いずれもクリアに表現できるものが多くなりましたが、メリハリをつけることで立体感ができます。一度お試しください。

次は軟調表現です。同じ調子で撮影していると見方が片寄ってしまうので光線状態が変わったタイミングで別の表現をどんどん試しましょう。

Aモード 1/350秒 f5.6 ISO200

今回使用しているレンズは標準ズームレンズですが、マクロレンズやクローズアップレンズなどの拡大アイテムをお持ちの方はぜひご活用ください。

お花畑の撮影ではあまり三脚を立てる場所はないので手持ち撮影がメインになりますが手振れ防止機能を最大限に生かしながらチャレンジしましょう。

☆「花はすべて逆光?!」逆光ファンのつぶやき

逆光…時々カメラマンにいたずらをするあばれ馬ならぬあばれ光。

大事な記念撮影で顔にフレアがかかった時のやるせなさといったらありませんよね!

ですが透過光で使用するときの感動は何物にも代えがたい、ということで今回も失敗覚悟で逆光の撮影に挑みます。

おびただしい失敗カットの合間になんとか見られる作例を掲載いたします。花は逆光!

Aモード 1/2000秒 f5.6 ISO200 +0.3補正

秋らしく雲ひとつない青空をバックに逆光撮影です。太陽光をいかに加減するか微調整を繰り返しながら撮影しましょう。

Aモード 1/1000秒 f5.6 ISO200

花は複数か単数か、レンズは広角か望遠か、で同じ場所からの撮影でもイメージは随分と変わります。

広角撮影の場合は不用な部分は影に溶かしてしまったり画面から外す等の工夫をしましょう。なるべく不用なものは画面に入れないのがセオリーです。

もう少しローアングルが良かったのですが太陽の角度が許してもらえませんでした。このポイントを見つけるのが遅かったです(泣)

☆発見、撮影、そして楽しむ!

あらゆる撮影現場に言えることですが、「思い通りに」撮るのも大事ですが、目の前に広がる情景をいかに捉えるかを優先するとさまざまな被写体や光線状態の変化が視界に入ってきます。

ネイチャーフォトは文字通り自然が相手なのでイレギュラーをいかに作品に取り込むかも要素の1つです。カメラの機能を存分に駆使してたくさんの瞬間を記録していきましょう!

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カメラのナニワ京都店 担当:やませ