こんにちは、カメラのナニワあべのand店の中村です。
日毎に秋が深まっているこの季節。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今回は大阪府枚方市の「市立枚方宿鍵屋資料館」へ!
ここは枚方きっての料亭で料理旅館であった「鍵屋」の建物を利用した歴史資料館です。
枚方は、江戸時代“京街道”の宿場町でした。
そして枚方は、伏見と大坂を結ぶ淀川舟運の中継港でもありました。
「鍵屋」は、江戸時代には淀川往来の船を待つことができる宿「船待ち宿」としても繁盛しました。
近代以降は、料亭・料理旅館として、平成9年(1997)まで営業を続けていました。
「鍵屋資料館」は京街道や淀川を往来する上で、重要な場所であった「枚方宿(ヒラカタシュク)」の歴史を伝える資料館として平成13年(2001)7月に開館しました。
市の史跡に指定されている敷地内には、江戸時代の町屋「主屋(シュオク)」と昭和の初めに建てられた「別棟(ベツムネ)」の二つの建物があります。
鍵屋「主屋」は、分化8年(1811)建築の町屋で枚方市有形文化財に指定され、敷地は史跡に指定されています。
「別棟」は昭和初期に建築されたもので、1階には枚方宿関係の史資料や発掘遺物、民俗資料、模型を展示しています。
別棟2階の大広間では、歴史講座や伝統芸能の公演、ものづくり教室などのイベントを開催しています。
この日は私の孫達の七五三の前撮りのために利用させていただきました。
※通常はイベントやランチで使われていますので、撮影で利用される場合は事前に資料館に相談してください。
(※作例写真の撮影は2020年10月17日です。)
■■撮影スポット■■
☆鍵屋資料館
f6.3 1/100 ISO100 27mm(35換算43mm)
鍵屋の入り口で記念撮影
■鍵屋資料館の主屋
枚方市の有形文化財にしてされています。
江戸時代後期の建築で宿屋として営業していた当時の様子を再現しています。
ここには、商売の工夫が随所に見られます。
■鍵屋資料館の別棟
ここは、別棟2階にある63畳の大広間です。
昭和初期に建てられ料亭時代には宴会や結婚式に利用されました。
豪華な織上格天井(オリアゲゴウテンジョウ)にアンティークのシャンデリアとレトロモダンな雰囲気を味わうことができます。
大広間で記念撮影
窓の外には淀川を眺めることができます。
事前に予約すると大広間でランチをいただくことができます。(※現在、新型コロナウイルス感染防止対策のため、もてなし営業は休止しています。)
別棟2階にある笹の間
大広間横の廊下でパチリ
別棟1階にある電話枚方六番
鍵屋の周辺には枚方宿の面影を残す建物が残っています。
※企画展示は原則として撮影禁止です。
※撮影時のストロボ・三脚等の使用は禁止です。撮影マナーを守りましょう。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクの着用など予防対策をお願いします。
■アクセス■
☆大阪府枚方市堤町10-27
電車 京阪電車 枚方公園駅から西へ徒歩5分
※公共交通機関を利用ください。
※今回の撮影機材
・キヤノン EOS 80D/EF-S15-85 EF70-200/2.8LIS