初めての(/・ω・)/大判カメラ!!その①

こんにちは!!レモン社新宿店勤務になりました石井です(/・ω・)/

10月から新宿店に出戻って参りました!!!!

気付けばもうハロウィンも終わりまして世間様はクリスマス。

イルミネーションの時期になりましたね。

今年は撮影にいきたいなぁと思ってるんですが、いかんせん寒がりなので…

着込みすぎてベイ〇ックスとかミシュ〇ンタイヤによく似てると評判の私です。


さて、今回は触ったことはあるけど実際に撮影したことが無かった大判カメラについて書いてみました。

やったことないのに記事書くの?ってお話ですが!!

大判カメラユーザー様のお力を盛大にお借りいたしました!!よ!!!ね!!!!

本当にお世話になりました…なりました…ありがとうございます(ジャンピング土下座)

想像以上に世界が広くて深かったのでほんの入口までのあれやこれやになりますが、初めてのお使いよろしく温かい目で…見ていただけると…うれしいです…

(ここおかしいぞ!!という箇所がありましたらこっそり教えてください)

そうそういつものように題名いじりしようと思ったんですけど、いたずらに時間を消費しただけで何の成果もあげられませんでした!!!!

ところで来年スプ○ガンのアニメがやるらしいんですが、AK○RAはやらないんですかね???

あれもこれもとモリモリしたらそこそこ長くなりましたことを先にご報告しておきます。



以下いつもの↓


~Index~

『初心者による大判カメラ入門編~門までが断崖絶壁~

①初めての大判カメラ

②大判カメラとは

③大判カメラの特徴

④大判カメラで使うレンズ

次回予告


≪①初めての大判カメラ≫          

Q,何で触ってみようと思ったの?

A,皆もすなる大判カメラというものを我もしてみんとてするなり

いやー私の周り大判カメラユーザーの方が多くてですね。

皆さんバシバシ法具展開されてまして。

出来上がった写真をよく拝見させていただくんですけど、めちゃくちゃ綺麗なんですよぉぉぉぉぉぉぉ。

これは一度やってみたいなと。

軽率に行動に移した所存です。うっす。

思い立ったが吉日。サラダ記念日。

ジャストアイディアで動くことに定評のある私です。

が!!!!

35㎜判とか中判とかなら万年初心者の私でもこう・・・ね???

どうにかこうにかなるんですけど(ならない時も多々あるでござるがそれはそれ)

大判カメラのこと撮影に関してはマジでマジで未知の世界過ぎてですね。

有識者の方にエマージェンシーコールを飛ばしました。えぇ。

いきなり連絡したのに快くOKしてくださりありがとうございます!!!

そんでもって撮影した写真は現像してますなうなので、

今回は入門編の門までのお話です。



≪②大判カメラとは≫          

さて、まずは大判カメラとはなんぞや?というところからです。

オッケーGoo△le!!『大判カメラとは?』

『大判カメラとは4×5インチ以上のシートフィルム(カットフィルム)を使用するカメラの総称である。』byWiki〇edia

なるほど???


2-1大判カメラの種類                   

大判カメラは大きくビューカメラとテクニカルカメラ(フィールドカメラ)に分かれます。

①ビューカメラ

1本のモノレールの上にレンズ部とフィルム分が蛇腹で繋がっているカメラです。

重くて携行性はあまりよくありませんが、

セット後の操作性や使用レンズの自在性、アオリ量に優れています。


②テクニカルカメラ(フィールドカメラ)


テクニカルカメラは別名フィールドカメラと言われています。

重量も軽いため、風景写真などに向いています。

テクニカルカメラはここから更に細分化されます。

(1)金属製テクニカルカメラ

(2)木製テクニカルカメラ

(3)樹脂製テクニカルカメラ

写真を全部載せられたらよかったのですが…済みません( ;∀;)


≪③大判カメラの特徴≫         

次に大判カメラの特徴をご紹介します。

①大きなフィルムによる情報量の多さ

最初に4×5インチ(102×127mm)以上のシートフィルムを使用すると書きましたが、4×5・5×7・8×10・8×20・11×14・12×20・14×20・16×20・20×24等のフォーマットがあります。

20×24インチは508x610mmなので…A2よりも大きい…え…でっか!!!!


②アオリ撮影でピント面の調整と形の修整が出来る

Goo△le!!Goo△le!!『アオリの定義is何???』

『垂直であり、かつ中心が一致している、カメラのレンズの光軸とフィルムや撮像素子の観光面を意識的にずらしたり傾けることをいう。』byWiki〇edia

はーん???

Q,どういうときに使うの?

