皆様こんにちは!寒くなるにつれ、食欲・睡眠欲・購買欲が日々増しております レモン社池袋店の宮です(・v・)!
中古レンズのコンディションを見ていると、“チリ” “クモリ” “拭きキズ”という表記を見かけることがあると思います。
実際写りにどのような影響があるのか…今回は手持ちのNIKKOR-S Auto 35mm/f2.8で検証してみます!
【コンディション】
表面は拭きキズが多く、チリもそこそこ混入、クモリもありますね…
【レンズ内のチリ・クモリ・拭きキズはどうやって発生するの?】 レンズ内のチリは製造の過程で混入してしまうことも多く、使用するうちにレンズの隙間から入り込んでしまいます。 |
さて、クモリ・拭きキズが多いこの個体、どんな写りを見せてくれるのでしょう…!さっそく撮影してみます!↓↓
【実写】
絞った状態の近景。コントラストが強い被写体のせいもあってか、そこまで気にならない…?
絞った状態の遠景。光の当たったビル部分がフワッとした写りになっていますね。
絞りを開けると影の部分もやわらかくなってきます。
日陰での撮影。光の当たったところが印象的に浮き上がります。
日向では白昼夢のよう(・v・)!
開放・ハイキー気味で撮るとフィルム風にも見えます。
光を意識しつつ、ボケ感(空気感)を取り込むつもりで撮影すると楽しいかもしれません。
夜間撮影。暗い中ではより一層ムードが増しますね ( ・∀・)
喫茶店でもフィルター加工要らず!
【まとめ】
レンズ全面やコーティングまで剥がれた拭きキズがあるものは、やはり写りに大きく影響することがわかりました…!
しかし、高画質ゆえに“ハッキリと写りすぎる”写真に飽きてしまった人、雰囲気のある写真を撮りたい人にはピッタリかもしれません(`・v・)
良いコンディションのものに比べてお値段を抑えられるのも高ポイント!
表現によっては状態のいいものすべてが“良いレンズ”とは限らないので、みなさんも是非、遊びや作品作りに、“チリ・クモリ・拭きキズのあるレンズ”をお試しください!