みなさん、こんにちは!!
レモン社銀座店の茂木です。
今更ながらですが、本年初のブログ更新です。今年もゆるゆると、やってまいります。
レモン社銀座店に遊びに来た際は、お声がけください(≧▽≦)
さて……今回は、少し前に発売されました商品のご紹介です。
MS-OPTICS APOQUALIA1.3/35ⅡSLIMを作例とともにご紹介させていただきます(≧▽≦)
弊社のTwitterでも入荷告知していますね。
レモン社横浜店です。MS-OPTICさんのAPOQUALIA1.3/35ⅡSLIM、2色緊急入荷しました♪画像は沈胴から引き出してフード装着した状態です。こんだけちっちゃいのに、そのボケ味ったら奥さん・・・凄いのよ!是非試してみて!店内試写OKだから!#レモン社 pic.twitter.com/0oy9S157AK
— レモン社🍋 (@lemonsha) December 24, 2021
1、概要
こちらのレンズ、ライカのエルマー50mm/2.8や、ズマール 50mm/2のように、沈胴式のレンズです。
大口径 F1.3でありながら、実はこれでも重量72g。女性の私ですら、めちゃくちゃ軽く感じました。
上の写真は黒鏡筒のものですが、ブラス(真鍮)も一部店舗で取り扱いございます。
レンズ仕様は、4群6枚構成で、全8面のマルチコート。
ライカMマウントのレンズですが、最短撮影距離は0.6m・距離計連動は0.8mまでとなっております。
なお、現在レモン社 新宿店・秋葉原店・横浜店にて店頭販売中となっております。詳しくは店頭で、お手に取ってご確認ください(*'▽')
※ライカ純正レンズ同様、ボディに装着したまま沈胴を縮めるとセンサー干渉の恐れがありますのでご注意ください!
2、作例
それでは、今回はフィルムでの作例をお見せしていこうと思います。銀座店在庫のライカM4のボディを使用いたしました(≧▽≦)
(茂木、レモン社に働き始めて早4年目……で、ライカ使用するの初めてじゃない…?なんて、思ってしまった、そこのあなた!!)
まさしくその通りです!!
今回、ライカを初めて使わせていただきました(*'▽') フィルムはKodak GOLD200を使用しております。
さて、F1.3でかなりボカして撮影できる!!と意気込んで撮影に向かったのですが、なかなかに難しいことが分かりました。
というのも、35mmの距離感を私自身が掴めていなかったのもあるのですが、二重像でピントを合わせられるまでに、かなり苦労しました(>_<)
ライカM4+MS-OPTIC APOQUALIA1.3/35ⅡSLIM (F1.3)
こちらのカット、完全にピンボケでございます(´;ω;`)
ただしお分かりいただけるでしょうか……?? なんという強烈なぐるぐるボケ!!
さすが……と言うべきなのでしょうか、F1.3 でのボケ感はすさまじいものがあります。
以下、絞り値を変えて撮影したものです。ライカM4+MS-OPTIC APOQUALIA1.3/35ⅡSLIM (F2)
ライカM4+MS-OPTIC APOQUALIA1.3/35ⅡSLIM (F2.8)
F2~F2.8にしていても、まだだいぶぐるぐるボケ感は残っております。空間が歪んでいるみたい……。
それにしても、ピントの合っている部分のシャープながら柔らかい写りはたまらないですね(*'▽')
ライカM4+MS-OPTIC APOQUALIA1.3/35ⅡSLIM (F4)
ライカM4+MS-OPTIC APOQUALIA1.3/35ⅡSLIM (F5.6)
ライカM4+MS-OPTIC APOQUALIA1.3/35ⅡSLIM (F8)
F4ぐらいまで絞るとすっきりシャープな写りに。なかなかにスナップ写真には持って来い!!なような感じですね(≧▽≦)
また、マルチコートなので発色も良好、花の色がすごく綺麗に出ています。
3、まとめ
いかがでしたでしょうか?
F1.3~F2.8ぐらいまでのぐるぐるボケが発生して溶けていく感じ、好きな方にはたまらない一本ではないでしょうか(*'▽')
その後、巣鴨や谷中銀座までゆっくり撮って歩きました。
しかし、わたしが乱視で二重像でのピント合わせが困難だったことと、パララックス(視差)によってフレーミングにズレが生じたりなかなか難しく……。
デジタルで撮影すればよかった、と後悔はしているものの、マルチコーティングの発色の良さはフィルムでの撮影のほうが良く伝わるのでは、と思います。
こちらのAPOQUALIA 1.3/35ⅡSLIMはレモン社 新宿店・秋葉原店・横浜店にてお取り扱い中ですので、ご覧になられたい方はお気軽にお尋ねください!!
さて、次回はなにを使おうかな…(*'▽')
以上、銀座店の茂木でした(*'▽')