A,遠近による被写体の歪みを補正したり、斜めの被写体に対して広範囲にピントを合わせたい時に使います。

まず本とかネットによって『あおり』と『アオリ』があって口からエクトプラズマが出そうになりました。

簡単に言うとPCレンズとかTSレンズの機能拡大版ですね。

んで、レンズボード側での操作には『フロント』、フィルムバック側での操作には『リア』を付けて呼ぶらしいんですが、文献によってはフィルムバック側は『バック』ってなってて心の中の幼女がもう泣きそう…

どっちやねん。

このフロント側とリア(バック)側とでアオリの調整をします。

ⅰ)フロント側を動かすことでピント位置が変えられる

ⅱ)リア(バック)側を動かすことで形の修整が出来る

並木道の奥から手前までピントを合わせたり、上がすぼまってる建物の形が修整できるんです!!

このアオリについてはその②の記事で!!詳しく!!書けたらいいなと!!!!

文章にすると難しいんですよぉぉぉぉ

私の語彙力+文章力が低いってのあるんですがぁぁぁぁぁ

なので、さらっと…さらっと…次に進みます…

③接写撮影が出来る

大判カメラの特徴でもある蛇腹。

この蛇腹がレンズとフィルムの間にございます。

蛇腹が伸びるという事は中間リングが装備されてると一緒でして、

接写撮影ができます!!!!!


≪④大判カメラ用のレンズ≫        



ようやくレンズまで来ました!!!!!

詳しく書くとここだけでどえらい量の文章になるので、さくさく行きたいと思います。

まず、大判カメラの焦点距離を35mm判換算すると4×5だと0.28倍、8×10だと0.14倍になりまして‥・4×5だと180mmのレンズが換算52mmに…なります…ひぇ…8×10だと360mmのレンズが換算52mmに…ひょぇ…

そしてレンズを嵌める為のボードはカメラによって異なるので、どのカメラを使うかによってボードも変わります。

さらにレンズの焦点距離やF値やレンズの設計によってシャッターも…変わり…ます…

この辺詳しく書くと…以下略…先に進みます(/・ω・)/

んでですね、同じ焦点距離のレンズでもイメージサークルの大きさが違うんですって!!!

『君が何を言ってるのか分からないよカ〇ル君…』

いやもう心の中のシ〇ジ君が叫んでおります…遺言か??遺言なのか???

えーイメージサークルとはレンズを通った光が結像する範囲のことでなんですが、

この大きさがレンズによって違うと。

おん???

なんで違うの??って思うじゃないですか。

イメージサークル、昔は今ほどの大きさじゃ無かったらしいんです。

各メーカーのページを漁ったんですが、技術の進歩でどんどん大きなイメージサークルのレンズが出来きて、アオリ撮影の自由度が増して行ったっていうのが正解?なのかな??

なんで大きなイメージサークルがあるとアオリの自由度が増すかというと、大判カメラの特徴でもあるアオリをやる為には光軸をフロントとリアでずらすので…イメージサークルに余裕がないと上下左右に動けないんですね。

(包括角度とか色々あるんですが、文章にすると上手く説明できなかったのでぬるっと先に進みます…その②で上手く説明出来たらいいよねハ〇太郎!!!ヘケッ!!!!!) 

このイメージサークルの大きさは、各メーカーのレンズ情報に記載があります。

でですよ。

大判カメラのレンズはレンズとシャッターとボードの組み合わせなので、

カメラ本体の蛇腹がレンズ鏡胴の役割を果たします。

あの蛇腹がみょーんっと伸びてピントを合わせるんですね。

ので、蛇腹の最長距離以上のフランジバックが必要なレンズを使用する際はレールを継ぎ足したりします。

BU☆TSU☆RI(/・ω・)/

さらに蛇腹の長さはカメラによって異なる+レールを継ぎ足せるカメラと継ぎ足せないカメラがあるので、注意が必要です…です…

レンズによって使えるボディが決まり、ボディによって使えるレンズが決まるという。

鶏が先か卵が先かみたいですね(初心者の感想)


≪次回予告≫              

ここまで書いてすでに息切れしてるんですが!!!!!

書いては消し、書いては消しの繰り返しでまさに樹海( ;∀;)

めっちゃグルグルしましたwwwwあははははははwwwwww

本当は使い方とかまで書きたかったんですが、あまりにも沼が深くてそこまで辿りつけませんでしたよね!!!!!

誰ですか軽率にやってみようとか言ったの…私ですよ。

今回で「なるほどあの写真はこう撮ってたのか」という発見と、

使いこなしてらっしゃる大判ユーザーの皆様のすごさが分かりました。

その②では使用した大判カメラとの紹介と使い方、実際に撮影した写真のお話になります。

最後まで走り切れるよう頑張ります。うっす。

それではまた次回のブログで!!

まだ紅葉撮影間に合うなら滑り込みたい撮影したいですね~


新宿店 石井


≪参考文献≫

ワイズクリエイト 『大判カメラマニュアル』木戸喜一著

≪Special Thanks ≫

大判カメラ有識者のKさん