こんにちは。カメラのナニワ 梅田中古買取センターの喜田です。
毎日寒くて家から出たくないこんな季節ですが……。冬といえば、やっぱりイルミネーションではないでしょうか。
夜にキラキラ輝く電球、うまく撮れればインスタ映えも間違いなしです。
【NIKKOR Z 85mm /1.8 S-Line】
今回は、ニコン Z6 IIとNIKKOR Z 85mm /1.8 S-Lineを使ったイルミネーション撮影の作例をお見せしていきます。
先日発売され、大好評を頂いているミラーレス一眼 Z9。
今までとは一線を画す性能と高画質を兼ね備えこのカメラを支えているのが、ミラーレスのために新たに専用設計されたニコン Zマウントレンズ。
レンズのフランジバックを短くすることで設計に自由度を持たせ、多種多様なレンズ群が続々と登場してきています。
こちらNIKKOR Z 85mm /1.8 S-Lineを用いるメリットは、以下の2点です。
①描写性能
F1.8が持つ美しいボケ味とともに、絞ればボケ感だけではない非常にシャープな画を写し出すなといった印象です。
ナノクリスタルコートによるクリアかつ、メリハリのある高い描写性能を発揮します。
②コスパに優れる
中望遠レンズは、ポートレート撮影などにも使用することが出来ます。
中望遠レンズは概ね75mm~135mm付近のレンズのことを示します。望遠域になるほどボケ量が大きくなります。
しかし、望遠レンズでボケ量が大きくなるレンズほど、画角が狭かったり、レンズの重量が増えたりと取り回しにくくなります。
開放値1.8でボケること、絞りを絞れば性格の異なる、非常にシャープな画が手に入れられるということでコストパフォーマンスの高いレンズであると思います。
それではこちらのレンズで活かせるテクニックもご紹介して参ります。
◆前ボケを生かしたネオン演出
手前に電灯がある状況で奥のイルミネーションにピントを合わせると、前ボケが発生して幻想的な画になります。
中望遠かつF値の明るいこちらのレンズで活かしやすいテクニックです。
◆色温度の設定で雰囲気をコントロール
通常のホワイトバランス、AWB(オートホワイトバランス)の設定では、LEDや街灯の色味が正しく写らないシチュエーションを多くの方が経験したかとおもいます。
それはデジタルカメラ特有のものであり、写真の色味すなわち白の色を正しい白色として描き出そうとするため、LEDや街灯の色を打ち消してしまいます。
近年のデジタルカメラの中には、オートホワイトバランスの項目で「色味を残す」といった項目がある機種もあります。
この機能を用いてもいいですし、あらかじめ好みの色味に設定をした上で撮影することをおすすめします。
◆多重露光機能はイルミネーション撮影にぴったり!
ピントの合った写真に光の玉ボケを重ねると、オシャレな写真ができあがります。
最近はスマートフォンでも充分明るい夜の写真が撮れますが、ボケを活かした写真を撮るのはまだ少し難しいです。
こういうシチュエーションでは、写真撮影に特化したカメラとレンズにまだ優位性があると思います。
また、内容に一部重複がありますが、こちらのブログもイルミネーション撮影のご参考になさってください。
イルミネーションを撮影しよう!【How to】
いかがでしたでしょうか。
Z7からZ50、Z fcなど様々なZシリーズのカメラ・レンズ群を取り揃えています。
ここまでお読みいただきありがとうございます。この記事についてのお問い合わせは、カメラのナニワ梅田中古買取センターの喜田まで。
今後もより良いサービスを提供できるよう日々努めてまいりますので、引き続き変わらぬご愛顧を賜りますよう何卒宜しくお願いいたします。